2017年11月17日金曜日

ひょんなことから「はだし散歩」:素足でコンクリート遊歩道を1時間歩いてみる

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● ラブラドール・サッカー場脇の遊歩道


● ラブラドール・ホッケー場脇の遊歩道


● ホッケー場からガーバメント通りに向かう


● ガーバメント通りへ(車の通っている道)


● セントラル通りへ(車の通っている道)

 数日前のことである。
 散歩にでかけたら、途中でサンダルが壊れてしまった。
 どうするかと考えたが、どうでもいいやと思い、ハダシで歩くことにした。
 ちょうど、その場所は遊歩道になっており、そのなかでももっともコンクリートの表面が平滑な区間である。
 なんとかなるだろうと歩き始める。

 はだしで歩くというのはここではちょくちょくある。
 もっぱらビーチであるが。
 波打ち際をキュッツキュッツと音をたてて歩くのは実に心地がよい。
 海風も優しいし、砂の感触も穏やかである。
 時々、波が足の裏をくすぐることもある。
 よく芝生を歩くというが、これはとても怖くてできない。
 トゲのある草も生えていて危険がいっぱいだからである。

 オーストラリアには「ハダシ文化」がある。
 昔、日本からのお客に「はだしの人が多いでしょう、靴も買えないほど貧しいのです」と冗談を言ったら、「アっつ、本当にいる」とまともにとられて大慌てで修正したことがある。
 今は昔ほどいなくなった。
 でもまれにみることはある。
 ショッピングセンターなどでたまに見かけると、なんとなく和んでくる。
 これから夏場にかけてはそのハダシが多くなる。
 プール上がりにそのまま買い物に来ている人を見かけるからである。

 さて、コンクリートの上をはだしで歩くとはどうだろうか。
 もちろんわずかな距離ならどうということもないだろう。
 これが1時間となると、どうなる?
 まあこの時は10分少々だったので問題なかったが。
 コンクリートにもいろいろあって、表面が荒れている場合はきつい。
 打設のときのコンクリートの粘度のちがいだろうか。
 それとも打設後、すぐに雨に降られて表面が凸凹になったということもあろう。
 一番いやなのは木々の枝などが散乱している時である。
 大きいのは避けて歩くが、小さいのはどうしても見過ごしてしまう。
 これがグサリと足の裏にささる。
 といってもトゲのようにささるわけではなく、小石のように皮膚にめり込むのである。
 こういう場所にくると、注意を怠らないようにするのだが、それでも踏んでしまう。
 すぐに足の裏をはらって事なきようにするのだが。
 これ結構痛いのである。
 ちなみに言うと、アスファルト舗装はダメである。
 表面の凹凸がすこぶる大きい。
 足の裏には針の山ほどではないが「イタイタの山」に感じる。
 東京オリンピックだったか、アベベがアスファルト舗装のマラソンコース42kmをハダシで走ったというのは実に恐るべきと言えるだろう。
 コンクリートでも小石混じりの舗装はダメである。
 足の裏が耐えきれない。
 
 この10分少々のちょっぴり危険な冒険がクセになってしまった。
 ちょっとした身体と外界との痛みを挟んだ戦いでもある。
 素足とコンクリートとの感触がなんともいえずに面白いのである。
 痛いは痛いなりに面白さがある。
 翌日30分歩いてみた。
 いけるのである!
 足の裏の皮が破れ血が噴き出すのではないかと思ったが、そんなことはまったくなかった。
 足の裏の皮膚は意外に強い。
 「ハダシ健康法」というのを耳にする。
 でも私はそれには興味がない。
 というのは週1回16kmを走ることで十分な健康を消化していると思っているからである。
 これ以上のことは全くいらない。
 なのではだしで歩くというのは、ただ単に面白いからにすぎない。

 よーし、ならばというので大台に挑戦した。
 「1時間=4キロ」である。
 コンクリート舗装の上を1時間素足で歩くことである。
 なんと、楽に歩けてしまったのである。
 本当に人間の足はよくできている。
 文明人になっても鍛えればハダシになって生きていかれるのかもしれない。
 初めの頃に痛みを強く感じていたコンクリート表面の荒れもここまでくると半減とまではいかないがそこそこ和らいでくる。
 小枝などはダメである。
 
 さてそんな経過のあった今日であるが、いくら足底の皮膚が強いといっても、これまで軟弱に過ごしてきたのであるから、なにもなく済むわけがない。



  右足の親指と小指の付け根の皮膚は強いようであるが、その中間の皮膚は薄くやはり擦り切れてきた。
 また、薬指の先端も薄くなってきた。
 歩いていて皮が切れて血が出てきたではあまりにみっともない。
 そこで今日は自重して「1km=15分」でとめておいた。
 このくらいなら問題ない。
 左足には何のダメージも出ていないのはなぜだろう。
 ランニングだと右より左に出てくることが多いが、歩きは力の入れ方がちがうのだろうか。



  結果は写真の通り。
 親指と小指の皮膚は相応に強いが、その中間の皮膚は赤くなっており、柔らかいということである。
 しばらくしたら、ここの皮膚や筋肉も丈夫になり、すぐに1時間のはだし歩行が可能になるだろうと思う。 

 コンクリート道をはだしで歩けるのは年中ではない。
 夏の日向は表面が太陽にあぶられてとても熱くて裸足というわけにはいかない。
 朝夕ならできるかもしれない。
 だが冬のコンクリートは冷たすぎる。
 これは無理である。
 ということは1年のうちの半分くらいであろうか。
 
 余談だが「定準5km散歩」というコースがある。
 日課にしているコースで、ここをブラブラ・チンタラチンタラ歩くのである。
 健康ウオーキングでは速歩くらいがいいようであるが、そういう目的はまったくないのでのんびりノンビリ・テレンコテレンコと歩くのである。
 だから5kmでは1時間20分ほどかかる。
 この散歩の東の折り返し地点はラブラドール小学校前のノルムリックス公園のサーキット遊歩道ある。
 通ってみると昨日作業していたクリスマスツリーの設営完了していた。
 もうそのスシーズンがくるのである。




 さて夕方、これならいけそうだと判断して30分ハダシ散歩を実行した。
 問題はなかった。
 歩いた後の足の裏はこんな感じである。


 
 1時間ハダシというのはちょっとやりすぎで、30分くらいがちょうどいいのかもしれない。
 1時間ほどのコースで、そのうちの半分の30分くらいを素足で、ということになる。

