2017年9月7日木曜日

16km走:1時間38分34秒、ブッチャーバードに頭を叩かれた

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 ● プロテクターの下にテーピングテープをクロスに貼る

 前回転んだのでその対応をする。 
  シューズは普通のランニングシューズを使うが、底敷はKIDSシューズの薄い固いものに交換する。
 地面からの反力を足によりよく伝えるためである。
 左膝は写真のようにテーピングテープをクロスに貼って、その上にプロテクターをつけることにする。
 前回はこのプロテクターがずれてまったく機能しなかった。
 膝のプロテクターを直し直し走ることはできないので、テーピングで転んだときの怪我の防止をするというわけである。


そして、今日は全コースに渡って顔を上げて遠くを見るようなことはせずに、地面を見ながら安全第一で走ることにした。
 
 10kmまでは前回とほぼ同じ。
 ここからタイムが落ちる。
 前回は踏ん張れたが、今回はガンバリがきかない。
 スピードが出ない。
 これだと31分を切れないと必死になるのだが、やはりだめ。
 この5kmは31分02秒、わずかに届かなかった。
 といっても、前回より30秒ほど遅れただけでそこそこ走れているといえる。

 護岸歩道に出ると、弱い向かい風が吹いている。
 このところ無風が続いて風に悩まされることはなく、結構順調に走れたのだが、今日はちょっと勝手が違う。
 6分26秒となってしまった。
 総合では1時間38分34秒なので悪くはない。
 夏場に向かい徐々に気温が上がってくるので、いつまで100分(1時間40分)を切って走れるかである。


【 9月07日 16km 1時間38分34秒 キロ6分10秒
1km     6:10
5km    30:19      30:19
10km    30:47    1:01:06
15km    31:02    1:32:08
16km     6:26     1:38:34

【 8月30日 16km 1時間37分50秒 キロ6分07秒
1km     6:06
5km    30:33      30:33
10km    30:41    1:01:14
15km    30:34    1:31:48
16km     6:02     1:37:50

【 8月25日 16km 1時間38分54秒 キロ6分11秒
1km     6:04
5km    31:16      31:16
10km    31:03    1:02:19
15km    30:35    1:32:54
16km     6:00     1:38:54



 シューズの具合であるが、やはりマラソン用は素材ゴムが柔らかいようである。
 薄くて固い底敷を使ってもペタペタすることはない。
 よってもろに地面の衝撃が足にくることもない。
 疲労感もない。
 しばらくは様子見で、この組み合わせでいこうと思う。
 つまり、ランニングシューズにはKIDS用の底敷を用い、KIDSシューズにはランニング用の底敷を使うということになる。

 頭を帽子の上から叩かれた。
 ブッチャーバードである。
 後ろスーとやってからきてバチンと羽で頭を叩いて、飛び抜けていく。
 ヤツの攻撃の常套手段である。
 嘴でやられると怖いが、羽で叩かれるくらいならご愛敬である。
 しばらくは注意した方がいい。


***  南の島の ***


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2017年8月31日木曜日

SUSHI TRAIN 25周年記念 全皿2.5ドルセール :でも24周年目のはずなのだが?

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● SUSHI TRAIN 25周年記念 全品2.5ドルセール

 いま、ゴールドコーストにはたくさんの回転寿司がある。
 その草分けは「スシトレイン」である。
 チェーン店で市内にも相当数の支店がある。
 我が家からも近いので1週間に1回、あるいは10日に1回ぐらいの割合で出かけていっている。
 寿司が食べたいのではなく夕食の支度が面倒だというカミさんの要望によるのである。
 つまり、週に1回ぐらい夕食の支度をしない日があってもいいじゃないか、ということである。

 今日も行ったのだが、店の入り口にスタンドポスターがあった。
 それが上のものである。
 開店25周年記念のお知らせ、ということである。
 9月9日は全品2.5ドル提供日だそうである。
 カウンターにあったビラをもらってきた。



 我が家がここに移住してきたときには「スシトレイン」はなかった。
 1993年のことである。
 つまり我が家がここに住んで今年は25年目になる。
 なぜスシトレインが25年目になるのか不思議に思って検索してみた。
 Wikipediaにはスシトレインが載っているのである。

スシトレイン
SUSHI TRAIN(Australia)Pty.Ltd.
種類子会社およびフランチャイズによるチェーン
本社所在地オーストラリアの旗 オーストラリア
クイーンズランド州ゴールドコースト
設立1992年2月 - 創業
1994年1月 - スシトレイン 1号店開業
業種外食産業
事業内容回転寿司を中心とする日本食ファーストフード店
代表者ボブ山形 - CEO、創業者
支店舗数60+
外部リンクhttp://www.sushitrain.com.au/