  夜撮った右足の裏。



【翌々日】
 翌日は曇天時々にわか雨であった。
 散歩は日課にしているので出かけていった。
 遊歩道に入ってすぐに、強雨に襲われた。
 傘を持ってでたが傘では防ぎきれないほどの雨の量である。
 丁度手ごろな木があったのでその下で雨宿りをする。
 10分ほどで小降りになったのでまた歩き始めた。
 そして、あっと言う間に晴れてきた。
 とはいうもののハダシで歩くという状況ではない。
 雨風で叩かれた落ち葉や小枝、木の皮、木の実などが遊歩道に散らばっている。

 次の日に出かけた。
 1時間コースでうち30分強がハダシである。
 まだ木々の小片が散乱しているのでどうかなと心配していた。
 確かに非常に歩きにくくなっている個所もある。
 また逆に風雨に洗われているところもある。
 いろいろのようだ。
 ところで「ハダシで走る」という記事を検索して下記に載せておいたが、今日歩いていたときその実際を見かけた。
 若者であった。
 カカトから着地するヒップ走法ではなく、指の付け根から着地するフラット走法?であった。
 いくら指の付け根で走るとはいえ、つぶつぶ状のものを踏めば痛いものは痛いであろう。
 よくまあこんなコンクリートの上を走れるものだと感心するというか呆れるというか、衝撃であった。
 こんなことはとても私にはできない。
 考えるだけで震えがくる。
 これまでこうい人は見かけたことはなかった。
 日曜日なので特別なのかもしれない。
 
 さて前置きが長くなったが、ついに皮膚が擦り切れた。
 血が滲みはじめた。
 足の裏ではなく、薬指である。
 ということはどうも私の場合、ここに力が入るということであろう。



 さて明日はどうする。
 バンドエイドでも貼ってみるか、それともテーピングでもするか。
 それともやめて様子をみるか。
 親指下と小指下の間の状態は非常によくなってきており、もう問題ないだろうと思う。


 そしてその明日がやってきた。
 まずは左足薬指にバンドエイドを貼り、それをテープで二巻きにする。
 つまり計三重にした。
 これだけやっておけば、擦り切れても大丈夫であろうと思う。
 何かあったときのためにバンドエイドの予備も持っていく。



● バンドエイドの上にテープを二重にまく。

 素足でのスタート地点はオルセン・アベニューのマクミラン・ストリートのバス停である。
 ここまでは歩道を歩いて1キロほどである。


● ハダシ散歩の始点となるオルセン・アベニューのマクミラン・ストリートのバス停

 ここからちょっと歩くと左手に遊歩道入口がある。
 この遊歩道の正式名称は「ビゲラ・クリーク緑道(BIGGERA CK GREENWAY)」である。
 この緑道は3,4年ほど前に出来た。
 車社会の進歩により、デブとビヤダル製造機と化した社会に危惧を抱いたシテイ・カウンシルが歩道と自転車道の整備に乗り出したことによって造られたものである。
 ビゲラ・クリークに沿って、ここからゴールドコースト・ハイウエイの裏手にあるラブラドール・フットボールクラブの横まで続いている。
 30分での素足区間はその中間になるセントラル・ストリートまでである。


● ビゲラクリーク緑道入口

 画像のこんもり茂った木だが、それが一昨日雨宿りした木である。
 この木はモミのような葉をしていて、この下にいると雨が落ちてこない。
 枝葉が上に向かっており、葉の細さから茎へ、枝へと雨水が流れていってしまうようである。
 広葉樹だと葉にたまった雨粒がポタポタ落ちてくるので雨宿りには少し不適であるが、この木は絶好である。


● アスファルト道路を横断するときは、痛さを我慢しないといけない


● ガーバメント・ストリートを横切ってセントラル・ストリートへ向かう
 セントラルで折り返して戻ってきて、ここでオルセン・アベニューから約30分である。


● セントラル・ストリートの折り返し


● ガーバメント・ストリートへ戻って終点

 細かいところをいうと、31分から32分の間くらいである。
 なを、遊歩道に行くための歩道は行き帰り合わせて29分から30分くらいになる。
 よって、合計では61分から62分くらいになる。

 30分歩いた後はこんな感じである。
 テープ1枚も擦り切れることはなかった。



  これならバンドエイドを貼るだけで十分もつであろうと思う。

 夕方、バンドエイドで挑戦した。
 まったく問題はなかった。
 だが、今度は足の裏が擦り切れた。
 ここは大丈夫だと思っていたのだが。



 テーピングテープを貼ってみたが、明日はこれでまた挑戦すべきか、それとも皮膚を休ませるべきか?




 このブログはなかなか終わらない。
 少々、飽きてきているのであるが。
 その明日である今日だがテーピングが途中で剥がれては身もふたもないと思いサンダルではなくスニーカーで行くことにする。




● バス停のベンチで素足になる。


● 歩いてみる

 まったく問題なかった。
 擦り切れもしなかった。


● 歩き終えたがテープに穴は開いていない

 
● 足を洗った後
 
 ということはハダシが怖いとおもうような場合は、テープを指下の肉球とカカトに貼ってみるのも一つの方法でもある。
 どのくらいの効果があるものであろうか?

 夕方、時間を作って試してみた。




 バス停でテーピングする。
  ぐるりと部所を囲むように貼る。
 いよいよスタートである。
 歩き心地はどうか。



 イヤー、すばらしい!!
 コンクリートの荒れた表面などなんのそのである。
 グングン歩ける。
 米粒のような木の実がささっても皮膚に届く前に自然に落ちてしまう。
 特にカカトで発生する痛みが格段に少なくなる。
 これはいい。
 素足ウオーキングにはお勧めである。
 と言ってもやる人はいないであろうが。
 日本ではまずそんな場所がない。
 30分の予定だったが、ついつい興にのり40分以上(3キロほど)歩いてしまった。
  

● 歩き終わったあとのテープの状態
 黒い部分は擦り切れが進行している場所である

  なを、テープは下記のものである。

 
● 「ニチバン」 battlewinテーピングテープEL50F





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2017年11月15日水曜日

16km走:1時間42分50秒 「スーツ・マラソン」??