ということである。
 やはり、1号店は1994年1月にオープンしている。
 1993年ではない。
 とすると、今年は「24年目」になる。
 「25周年目ではないだろう」
というツッコミを入れたくなる。
 管理会社の人の、
 「サーファーズに回転ずしがオープンしましたよ」
という言葉を聞いたのは、よって1年後のことになる。

 サーファーズにいったとき試しに覗いてみた。
 覗いてみただけで入りはしなかった。
 そのころはカウンターの上に線路があっておもちゃの汽車が回って、寿司を運んでいた。
 そこから「スシトレイン」という名がついたようである。


  ただ、果たしてこの店、大丈夫だろうか潰れないだろうかと不安になったことを覚えている。
 というのは、こちらでは生魚は食べないし、さらに深刻な問題は海苔が受け入れられていなかったのである。
 ここの学校には給食はない。
 よって、弁当を持たせることになる。
 そうでなければキャンテーンという購買部で昼食を買うことになる。
 だが売っているものがひどい。
 ケーキレベルのものまである。
 脂肪分と糖分の塊みたいなものばかりが売られている。
 まあ健康に悪いことおびただしい。
 これではデブとビヤダルが増えるわけである。
 学校とは肥満製造機か? と思ったほどである。
 その後、子どもの肥満については、メデイアが激しい声をあげ始めたので、キャンテーンの内容は相当に改善はされることになったが。
 「もっと早く気づけよ!」である。

 我が家はお弁当でご飯になる。
 となると、ノリが使われる。
 これがひどく嫌われた。
 この弁当の中身をみたクラスの人が言うという。
 「ヤーク!」
 内容的には汚らしい、である。
 海苔は「ブラックペーパー」としいみ嫌われる存在だったのである。
 よって、弁当には海苔は使わないでほしいというのが子供の切なる要望であった。

 今では軍艦巻きというものがあって海苔で巻いたご飯の上になんでもかんでも載せて「スシもどき」にしている姿はこのころは想像できないものである。
 Wikipediaでは

回転寿司屋では多種多様なものを創作して軍艦巻きにする。
例えば、ねぎマグロ、マグロユッケ、カツオユッケ、イカオクラ、トロたくあん(とろたく)、エビのマヨネーズ和え(えびマヨ)、タラ白子、カニ、かにみそとキュウリ、小柱、甘海老、サラダ、ツナサラダ、シーフードサラダ、エビサラダ、納豆、コーン、ハンバーグ、味付け卵などがある。
海外の寿司店、日本料理店ではキャビアを使うところもある。
』 
とある。
 スシトレインでもまあこんなものがというくらいに、いろいろなものがのっている。

 世界三大料理といえば、フレンチ、イタリアン、それに中華であった。
 日本人の花嫁をもらい、中華のシェフを雇うことがお金持ちの願望であるといった話がささやかれていた頃である。
 Wikipediaでは世界三大料理は中華、フレンチ、トルコ料理と出てくる。
 トルコ料理なんてものは知らないので、巷ではそれに代わってイタリアンが入っているのであろう。
 ちなみにごく最近のアメリカ人にとっての三大料理とはフレンチ、メキシカン、和食である、という記事を読んだことがある。
 メキシカンは国境の隣がメキシコなのでその影響であろう。
 ここで、和食が中華を抜いて三大料理に食い込んできている。
 このところのイメージでは和食は高級料理、中華は大衆料理という評価が定着しつつあるようである。

 私どもがいくスシトレインはショッピングセンターや繁華街の店ではなく、街道沿いのいわばローカルな店である。
 よって客筋はほとんど地元人。
 これまで純な日本人のお客に会ったことがない。
 ときどき日本語を聞くことが’あるが、それは旦那さんか奥さんか片方が日本人の家族連れである。
 最近入った店員さんがいる。
 我々は「福ちゃん」とあだ名している。
 芦田愛菜が小さかった頃、その相手役にいた「福ちゃん」がそのまま成長したようなコロコロした若者である。
 地元出身でおそらくハーフであろう、英語も日本語も堪能である。
 われわれに彼いわく
 「生魚の寿司を食べる人に初めて会いました!」
 ここは寿司屋だろうと思うが、生魚を嫌う風習は今も確実に生きているのである。
 そこで寿司で生魚を食べる時はアブリにする。
 表面をトーチでザーと炙るのである。
 それで魚の臭みが消えるようである。
 というよりむしろ、潜在的に巣くっている生魚に対する嫌悪感を熱を通すことによって洗い清めるという厄払いの儀式に思える。
 そうすることによって厄災による精神の高まりを鎮め、生魚を食するという禁忌の門をくぐれる作用をしていると思われる。
 ここではトロよりサーモンが口がとろけるほどにうまい。
 炙ったサーモンはどうかというと、ずばりいただけない。
 なんでこんなにうまいサーモンに火を加えるか? となる。