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 4時少し前に目が覚めた。
 そのまま起きて用意をして出かける。
 入念に準備体操をして、4時半にスタートする。
 日の出まえである。
 5kmを33分半ということは、キロ6分半での5kmより1分ほど遅い。
 風もなく気温もそこそこ低く、朝陽もきつくない。
 体調も良くはないが悪くもない。
 キロ6分半でいけそうな感じである。
 それで16kmを走ると「1時間44分」である。

 少しづつ体が動くようになる。
 10kmで「 1:05:14」というのはキロ6分半よりわずかに遅れている程度である。
 これなら十分にキロ6分半はきれるだろう。

 15kmでは40秒ほど上回る。

 無風で護岸歩道の1kmをほぼ6分で走る。
すごいことである。
 トータルでは前回より1分いい。
 好調を持続しているということであろう。
 



【 11月15日 16km 1時間42分50秒 キロ6分26秒
1km     6:42
5km    33:33      33:33
10km    31:41    1:05:14
15km    31:35    1:36:49
16km     6:01     1:42:50

【 11月08日 16km 1時間43分49秒 キロ6分29秒
1km     6:46
5km    34:30      34:30
10km    31:51    1:06:21
15km    31:16    1:37:36
16km     6:13     1:43:49


【スーツ・マラソン】

サーチナニュース 2017-11-14 10:12
http://news.searchina.net/id/1647864?page=1

スーツ姿の日本人が上海マラソンを3時間10分で完走
・・・中国ネットから驚きと称賛の声

 11月12日に上海国際マラソンが開かれ、世界のトップランナーからマラソンを愛する市民愛好者まで大勢のランナーが、世界的な大都市である上海の街を駆け抜けた。
 中国メディア・今日頭条は13日、スーツ姿で参加してフルマラソンを完走した日本人ランナーがいたことを伝えた。

 記事は「先週日曜日に行われた上海マラソンで、日本人がスーツにネクタイという姿でフルマラソンを走り切った。しかも3時間10分23秒という素晴らしいタイムでだ」としたうえで、A11295というゼッケンをつけてスーツ姿で走る様子を撮影した写真を紹介。この人物が日本からやってきたKazuyuki Tadaさんであるとした。

 また、日本国内では以前「公務員ランナー」として知られる川内優輝選手が市民マラソン大会にスーツ姿で参加、ハーフマラソンを1時間6分というタイムで完走し、スーツでのハーフマラソン世界記録を更新したことがあると説明している。

 マラソンをする格好とはかけ離れたスーツ姿の日本人ランナーに、中国のネットユーザーは大いに驚いたようだ。
 「スーツに革靴で走るなんて、すごい」、
 「民族うんぬんという話はさておき、敬服する」、
 「スーツが運動服になることを証明したね」、
 「日本人は体質が優れている。それに引き換え中国人はどんどん悪くなっていく」、
 「日本人の行動は本当に理解しがたい」
といったコメントを寄せている。

 また、日本の激しい通勤ラッシュを知っていると思われるユーザーからは「毎日通勤で電車に急いで乗ることで鍛えられたのだろうな」という感想も見られた。


 スーツでマラソンを走ることはできるが、革靴でというのはどうだろうか。
 いくら足を鍛えたからといって、耐えられるものではない。
 絶対に足を壊してしまう。
 そこで調べてみたら、そういう靴がアシックスによって製造販売されているのである。
 まさに「驚きモモノキ」である。


http://www.asics.com/jp/ja-jp/walking
http://www.sankei.com/economy/news/140307/ecn1403070001-n1.html 
http://torapple.com/asics-run-walk/
【アシックス・ランウオーク・シューズ】
フルマラソンを走破。スポーツシューズとビジネスシューズが融合フルマラソン42.195キロ走れる革靴 
見た目は革靴、中身は運動靴です。

 特別仕様であり、やはりそれ用に作られた靴だ、ということのようです。
 何か「K1」の須藤元気のグループメンバーが履いていそうな感じがしてしまう。
 そのうち「スーツマラソン選手権大会」が開催されるかも。

  記事にある川内優輝のスーツ・マラソンのハーフの動画は下記になります。



http://therun.jp/3729
第一回久喜マラソン スーツで激走する川内優輝選手
2016.03.14 ARUNNER

2017年11月14日火曜日

焼き芋ができないサツマイモ:

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 ここにはサツマイモによく似たイモがある。
 普通にスーパーで売っている。
 形は大きなサツマイモそっくり。
 しかし中身はまったく違う。
 水っぽくホカホカさがない。
 ならばと思って枯れ葉を山のように集めて燃やして、その残り火のなかに小一時間突っ込んでおいた。
 さてできたかな、と思って取り出してみたが、表面が焼けただけで中はグズグズであった。
 以降、ここのサツマイモにはまったく期待しなくなった。
 オーストラリアのサツマイモはスイートポテトという。


JETRO 日本貿易振興機構(ジェトロ) テレビ番組「世界は今」
放送日:2017年11月08日
https://www.jetro.go.jp/tv/internet/2017/11/9a511715c43321fc.html


●【テーマ】食料輸出大国オーストラリアが求める日本食品(2017年11月8日)
ビデオを再生する再生

食料輸出大国オーストラリアが求める日本食品

 好景気が続くオーストラリア。
 個人消費も旺盛で、都市部のレストランは多くの人で賑わう。
 日本食はというと、巻き寿司がファストフード感覚で売られているなど、浸透している様子がうかがえる。
 また、地元料理の高級レストランにも、醤油(しょうゆ)をはじめとした日本の調味料を使うところが出てきている。
 実際、日本からの食品輸出は徐々に増えているが、食料の自給率が高く、輸出大国でもあるオーストラリアに、はたして日本食品に対するどのようなニーズがあるのか。
 冷凍焼き芋など、自社食品を売り込む日本企業を追った。


●予備 早送りになっています



読売新聞(YOMIURI ONLINE) 発言小町
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/0924/446385.htm

🔷海外。さつまいもがまずい!

 オーストラリアです
 うちではスイートポテトを天ぷらにしています。
 日本のさつまいもの天ぷらと同じ要領で、輪切りにして、ころもを付けて揚げるだけです。
 天つゆ(そばつゆを薄めたものですが)を付けて食べれば、甘さが少ないのもそれほど気になりません。
 お芋がアタリの時は結構甘みがあります。
 うちでは家族の好物です。
 変かな?

 あ、グラタンにポテトの代用として入れてみたこともあります。
 家族の苦情もなく普通に食べられました。

 でも、日本のサツマイモやカボチャ、恋しいな~と思うこともあります!
 (こちらはカボチャもまずいです)

2017年11月8日水曜日

16km走:1時間43分49秒 強い追い風を味方に

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 ここ3,4日ほど夜になると雨が降る。
 ときに、強烈な雷雨ということもある。
 遊歩道には昨夜の雨がところどころ水たまりを作っている。
 曇天模様で陽射しはまったくない。
 風が強い。
 枝葉が揺れている。
 風に混じってときどき霧雨も落ちてくる。
 今朝は早く起きた、というより時計を見たら4時過ぎであった。
 もう一度ねるとヤバそうなので、そのまま用意をして出かけた。
 4時半になるとほのぼのと明るく走るのに支障はない。
 準備体操などしてスタートは4時40分である。
 まずは南へ向かうが、風は南からで向かい風になる。
 この状況だとタイムの期待はできない。
 1kmが前回より20秒遅れ。
 キロ6分45秒で行って1時間48分といったところか。
 5kmは34分30秒である。
 終盤の5kmならいざ知らず、入りの5kmスプリットが34分台というのは、盛夏時のランニングを別にすればあり得ないものである。
 限りなくキロ7分に近い、6分54秒である。
 それほどに風の影響を受けたということでもある。
 
 中盤の5kmはほぼ追い風になる。
 風が止まったように感じる。
 額に汗が浮かぶ。
 中間点を過ぎるころから風の強さも薄すらいでくる。
 雲の切れ目もできそこから青空がのぞく。
 10kmでの5kmははじめの5kmより2分40秒ほどいい。
 キロでは6分23秒である。
 さすがに追い風である。

 ラストの6kmは前半追い風、後半向かい風になる。
 北の折り返しを回ると、残り3キロほどになる。
 ということは向かい風で走り始めた時の半分ほどの強さに落ちている。
 最後なので全力を傾注して走る、ということになるが、走れる力が残っていて言えることである。
 でも今日はそれが残っていた。
 この5kmは中盤のそれより30秒以上もいい。
  
 さて最後の1kmはいつものように内海沿いなので風はモロに向かってくる。
 帽子は飛ばされてもつまらないので、脱いでてにもって走る。
 足はスムースに動く。
 トータルでキロ6分30秒を目指して必死である。 
 結果として6分13秒、向かい風でこのタイムはすごすぎる。
 
 10秒ほどの余裕を残してトータル6分30秒を切った。
 走り始めたときのタイムからは想像できないほどのものである。 

【 11月08日 16km 1時間43分49秒 キロ6分29秒
1km     6:46
5km    34:30      34:30
10km    31:51    1:06:21
15km    31:16    1:37:36
16km     6:13     1:43:49

【 11月01日 16km 1時間43分25秒 キロ6分28秒
1km     6:25
5km    32:49      32:49
10km    32:21    1:05:10
15km    31:50    1:37:00
16km     6:25     1:43:25

 なを、今日は一日強い風が吹いたりやんだりの日であった。


【パークランド11月イベントカレンダー】






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2017年11月6日月曜日

海外で「日本酒」が本格的に造られ始めた理由:アメリカ産日本酒は輸出量の3倍

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 私に酒の味などわかり様もない。
 単においしいと思えて、酔えればいいだけである。
 フジマートで日本酒が買えるようになってからそれまで安ワインのカスクから完全に箱の酒に乗り換えてしまった。
 もちろん高い酒も置いてあるが、箱の酒で十分である。
 だいたい箱の酒は純米酒が多い。
 根がいやいのである。
 かっこ良さなど微塵もない。
 飲めればいいのである。
 それに日本酒が飲めるのに、なにもワインなど飲む必要もない。
 でもちょっと心配なこともある。
 酒量がガクーンと増えたのである。
 2リッターの箱の酒を週1本半から2本ほど飲んでいた。
 今、それは3本になっている。
 一日5合といったところである。
 さて、これは多いのか、これでいいのか? である。
 まあ、残されたわずかな命なら、飲みたい時に飲んでオサラバしたいものだと思ってはいる。
 歌の文句に「朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上潰した」とあるが、庄屋さんほどの財なら「朝寝朝酒朝湯」では潰れない。
 身上を潰すのはバクチに女である。
 どうでもいいことだが。

 ちなみに書いておくと、できればぬる燗がいいのだが、面倒なので常温(すなわち冷や)でそのまま飲んでいる。
 冷やしても美味しいのだが、お腹が弱いので冷たいものはどうしても控えてしまっている。
 よってビールはほとんど飲まない。
 日本にいたころのお酒は一級二級という分類であった。
 この時の日本酒はアルコールと水あめを溶かして作ったもので、飲み過ぎるとひどく悪酔いする。
 また、こぼすとベタベタした。
 添加糖分の水あめのせいである。
 だから私自身も悪酔いをきらって、日本酒はたしなむ程度であった。
 こういうことから国内においても清酒離れが進行した。
 ウイスキーに行く人もいたが、多くは焼酎に行き、お湯割りがはやった。
 日本酒はみるも無残な姿に落ち込んでいった。
 この時、あるお酒が危機を救った。
 「越乃寒梅」である。
 アルコールも水あめも加えない酒が脚光を浴びたのである。
 ここから添加物を入れない地酒ブームが勃発する。
 純米酒が生まれ「米だけの酒」が生まれる。
 一級二級といった分類がこれで崩壊する。
 吟醸とかいう分類に変わっていく。
 今飲んでいる日本酒はまったくと言っていいほど悪酔いはしない。
 有難いことである。
 逆に言うとその分、飲む量が進むということにもなる。
 そして一日半升ということになってしまったわけである。

 そんなことで日本酒がらみの記事があるとついつい手が出てしまう。
 

ダイヤモンドオンライン 2017.11.6 芳賀 真:ジャーナリスト
http://diamond.jp/articles/-/148124

海外で「日本酒」が本格的に造られ始めた理由


●フランス・パリで10月7~9日に開催された日本酒イベント「Salon du Sake」
 
 ユネスコの世界文化遺産にも登録された日本食が、“ライト&ヘルシー”の代名詞として海外に広がる中、日本の国酒「日本酒」も世界に静かなブームを巻き起こしている。
 訪日外国人観光客が伸長するなか、「日本酒」のプレゼンスも拡大。
 「飲みたい」「知りたい」「学びたい」から、さらに大きな“日本酒愛”へと発展し、外国人が自国で「sake」を造る動きが生まれている。
(取材・写真・文/ジャーナリスト 芳賀 真)

🔷和食とともに世界に広がる日本酒
フランスで開催されたイベント

 イタリアの中華料理店に「サケ」があったので頼んでみたら、出てきたのは中国製の蒸留酒「白酒」だった。
 アメリカでは、おちょこに入った日本酒をビールに落とす「サケ・ボム」を見て、悲しくなった。

 日本酒といえば「あつあつに温めて飲む酒」と思われていることも多い。
 でもこれはすべて過去のお話。和食が世界に広がるにつれ、ようやく正しい日本酒が海外にも伝わるようになってきた。