 ところで「ヤーク」と呼ばれた海苔がなぜ浸透してきたのか。
 なぜ寿司がここまで入り込んできたのか。
 なにしろ「和食」は世界の無形文化遺産にまで登録されるまでになっているのである。
 「BENTO:べんとう」は確実に英語化している。
 「DONBURI:どんぶり」も根付いてきている。
 それは何故だ! ということである。
 答えは、
 和食とは「米を食べる方法である」
ということなのである。
 どうやって、米を食べさせるか
である。
 主食としてコメに対応するのが西欧ではパンである。
 しかし、パンは厳密に主食ではない。
 あえて言えば、パンは肉を食べるときの副食である。
 こちらの人の主食は肉である。
 パンは添え物である。
 コメはそれだけで食事になる。
 しかしパンはそれだけでは食事になりえない。
 パンだけ食べ続けることはできない。
 栄養等も足りない。
 つまり主食ではない。
 肉は食べ続けることができる。
 よって肉が主食になる。
 和食とは肉を主食とする人々に、
 いかにしてコメをたべさせるかという方法を提供するものである
ということである。
 肉から米へ、
 ここに和食の意味がある。
 なんか、えらく学問臭くなってしまった。

 なぜ和食が流行ることになったのか。
 短く端折って答えを言えば「料理の鉄人:アイアン・シェフ」である。
 鹿賀丈史が司会する料理番組である。
 このテレビ番組くらい料理に衝撃を与えたものはない。
 オーストラリアでは圧倒的である。
 繰り返し繰り返し放送されている。
 当初は「和食、フレンチ、中華」であったが、後に「イタリアン」が加わる。
 西欧料理というのは厨房と客席が分かれる。
 食べて味を楽しむだけがお客の使命になる。
 作るところは絶対に見せない。
 料理の鉄人は厨房にカメラを入れて、料理の作り方をテレビに映し出す。
 つまり
 「あなたにも著名なシェフの料理が作れます」
というわけである。


子供に弁当をもたせずに、キャンテーンでケーキを買って食べろ、という
 ダメママのダメさ加減をグサリとついた
わけである。
 あんたのダメさが子どもをスポイルするのだよ!
 マックにつれていくのがあんたの仕事ではあるまい、
 こどもにまともなものを食わせろ、となる。
 少々、過激な発言だが「料理の鉄人」がオーストラリアのママさんに警鐘を鳴らしたことだけは確かである。
 そのころはやりの「クールジャパン」であった。
 バーベキューではなく高級料理をテレビに持ち込んだという衝撃である。
 現在これに刺激をうけた番組が数多くあり、各テレビ局は必ず週に一度は夜のゴールデンアワーに放送している。
 つい最近は「マスターシェフ」の日本遠征版が放送された。
 オーストラリア中から駆け上がった素人シェフが日本にいって腕を競うというものであった。
 
 さて「料理の鉄人」のテレビ放送をきっかけに和食の快進撃がはじまるわけである。
 そして生魚はなかなか難しいが、海苔は受け入れられるようになった。
 「ヤーク!」と言われることもなくなった。
 そして25年、スシトレインは25周年を迎えることになったというわけである。
 私の行きつけの店はローカルな場所にあるが、そこそこ盛況である。
 全体では潰れる心配もなくフランチャイズの支店は60店舗になるという。
 
 全品一皿2ドル50、行きたいが9日は土曜日である。
 とするとスゴイ混みようになるだろう。
 やはり食事は静かな方がいい。
 ちなみにいうと私はイタリアンが嫌いである。
 イタリア料理が嫌いというわけではない。
 イタリアレストランが嫌いなのである。
 イタリアレストランはどういうわけか何処へいっても、ひどくうるさいのである。
 床、壁、天井とコンクリートと石材をメインに作られている。
 よって音がガンガン反射するのである。
 音声もである。
 うるさい中での食事は食べた気がしない。
 よく耐えられるものだと思ってしまう。
 イタリア人はうるさくないと食事をした気分にならないようである。
 反対に日本人は静かな食事を好む。
 味を楽しむには静かな方がいい。
 これは民族の差であろう。
 

【後日談】
 後日スシトレインに行ったとき
 「25周年記念はどうだった?」
と、顔見知りに聞いてみた。
 「こみました! 午前中から店の前に行列でした」
とのこと。
 やはり、相当にお客が集まったようである。
 さらに
 「忙しくて、自分が自分でなくなったみたいでした」
とのことであった。



***  南の島の ***


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2017年8月30日水曜日

16km走:1時間37分50秒 、交換シューズでやっぱり転んだ!