 財務省関税局のデータによれば、昨年の清酒輸出金額は前年比11%増の156億円、輸出数量も9%増と、7年連続で過去最高を記録した。
 輸出先トップはアメリカ、次いで香港だが、ヨーロッパへの輸出も2ケタ増、なかでもフランスは母数こそ少ないながら4割増と伸長した。

 10年前と比べると、3倍以上に拡大している。
 そんなフランス・パリで10月7~9日に開催された日本酒イベント「Salon du Sake」でも、「日本酒新時代」の到来をひしひしと実感することとなった。

 4年前の初開催時にはわずか50アイテムほどだったのが、今年は350アイテム以上が出展された。
 来場者は3日間で4000人を超えた。
 主催するフランス人ユエ・シルヴァンさんは輸入元でも販売元でもなく、日本酒を世界に広げたいという熱い想いだけでこのイベントを続けている。

 「日本酒の普及には教育こそが何より大切」との考えから、ただブースを並べるだけの試飲会にとどまらず、「アトリエデギュスタシオン」と銘打った利き酒セミナーでは、パリを代表するパティシエ ジャック・ジュナン氏が勧めるデザートとのマリアージュや、羊のチーズやバニラアイスクリームの燻製、サフランやトウガラシなどのスパイスを効かせたフランス料理など、日本人には思いもつかないようなテーマで日本酒とのペアリングを提案した。

 今年ミシュラン2つ星をとったばかりのレストラン「Kei」のシェフ小林圭さんも、
 「フレンチに合わないかぎり、日本酒は定着しない」
との考えから、あえて日本風の料理を避け、
 「手取川」の山廃にシェーブルチーズのムース、
 「真澄 山花」に柑橘系のデザートを考案。
 「華鳩」貴醸酒×鳩とフォアグラのパイ包みも拍手喝采で迎えられた。

🔷どうすれば日本酒が広がるか
熱い討議も繰り広げられた


●イベントを主催するユエ・シルヴァンさん。10年にわたり日本酒の啓もう活動を展開

 このイベントはまた、ヨーロッパで日本酒を広げようと活動を続けるインポーターや販売店の情報交換の場でもある。
 「ヨーロッパ酒サミット」では、ヨーロッパ12ヵ国で日本酒をプロモートする方々が登壇し、どうすれば日本酒が広がるかについて熱い討議も繰り広げられた。
 「日本のお酒の魅力をどうすれば伝えられるか」
 「自国の文化にどう合わせられるか」
を話し合っている姿を見ていると、日本人の知らないところで日本酒の舞台が広がっていることを実感させられる。

 例えば、日本人は皆、紹興酒が中国のお酒であることを知っているが、その原料が何で、どのように作られているのか、どんな種類があるのか知る人はそれほど多くないだろう。
 海外における日本酒も、同じような位置づけといえる。
 ラベルを見ても日本語だけではちんぷんかんぷんだし、蔵元にしても海外市場にどう売ればいいのかわからない。
 でも、海外の「日本酒サポーター」たちは、自国の文化にあわせた日本酒の魅力を発信しようとしている。

 今回の「Salon du Sake」でも、フランスを代表するソムリエ グザビエ・チュイザ氏を審査委員長に迎え、フランス人によるフランス人のための日本酒のコンクール「クラマスター」を初開催した。
 授賞式では、フランス人から「日本酒は白ワインの脅威になる」とのコメントも飛び出した。
 同コンクールの審査結果はネットで見ることができるので、フランス人の味覚で選んだ日本酒の傾向を日本で確かめてみるのも面白いかもしれない。

🔷愛するがあまりに自分の国で“日本酒”を造る


●スタッフの家族もお手伝い。試飲グラスはワイングラスとおちょこの2種類を用意した

 だが今回一番興味をひかれたのは、日本酒を愛するあまりに「自分の国で日本酒を造る」造り手が増えていることだ(日本で造るわけではないので、正式には「日本酒」ではないのだが)。

 既にフランスには2つの酒蔵があり、準備中の蔵も3つ。
 日本から米を輸入するだけでなく、
 フランスの米どころカマルグで、日本の酒米をあいがも農法で育てる造り手すらいる。
 これまで、アメリカや中国など需要の大きな国に、日本資本による日本酒工場ができたことはあったが、今回の流れはこれまでとは違い、日本の資本は入っていない。
 ただ、好きだから。それだけで皆、日本酒を造り始めているのだ。

 アメリカでも、クラフトの聖地ブルックリンに11月、アメリカ産山田錦を使って造るクラフト日本酒の醸造所がオープンする。

 日本酒を愛するメキシコの富豪が多額な投資をして造った日本酒蔵「NAMI」の酒は、日本でも驚きをもって迎えられた。

 日本の資本協力もなく、日本酒を造り始めた彼ら造り手に共通するのは、ただ一つ。
 「日本酒が大好き」という思いだ。

 実をいうと、日本酒の輸出が増えたといっても、例えば輸出先トップのアメリカへの輸出量は約5000klだが、
 アメリカ産日本酒の生産量はその3倍以上の1万6000klを超える。

 日本食ブームに沸いたアメリカや需要の大きい中国などでは、「輸出するより安いから」という理由で、昔から「現地生産」という手段で日本酒を作ってきた。

🔷新しい「Sake」が世界を席巻する日も近い!?


●スペインで「絹の雫」を造るアントニオ・カンピンスさん。日本酒に関する著書もある

 今回の流れは、それとはまた違う。
 新しい造り手たちは、日本酒を「飲みたい」「知りたい」「学びたい」から、
「造りたい」と思い、その思いを実現させている。
 そして、「世界の日本酒市場には大きな可能性がある」という見解も一致していた。

 スペイン・バルセロナの大学で日本酒の講座を持ち、地元で日本酒「絹の雫」を造り始めたるアントニオ・カンピンスさんは、「スペインでは10年後、日本酒の消費が100倍になるはずだ」と期待する。

 彼が造るにごり酒には「トリュフを添えたクリーミーなスクランブルエッグが合う」し、純米酒には「地元の豆と肉のシチュー」がぴったりだと話す。

 日本酒に惚れ込んだフランス人オーナーが日本から杜氏を招いて今年から生産を開始する「Les Larmes du Levant」でも、
 「華やかな香りを持つ日本酒は、食事の邪魔になる。
 味と輪郭がはっきりしたクラシックな日本酒のスタイルのほうが、フランスでは受ける」
という考えから「フランス人の味覚に合う麹を選択したい」という。 