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● 転倒、パッド付のプロテクターの効き目はなかった

 気象条件は前回と全くといっていいほどに同じ。
 ならば1時間40分は切れるはずだと思う。
 入りの1kmは前回とほぼ同じ。
 5kmでは30分台で前回の31分台よりも稼げている。
 これなら、前回と同様に1時間38分台も可能かとも思う。
 10kmでも30分台。
 これはいけそうである。
 落ちそうになるスピードを必死にカバーして走る。
 走れる、というのが今日の体調の良さである。
 中4日の休みで、少し体が重いと感じていたが、パワーは十分である。
 15kmでも30分台である。
 トータルでは「1時間31分48秒」。

 ラストの1km、ここでアクシデント発生。
 なかなかすべてはうまくいかない。
   ゴールまであと300mほどのところ、遊歩道に入る前の歩道である。
 ここの歩道は非常に荒れている。
 これまで1回転び、もう1回は転倒寸前までいって何とか転ばずに助かったところ。
 この時は転倒を回避するのに腰に負担がかかったらしく、少々痛みが出た。
 この道の状態が悪いことは重々承知しているが、ゴールまであとわずかということで焦ってしまったようである。
 左ひざにダメージをくらったが、ここにはパッド付のプロテクターをしているので、そんな傷を受けるはずがないのである。
 どうも走っているうちに、プロテクターが下がって、転んだときにさらにずり落ちて、膝を道路に当ててしまい、擦りむいたようである。
 これではプロテクターをしている意味がない。
 何とか対策をしないといけない。
 なを、手のひらサポーターは有効に働いた。
 転んだとき、すかさず両手で道路を抑えて身体を支えダメージを軽減した。
 それに手のひらにも傷はまったくなかった。
 サポーターのおかげである。
 軽くだが肩も打ったようである。
 シューズを交換して2回目に転倒というのは、あまり気分のいいものではない。
 ここはどうやら鬼門のようでさらなる注意が必要である。
 元の転ばない girlsシューズ に戻すかどうかは、いましばらく様子をみたいと思う。





【 8月30日 16km 1時間37分50秒 キロ6分07秒
1km     6:06
5km    30:33      30:33
10km    30:41    1:01:14
15km    30:34    1:31:48
16km     6:02     1:37:50

【 8月25日 16km 1時間38分54秒 キロ6分11秒
1km     6:04
5km    31:16      31:16
10km    31:03    1:02:19
15km    30:35    1:32:54
16km     6:00     1:38:54


 話は変わる。
 走り終わって休んでいたら、耳元に「バシン」ときた。
 鳥が襲ってきたのである。
 繁殖期になると発生するイベントである。
 ブッチャーバードである。
 訳すと虐殺鳥。
 日本名は「モズガラス」である。
 おそらく近くに巣があって、ヒナでもいるのだろう。
 シーズンのマグパイよりかは危険性はないが。


● 襲ってきたブッチャーバード
 
 ちなみに、襲ってくる鳥の三羽ガラスは、マグパイ、ブッチャーバード、ラプウイングである。
 マグパイとブッチャーバードはカラス系。
 ラプウイングは陸生の水鳥である。
 この鳥、枝にはとまれない。
 足の形が枝をつかむようにできていないのであろう。
 屋根を歩くラプウイングを見ることはできる。
 このヒナはぴょこぴょこ歩いてすこぶる可愛い。
 でも親鳥になると、なんじゃコリャといった見たくもない顔になる。



***  南の島の ***


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2017年8月25日金曜日

16km走:1時間38分54秒 、ランニングシューズを換える

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● ランニングシューズを替える

 一昨日、7キロ半ほどのところでリタイヤした。
 体調、足の具合は悪くなかったのだが走る意欲が突然失せた。
 前夜、まるで緊張感がなかったことからして、どうも気力が極端に低下していたのかもしれない、と思ったりもする。
 正確なところはよくわからない。
 ただ突然走る気が失せたことだけは確かである。
 今日はそのリベンジになる。

 気分の入れ替えにシューズを替えた。
 今使っているのは、キッド(それもgirls用)仕様のシューズである。
 今年の3月から5月にかけての3カ月で4回転んだ。
 始めはどこかにつまずいたのかと思ったが、2回目ではこれはおかしいと思い、もしかしたら靴のせいかもしれないと考え、そのとき使っていたシューズをやめ、ストックしてあった新品同様のシューズに替えた。
 しかし、これも2回転んだ。
 よってこの転倒続きはおそらくシューズのせいではない、年齢による体の変調期にあたっているのではないかと思うようになった。
 つまり「寄る年波のなせるワザ」ということであろう。
 そこで、転ぶのを止めることはできない、いたしかたないことと諦め、転ばないようにするよりも、転んだときのダメージを軽減することの方に重きを置くことにした。
 膝・肘にはパッド付のプロテクターをし、転んだときは手で衝撃を和らげることができるように手のひらサポータをつけることにした。

 そんなとき偶然に手に入れたのが kids用(それも後で分かったのだがgirls用であった)のランニングシューズである。
 足のサイズが合った(こちらのガキは足が大きい)のでこれは使えそうだと買ったわけである。
 なにしろバーゲンの棚に一品残りであったもので、最終的にはたったの20ドルであったから捨てても損のない買いものであった。
 ありがたいことにこのシューズに履き替えてから、まったく転ばなくなった。
 大人用のランニング・シューズとどこが違うかというとクッションが固いということである。
 kidsではランニング距離は3kmがマックス、特別でもGCマラソンのダッシュのように4kmほどである。
 よってキック力が大きいほうが速く走れる。
 それに対して大人用は長距離用にできているため、足を痛めないことが優先される。
 ためにクッションが効いていて足が疲れないようになっている。
 クッションの効きがいいということはすなわち、接地感覚が緩くなるということであるので、年齢的な衰えによって判断の低下に伴って転びやすくなるのかもしれない。
 kids用では接地反応が鋭敏に足に反映されるので、転ばなくなるのかもしれない、と思うわけである。
 ただ、そのまま使うにはあまりにクッションがない。
 このままだと足の負担が大きくなる。
 実際、先のGCマラソンでは15kmすぎに左右両方のフクラハギが硬直して走ると激痛が走ることになった。
 レースなのでやめるわけにはゆかず、歩きときどき走りで最後の5kmを帰ってくることになった。
 そこで今は、底敷のクッションを外して、マラソン用のものを入れ替えて、わずかでもクッション性を上げて使っている。
 転ばないようにするには、そこそこの代償があるということである。
 今日は一昨日の気力喪失をあがなうために、気分を入れ替える必要があると思い、この先のランニングシューズを引っ張りだしてきて、使うことにしたわけである。

 さて久しぶりに走ってみると、確かに足の反応が違う。
 底敷クッションは同じだから、ということはシューズの素材、すなわちゴムの品質に違いがあるようだ。
 kids用では固めのゴムが使われ、マラソン用では柔らかめのものが使われていることになる。
 靴自体が固いので地面からの反発力が大きい。
 その結果、足で地面を蹴るといった形になり、その分わずかでも足が高く上がる。
 どうもこのわずかな高さの違いが転倒を防いでいるようだ。
 足の上りが低いと前に出したとき、思っている歩幅より手前で靴底が地面について底を摺るような感じになってしまう。
 これがつまずきの原因であり、転倒の原因となっているように思う。

 走り方も大きく変えている。
 以前は頭を上げて遠くを見ることによって歩幅を稼いでいた。
 でも今は転ばぬように目線を地面に落とし、足元の安全を優先させている。
 またコースは片道7.5kmの歩道・遊歩道を使っているが、全線にわたって道路のでこぼこや段差を認識しており、スピードの出せるところと、注意して走るところの違いも分かっている。
 シューズが変わっても何とかころばずに走り切れそうな気分にはなっている。
 
 風はなく気温も低めでほぼ前回と同じ気象だが、わずかだが朝陽がきつい。
 でも気にするほどのものでもない。
 1キロは6分をわずかだが超えた。
 シューズが柔らかいのでなにかもっと速く走っているように感じれれたのだが、実際は前回より遅れている。
 5kmのスプリットでは1kmまでの遅れをそのままひきづっている感じである。
 31分以上かかるということは、目標としている16km=100分(1時間40分)はぎりぎりか、もしくは前回のようにはるかに超えることもあり得そうである。
 タイムよりも転ばない方に注意がいってしまって、走れるところまで走ってしまえ、ということに気分はなっている。
 10kmまでの5kmはその前よりタイムがいい。
 15kmまでの5kmはなんと30分台である。
 ということは15kmで1時間33分を数秒だが切っている。
 5kmスプリットを31分で走れれば上出来と思っていただけに、これは思ってもみなかったタイムである。
 さらにラストの1kmは6分ちょうどで走り切ることになった。
 よって16kmを1時間38分台で、1分以上も速く走れたことになる。
 