●ヨーロッパ初の酒蔵ノルウェー「裸島」のブロック・ベネットさん(左)

 日本では新しい世代の作り手が新しいスタイルの日本酒を提案し、新世代のファンを取り込んでいる。
 でも、海外の新しい造り手が造りたいのは、彼らの土地の風土や料理にあう日本酒、まさに「地酒」なのだ。

 ワインはもう、和食や中華などどんな業態でも置かれるようになっているが、日本酒を国酒とするこの日本ですら、日本酒を出すフレンチやイタリアンを見つけるのは難しい。

 それなのに彼らは、地元のレストランからまず、日本酒を広げようとしているのだ。

 日本人は昔から、海外の文化を独自に改良しながら、世界をあっと言わせるようなものを造り上げてきた。カレーやラーメンはもはや日本オリジナルだし、「ジャパニーズウイスキー」はその好例だろう。

 これから日本人が知らない、新しい「sake」が世界を席巻する日が来るのかもしれない。



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2017年11月2日木曜日

ミサゴ(魚鷹・オスプレイ):そしてオーストラリア・ターキー

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昨日、ゴールドコーストブリッジの北詰を走っていたら、オスプレイ(OSPREY)のヒナの声が聞こえた。
孵ったらしい。
 オスプレイは日本ではいろいろ米軍がらみに物議を醸しだしているが、ここでは純に鳥の話である。
 日本語では「ミサゴ 」である。
 「魚鷹」とも言われる。
 Wikipediaを抜粋する。


ミサゴ(鶚、雎鳩、雎、鵃。学名: Pandion haliaetus)は、鳥類ミサゴ科ミサゴ属の総称である。
 魚を捕食することから「魚鷹(うおたか)」の異名がある。
 1種または2種が分類される。
分布[編集]
 極地を除くほぼ全世界に分布する。
 ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の亜寒帯から温帯地域とオーストラリアの沿岸部で繁殖し、北方の個体はアフリカ大陸中部以南と南アメリカに渡って越冬する。
 日本では留鳥として全国に分布するが、北日本では冬季に少なく、南西諸島では夏に少ない。
 西日本では冬季普通に見られる鳥だったが、近年やや数が減少している。
 北海道ではほとんどの個体が夏鳥として渡来している。
●形態[編集]
 全長54–64cm。翼開張150–180cm。
 体重1.2–2kg。
 雄雌ほぼ同じ色彩で、背中と翼の上面は黒褐色、腹部と翼の下面は白色で、顔も白く、眼を通って首に達する太い黒褐色の線が走る。後頭部に小さな冠羽がある。
 嘴は黒く、脚は青灰色。
 タカ科と区別される特徴として、spicule と呼ばれる足の外側にある魚を捕らえるための棘、反転する第1趾(猛禽類ではミサゴだけである)、鼻孔の弁、密生し油で耐水された羽毛があげられる[1]。
●生態[編集]
 主に海岸に生息するが、内陸部の湖沼、広い河川、河口等にも生息する。
 水面をゆっくりと低空飛行し獲物を探す。
 単独かつがいで生活する。
 食性は肉食性で主に魚類を食べるが、爬虫類、鳥類、貝類を食べることもある。
 獲物を見つけると素早く翼を羽ばたかせて空中に静止するホバリング飛行を行った後に急降下し、水面近くで脚を伸ばし両足で獲物を捕らえる。
 和名の由来は様々な説があり水を探るが転じたとする説や、獲物を捕らえる時の水音が由来とする説(西日本では水面に突入する音から、本種のことを「ビシャ」、または「ビシャゴ」と呼んでいる地域がある)等がある。
 5–7月に水辺の岩や樹上に木の枝を組んだ巣を作り、2–3個の卵を産む。抱卵日数は約35日
 抱卵は主にメスが行い、オスはメスに獲物を運ぶ。
 雛は孵化後、52–53日で巣立ちし、その後1-2ヶ月後に親から独立する。
 成熟するのに3年かかる。




 この巣柱は人為的に恒久に設営されたもので、市役所かあるいは動物保護協会といった公的機関がオスプレイのために作ったものであろう。
 柱の根元はコンクリートで固められ、巣台はボルト締めされている。
 いつもは巣台の上はなにもないが、9月ころから枯れ枝が盛り上がりはじめたので繁殖期に入ったことがわかる。
 そして昨日、ヒナの声を聞いた。
 早速、撮りにいった。



 去年であったか、一昨年であったか、孵化が成功しなかった。
 つがいの片割れが帰ってこなかったのである。
 何か事故があったのだとは思うが、これほどの鳥に事故などあるのだろうか。
 銃をぶっ放すことはできなし、それより前にここでは野鳥を殺す自体が法的に一切禁じられている。
 数日待っていたらしいが、他方の片割れはあきらめてここから去っていったとのことであった。




  朝早いので「The Spit (スピット)へ回ってみた。
 ここにくるのは本当に久しぶりである。
 いろいろと変わっていた。
 KIOSKの裏にオーストラリア・ターキー(Australian Brush-Turkey)がいた。
 ターキーとは七面鳥のこと。
 和名は「ヤブツカツクリ」。