 靴の方だが、一度もつんのめったりしなかった。
 ということはうまく足が上がっていたことになる。
 でも靴を換えたことによって、転ぶことになるかどうかは回数をかさねないとわからないように思える。
 まあ、今日はいろいろな面でうまくいったように思える。
 


【 8月25日 16km 1時間38分54秒 キロ6分11秒
1km     6:04
5km    31:16      31:16
10km    31:03    1:02:19
15km    30:35    1:32:54
16km     6:00     1:38:54

【 8月17日 16km 1時間42分37秒 キロ6分21秒
1km     5:57
5km    31:07      31:07
10km    32:35    1:03:42
15km    31:30    1:35:12
16km     6:25     1:41:37

【 8月17日 16km 1時間42分37秒 キロ6分21秒
1km     5:57
5km    31:07      31:07
10km    32:35    1:03:42
15km    31:30    1:35:12
16km     6:25     1:41:37

【 8月09日 16km 1時間37分15秒 キロ6分05秒
1km     5:52
5km    29:58      29:58
10km    30:55    1:00:53
15km    30:37    1:31:30
16km     5:45     1:37:15


【話題】
ロケットニュース24 2017/08/25

オーストラリアで超珍しい「白いコアラの赤ちゃん」が誕生!
 一般に向けて名前を募集しているぞ!


 オーストラリアといえば、なんといっても、すぐに連想するのはコアラとカンガルーではないだろうか。
 それもそのはず、コアラとカンガルーは同国にしか生息していないからだ。
 そんなただでさえ珍しいコアラに希少な白い赤ちゃんが誕生!
 オーストラリアのある動物園が注目を浴びているというので紹介したい。
 しかも、白くてフワフワなコアラの赤ちゃんに命名する名前を、一般に向けて募集しているらしいぞ!

●・豪動物園で白いコアラが誕生!

 米ニュースサイト『Mashable』によると、豪クイーンズランド州のオーストラリア動物園で、世にも珍しい白いコアラが誕生!
 大きな話題を集めているコアラは、先天的にメラニン色素が欠乏して体毛が白くなったアルビノではなく、母親から受け継いだと思われる劣性遺伝子により、毛の色が薄いのではないかと見られている。

●・成長と共に通常のコアラのような毛色に!?

 その赤ちゃんを捉えた動画を見ると、確かに毛色はアルビノのように真っ白な訳ではない。
 普通のコアラに比べれば、かなり体毛の色が薄いのは間違いないが、どちらかというと所々に灰色が混じった “ごま塩” 風である。

 地元野生動物病院の獣医によると、白い赤ちゃんコアラはアルビノではないだけに、「成長するにつれ、通常のコアラのような毛色に変化する可能性がある」
と述べている。

●・一般に向けて名前を募集中!

 とはいえ、母親コアラの背中にしがみつく白いコアラは、まるでアニメや映画など架空の世界に登場する動物のようで、なんとも可愛らしい。
 現時点で、名なしの赤ちゃんコアラは一般に向けて名前を募集中で、一体どんな名前が命名されるのか気になるところだ。

 ちなみに、オーストラリア周域に生息する白いクジラは、先住民アボリジニの言葉で “白” を意味する「ミガルー」と名付けられているのだそう。
 きっとコアラの赤ちゃんも、白や色に関する名前のアイディアが多く寄せられるのではないだろうか。

参照元:Facebook @Australia.com、Mashable(英語)





***  南の島の ***


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2017年8月23日水曜日

7.6キロでリタイヤ:【サンマ紛争】

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 風もなく、湿度も低く、気温も時期的に常温、走るのはもってこいの陽気。
 初めの1kmを5分58秒でゆく。
 5kmは「30分26秒」とすこぶる順調である。

 でも7キロ過ぎに走る気力が失せてしまう。
 体調的には走って走れないことはないのであるが。
 でも走るのをやめる。
 タイムは「46分58秒」で、7.6km地点である。
 こういうこともある。