 山の方へいけばどこにでもいる鳥で珍しいことはないが、これまで海岸沿いでみたことはない。

 Wikipediaより。

 ヤブツカツクリ(藪塚造、Alectura lathami)は、キジ目ツカツクリ科に分類される鳥類の一種。
 属名の Alectura はギリシア語で「オンドリの尾」を意味し、種小名の lathami はイギリスの鳥類学者ジョン・ラサム (John Latham, 1740-1837) からきている。
●形態[編集]
 全長70cmほど (60-70cm)。
 雌雄同色だが、メスはオスよりやや小さい。
 頭部は赤褐色で、ほとんど羽毛がない。
 繁殖期になると、オスの頭部はより鮮やかな赤色になる。
 黒に近い濃い褐色の羽毛と赤い皮膚が裸出した頸を持つ。
 胸の部分に黄色い肉垂(繁殖期のオス)がある。
 北部地域の個体群である少し小形の亜種 A. l. purpureicollis は、この肉垂が紫色みのある白色となる。
 亜種小名のpurpureicollis は「紫色の頸」を意味する[2]。
●分布[編集]
オーストラリア北東部から東部。
 海岸に沿った地域の森林や低木林に生息する[2]。
 南オーストラリア州のカンガルー島に移入された。
●生態[編集]
 食性は雑食性であり、落ち葉や腐葉土、土、砂、時には芝生などを脚で後ろに掻き出しながら、地中の昆虫やミミズを捕食する。
 その他、地面に落ちた果実や種なども食べる。
 まれに木に登って、木についている実を食べたり、下に落としてから食べることもある。
 短い距離なら飛翔することができる。
 夕方になると枝を飛び移りながら木の上に登って、外敵に襲われにくい場所で休む。
●ヤブツカツクリの幼鳥
 養卵は抱卵でなく、腐葉で作成する巨大な塚に卵を埋め、発酵熱で温める。
 塚は通常5-6月にオスが作り始め、直径4m、高さ1-2mにもなる。
 繁殖期は主に9-3月であり、メスは塚の中に通常15-27個、最大で50個の卵を産む。
 その後、オスがくちばしで温度を測り腐葉を加減して、塚の温度を33-38度になるよう管理する。
 しかし、その間、親鳥はずっとつきっきりで塚の管理をしているわけではない。
 時にはディンゴやオオトカゲの餌になってしまう。
 またアボリジニが食べることもある。
 卵は約7週間後に孵化し、幼鳥は自力で腐葉土を掘り起こしながら、塚の外に出てくる。
 幼鳥は生まれた時から一羽で生活することができ、自分で餌を探す。
 住宅地でもよく見かけ、あまり人を恐れず、時にはテーブルなどにある人の食物を奪うこともある。
 また、餌探しのために芝生や花壇を壊してしまうことがあり、庭の管理する際には気をつける必要がある。







【ワニ騒動】


AFP BBニュース 2017年9月22日 22:34 発信地:シドニー/オーストラリア
http://www.afpbb.com/articles/-/3143958?pid=19397512

体長5.2メートルの巨大ワニ、
射殺される 豪警察が犯人追





【9月22日 AFP】オーストラリアのクイーンズランド(Queensland)州中部を流れるフィッツロイ(Fitzroy)川で21日、巨大なイリエワニ(別名:海水ワニ)が殺されているのが見つかり、当局は犯人の捜査に乗り出すとともに、このワニが死んだことで周辺地域の若いワニがより攻撃的になる恐れがあるとして注意を呼び掛けている。

 同州環境遺産保護局によると、殺されたのは体長5.2メートルのオスで、頭部に銃弾を1発撃ち込まれていたという。

 クイーンズランド警察は、「ワニを許可なく捕殺することは違法であり、警察は(環境局と)密に連携して犯人を特定する」と述べた。

 同州の自然保護法では、ワニを違法に殺せば最大で2万8000豪ドル(約250万円)の罰金を科すと規定している。

 環境遺産保護局のマイケル・ジョイス(Michael Joyce)氏は豪ABCに対し、「このワニの死によって、フィッツロイ川でのワニの個体数のバランスを崩したということを、皆はっきり理解する必要がある」と述べた上で、「若いオスのワニの攻撃的な行動が増えることも予想される。今空席になっている支配的地位を自分のものにしようと競い合うからだ」と注意を促した。(c)AFP



NICHIGO PRESS  11月号







AFP BBニュース 2017年10月24日 15:30 発信地:シドニー/オーストラリア
http://www.afpbb.com/articles/-/3147847?cx_position=18

人食いワニ出没付近で遊泳 
「世紀の大ばか者」と非難殺到 豪


●口を開けるワニ(2017年10月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/GATHA GINTING

【10月24日 AFP】オーストラリア北部で24日、高齢女性がワニに襲われて死亡した場所の付近に仕掛けられたワニ用のわなのそばで男性グループが遊泳し、わなの中に入るなどしていたことが分かり、「世紀の大ばか者」と激しい非難の声が上がっている。

 フェイスブック(Facebook)に投稿された写真には、男性4人が北部クイーンズランド(Queensland)州の観光地ポートダグラス(Port Douglas)の港近くに設置されたワニ用のわなによじ登ったり、わなの中でポーズを取ったりしているところが写っている。

 男性らが泳いでいたのは、先日、認知症を患っていたアン・キャメロン(Anne Cameron)さん(79)がワニに襲われて死亡した現場付近。
 キャメロンさんを襲った全長4.3メートルのワニは捕獲され、体内から人体の一部が発見されたが、この地域の河川や海には多数のワニが生息している。

 地元自治体の首長を務めるジュリア・ルー(Julia Leu)氏はオーストラリア放送協会(ABC)に対し、この付近で男性らが泳いでいたのは「とんでもなく愚かで危険な行為」と述べ、「彼らは今年の大ばか大賞、もしくは世紀の大ばか者大賞を争える」と非難した。

 イリエワニ(別名:海水ワニ)は最大で全長7メートル、体重1トン以上にまで成長し、オーストラリア北部の熱帯地域に多く生息する。
 年に平均2人がイリエワニに襲われて死亡している。

 オーストラリアでは、ワニのわなを妨害する行為をした場合、最大1万5000豪ドル(約130万円)の罰金が科せられる。
(c)AFP



ロケットニュース 2017/10/28 17時間前
https://rocketnews24.com/2017/10/27/973510/

自ら『ワニのエサ』になろうとした豪市民に非難殺到 
/ 現地市長は怒りのコメントで「バカ者」を連発




  クマに襲われるなど、野生動物に危害を加えられる事故は日本でまれに起きる。
 同じく海外でも、サメや蛇、ワニといった猛獣に人が襲われて命を落とすケースは珍しくない。

 にもかかわらず、クレイジーすぎる命知らずが出現。
 現在、自らワニのエサになろうとした豪市民が、ネットで非難の声を浴びている。
 それに対し、現地の市長は怒りを露わにしているという。

・自らワニを仕掛けるケージに入って行った男性達……

 英ニュースサイト『The Guardian』によると、豪クイーンズランド州ポートダグラスのマリーナで、男性4人がワニを捕えるために仕掛けたケージの中に入っているところが激撮された。
 このマリーナでは、2週間ほど前に79歳の女性が4.3メートルもある巨大ワニに水の中に引きずり込まれ、死亡する痛ましい事故が起きたばかり。
 そのワニを捕えるために設置されたケージに、男性たち自ら入ったのだから非難が殺到した。

・ワニをおびき寄せるために肉が仕込まれたケージ

 問題の画像を見ると、彼らは嬉しそうに写真に収まっているため、自殺願望がある訳ではなく、おそらく冗談半分の悪ふざけだと思われる。
 同州の環境大臣によれば、ケージの中にはワニをおびき寄せるための肉が仕込んであり、いつ何時襲われてもおかしくないとのこと。
 もちろん、ケージにはしっかりと「罠にイタズラするのは違法行為です」とのサインが掲げてある。
 これが何のために設置されたかは、誰が見てもわかる。
 彼らの意図こそ明らかになっていないが、人の道を外れた行為であることは間違いない。