 明後日、走りなおすことにする。



【サンマ紛争】
 ネットの面白記事が’載っていた。
サーチナニュース 2017-08-23 07:12

中国人が「爆食い」を仕掛けてきた? 
日本人のサンマ愛を揺るがす「日中紛争」=中国メディア

 暦の上ではすでに夏は過ぎ去り、秋に入っている。
 収穫の季節である秋にはおいしい食べ物がたくさん出回るが、海の幸で言えばやっぱりサンマは外せない。
 しかしこのサンマ、漁獲量を巡って日本と中国が争っている状況なのだ。
 中国メディア・今日頭条は19日「サンマが引き起こした日中紛争」とする記事を掲載した。

 記事は「日本の人口は中国の13分の1なのに、どうしてサンマの漁獲量は中国の5倍なのか」という疑問が出されたのに伴い、
 日本人が深く愛する秋の味覚のサンマが将来日本人の食卓から遠く離れてしまう可能性があるとした。

 そのうえで、先日行われた日本や中国など8カ国からなる北太平洋漁業委員会(NPFC)の会合において、日本が提案した各国のサンマ漁獲量の割り当て案が他国の反対により決裂したと紹介。
 その割り当て案は日本の漁獲量が24万2000トンなのに対して中国大陸は4万7000トンと約5分の1に抑えられたものであると説明するとともに、
 「ひどいではないか。
 中国が人口大国だということを忘れたのか。
 全国民が到底食べられない量で、われわれが同意できる訳がないだろう」
と評した。

 記事は
   「もともとわれわれはサンマに対する食欲が大きかったわけではないが、その捕獲量はどんどん増えている。
 2003年にわが国が太平洋北西部のサンマ漁場開発に成功すると、徐々に中国大陸の市場にもサンマが流通するようになった。
 市場は十分に活況を呈しており、豊富なサンマ漁獲量は消費者そして漁師にとっていいことだ」
と論じている。

 中国人によるサンマの「爆食い」によって2000年以前は20~40万トンだった北太平洋のサンマ漁獲量は14年には62万トンに激増。
 一方で、日本の漁獲量は減少しており
 「相対的に価格が上昇し、日本人の心を打ち砕いている。
 しかも、サンマには代わりになる食材がないのだ」
と記事は伝えた。

 中国人は本当にサンマを「爆食い」するようになったのだろうか。
 中国のネットユーザーからは「サンマは焼くととてもおいしい」というコメントが出ている一方で
 「正直まずいけれど、そういうことならたくさん食べてやる」、
 「好きじゃないけど、日本がサンマを捕るなら、われわれも捕る」、
 「中国人はサンマ食べないよ。
 1年に何度か日本料理を食べに行くけど、毎回食べる訳じゃない。
 だって、おいしいと思わないもん」、
 「抗日のために明日からサンマを食べるぞ」
といった意見や感想が並ぶ。

 「まずい、おいしいと思わないのなら食うな!」
と一喝したくなる。
 サンマはそもそもたっぷり脂が乗った、魚の中では高カロリーな食材。
 「爆食い」しても胃もたれするだけだ。
 日本食料品店で安い缶詰はサバとサンマ。
 サバの味噌煮はどうも舌に合わない。
 それに比べてサンマの味噌煮はなかなか食える。
 サンマはやはり油の載ったときの焼き魚が一番おいしい。
 ここでは生のものは手に入らず冷凍ものになる。
 冷凍になると油ののりがぐうーと落ちる。
 大根おろしを添えて食べる旬の味はやはり日本でないと味わえない。
 季節ならサラリーマンの昼定食に出てくるほどのものだが。
 昨日、サンマートにいったとき買ったのがこのサンマのかば焼き。
 だいたいこの手の缶詰は酒のおつまみにする。



***  南の島の ***


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2017年8月19日土曜日

「親が子どもを教育しない社会」:「一人っ子小皇帝」社会:「過保護のカホコ」社会


 だいたい昼間はパソコンでネット回遊をしているか、図書館の日本語図書コーナーから借りてきた本を読んでいる。
 ここの図書館は日本語書籍が充実している。
 以前はクイーンズランド中の図書館を回っているのではないかと思うほどのわずかな本しかなかった。
 というのは、外国語本を管理していたのがクイーンズランドの図書館に関する機関だったからである。
 ならばというので、百冊に近い本を図書館に寄付したことがある。
 単行本と文庫本が半々ぐらいであった。
 しかしその後、GCでは独自に日本語本を購入するようになったので、その本が開架されることにはならなかった。
 もしかしたら、クイーンズランド州の田舎のフォーリンランゲージのコーナーでそれが埃を被っているかもしれない。
 まあ、いまのように情報が氾濫している社会では文字の本など不要ということになっているだろうと思われるが。