・現地市長が “バカ者” を連発して怒りのコメント

 そして、この件を耳にした現地の市長は怒りを通り越して、呆れ果てていた模様……。
 地元メディアのインタビューに、
 「非常にショックを受けました。信じられないほどバカげた危険な行為で、彼らは “今年のバカ者大賞” 、いや “世紀のバカ者大賞” を競っているのでしょうか」
と、“バカ者” を連発しながらコメントしている。

 最近は、SNSで数多くの「いいね」を獲得して話題になりたいばかりに、自ら危険な行為に及び、事故につながってしまうケースがあるようだ。
 そんな事態になれば冗談では済まされないので、くれぐれも軽はずみな行為をしないよう気をつけたいものである。

参照元:Facebook @7 News Cairns、The Guardian(英語)
執筆:Nekolas



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2017年11月1日水曜日

16km走:1時間43分25秒 体調不安定から抜けたようだ

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 10月は体調不良というか、体調不安定であった。
 11月に入ってどうかな、といったところである。
 走り始めて、体が重いとは感じなかった。
 でも1キロでは、前回とほぼ同様のタイムなので、16kmを完走できれば上出来で、タイムは前回・前々回とおなじように1時間48分を切ることが目標となった。

 5kmは前回をわずかに10秒ほど上回る程度である。
 天候は曇天、ときどき雲間から陽がさす。
 風はまったくない。
 気温は低い。
 言い換えれば絶好のランニング日和である。

 足の反応は鈍いが体は動いてくれている。
 ちょっとスピードアップしてみる。
 これまでならすぐに元に戻ってしまうのだが、今日はそれが保持できるようだ。
 そのせいで中盤の5kmが初盤より30秒ほど速く、キロ換算では6分30秒を切っている。
 やはり天候のせいか、とも思うがやはり体が動いているというのが正解だろう。

 ラスト3kmでさらにスピードアップである。
 対応できている。
 終盤の5kmは32分を切ってきた。
 この5kmはキロ6分22秒である。

 これなら1時間48分どころか、1時間44分切りも狙える。
 1時間44分というのは、キロ6分30秒である。
 9月はそれがあたりまえだったのだが、10月に入って4回走ったが1時間44分を切ることはなかった。
 ということは9月の水準に戻り、その状態で11月に入ったということになる。

 ラストの1kmは6分25秒で、6分半切りとなった。
 トータルで「1時間43分25秒」でキロ6分28秒になった。
 やった!
といったところである。
 前回を4分も縮めている。

【 11月01日 16km 1時間43分25秒 キロ6分28秒
1km     6:25
5km    32:49      32:49
10km    32:21    1:05:10
15km    31:50    1:37:00
16km     6:25     1:43:25

【 10月25日 16km 1時間47分22秒 キロ6分43秒
1km     6:27
5km    33:00      33:00
10km    33:58    1:06:58
15km    33:46    1:40:44
16km     6:48     1:47:22





***  南の島の ***


【一時の億万長者ニュース







▼大金が銀行口座に振り込まれていたクレアさんのインタビュー動画


ロケットニュース24 2017/11/01 2時間前
https://rocketnews24.com/2017/11/01/975542/

銀行の手違いで「約21億円もの大金」が口座に振り込まれていた豪女性が話題 
/ あなたならどうする!?

 言うまでもないが、銀行が理由もなしに顧客の口座に大金を振り込んでくれることなどない。
 当たり前だ。
 ところが……! そんな “あり得ないような経験” をしてしまった豪女性が現れ、話題となっている。

 なんでも、彼女が銀行口座の残高を確認すると、約21億円が振り込まれていたというのである! 
 あなただったら「ネコババしてやろうか……」なんて思わずに、すぐに銀行に連絡を取るだろうか!?

・住宅ローンの返済額が妙な数字に……

 英ニュースサイト『indy100』によると、信じられないような経験をしたのは、豪シドニー在住で26歳のクレア・ワインライトさんだ。
 最近家を購入した彼女が、住宅ローンが引き落とされるナショナル・オーストラリア・バンク(nab)から、返済額について手紙を受け取った時のこと。

 その内容を確認すると、毎月の返済額が2500豪ドル(約21万8000円)ではなく、2510万2017豪ドル(約21億9107万円)という妙な数字になっていたというのだ。

・いきなり約21億円もリッチに!

 そこで、初めてローンの引き落としが行われる日に、問題なく処理が行われているか確認すると……なんと彼女の口座に、2454万4780豪ドル16セント(約21億4242万円)が振り込まれていたのである!

 なぜそんなことが起きたのか? 
 ザックリ簡単に説明すると、銀行がクレアさんの口座から2454万4780豪ドル16セントを引き落とそうとするものの、間違いであることに気づき、その額を丸ごと彼女の口座に振り込んでしまったらしいのだ。

・ネコババしようとは思わなかったクレアさん

 弁護士をしている彼女は、「ネコババしてやろう」なんて計画は頭をかすめもしなかったとのことで、すぐに銀行に連絡。
 ところが、手続きに3営業日かかると言われ、その間も約21億円もの大金が銀行口座に残ったまま……という状態に。

 海外ニュース番組に登場した彼女は、「銀行は、私が高飛び出来ることを理解してなかったようですね」と笑って答え、「その額を使えるならローンを全て返済して、もう一軒家を買いたい」と述べていたそうだ。

 きっとクレアさんは3営業日の間だけ、「オーストラリアで一番リッチな26歳」の気分を楽しんだのではないだろうか。

参照元:Facebook @TODAY、@Clare Wainwright、indy100(英語)
執筆:Nekolas

 残念なことに私の口座にお金が振り込まれたことはない。
 しかし逆に私の口座から知らぬ間にお金が送金されてしまったことはある
 ちなみにその額「2000ドル(17万円)」
 すぐに銀行に飛んでいった。
 westpac銀行である。
 銀行のミスだが、この送金額が口座に戻されるまでに、1カ月かかった。

 ANZ銀行の現金引出機がヤバイというのは昔から言われている。
 お金が出てこないのに、引き出しレシートだけが出てくる。
 クレームをつけると夕方まで待ってくれという。
 その機械の業務が終了したあと、チェックしてから(札束を数えてから)返事をするといわれる。
 友人もカミさんもこれにやられている。
 オーストラリアの銀行は信用ならない。
 決して信用してはいけない。





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