 引っ越してきた頃は日本からビデオを送ってもらっていたので2週間遅れくらいのニュースやアニメ・ドラマであった。
 阪神大震災があってこれではニュースが遅すぎるとソニーの海外短波の入るラジオを送ってもらって午後4時に放送される日本語ニュースを聞くようになった。
 その後、SBSで早朝の5時半だったか前日夜のNHKの「ニュース7」を放送するようになって、これをビデオに撮って半日遅れだが日本語映像のニュースが見られるようになった。
 いまではインターネットでほぼ欲しいものはすべてリアルタイムもどきで視聴できるようになっている。
 二十余年の流れは実に恐ろしいものである。

 ところで日本はクレーマー社会で、学校の先生はクレーマー父母に頭を悩ませているという。
 モンスターペアレントと言うらしい。
 こういうニュースを読むとまずクレームをつける前に子どもの教育くらい自分たちでマトモにやれ、といいたくなる。
 学校が悪い、社会が悪い、政治が悪いという前に、自分が一番悪いのだということを自覚しろ、と言いたくなる。
 格差どうのこうのと言う前に、自分の責任を問えと言いたくなるのだ。
 単なるネタミ・ヒガミだろう、と思ってしまうこの頃である。
 まあそんなことを言ってもしかたがない。
 世の中がそうなのだから。
 ドラマ「過保護のカホコ」が非常にウケているのが日本の今の世相なのかも。

  そんなこんなでネットを回遊していたら、日本の父母とは別のありかたで、父母教育の問題は世界にあるもののようであることが見えてきた。
 大人の子どもへの教育が曲がり角にさしかかっているのが昨今のようである。
 子どもの有り様はすべて大人の有り様の問題なのである、といっても過言ではない。
 大人の反省がないかぎり子どもの教育をどうこう言うべきではないと思ってしまうのである。


Record china配信日時:2017年8月19日(土) 11時30分
http://www.recordchina.co.jp/b187802-s0-c30.html

「韓国は子どもに残忍な社会」
海外移住した韓国人ママの一言に、韓国ネットから反論続出
「あなたのような人のせいで韓国人が非難される」

 2017年8月16日、オーストラリア・メルボルンに移住した韓国人女性が、
 「韓国は子どもに残忍な社会」と韓国の子育て事情を振り返った。
 韓国・オーマイニュースが伝えた。

 息子が3歳の頃、女性は家族で高速鉄道KTXに乗った。
 息子は父親の膝に乗り楽しげに笑っていたが、それを見た50代と思われる男性客が顔をしかめて「少しは静かにさせてくれ。騒ぎ過ぎだ」と怒り出したそうだ。
 しかし男性は、すぐ前の席の女性が携帯で長電話をするのには何も言わなかった。

 また息子を連れ百貨店に行った時のこと。
 ごみ箱のふたがキラキラ光りクルっと回る様子に興味を持った息子がごみ箱をのぞくのを見守っていたところ、清掃員の女性が「子どもがごみ箱を触っているのに母親は何をしているのか」と大げさに突っ掛かってきた。

 他にも、
 「子どもが階段をはっていたら危ない」
 「自転車の上でフラフラしていたら転ぶ」
など、外に出れば周囲からの干渉が絶えない。
 「母親というものは恐ろしい職業だ」
と感じた女性は、常に小言のない場所を求めて歩くようになったという。

 一方、移住先のメルボルンでは、列車内にもファミリー客が多く、子どもがワイワイ騒ぎ、駄々をこねる赤ちゃんもいたが、誰も「子どもたちを静かにさせて」と小言を言う人はいない。
 女性は海外に出てようやく、「韓国は子どもたちに残忍な社会だったんだな」と感じたそうだ。

 やはりメルボルンに来て3年になるという別の韓国人ママは、
 「韓国の習慣が身に付いている自分にイライラする」ことがあるそうだ。
 「韓国では子どもが息をするだけでも周りの顔色をうかがわなければならないから、
 とにかく一番先に子どもを何とかしようと」してしまうのだ。
 2人の息子を持つこの女性は、今日も
 「自分の口癖になった小言のせいで、息子が周りの顔色をうかがっている」
と嘆いている。

 しかしこうした韓国人ママの吐露に同調するネットユーザーは少ない。
 コメント欄には、
 「まるで韓国だけが子どもに厳しいみたい。
 顔色をうかがうというより、公共の場で周りに配慮して静かにさせることを教えることが正しい教育」
 「フランスに行ってみたら?
 子どもたちはみんな公衆道徳教育を徹底して受けているよ」
など反論が続出している。

 また海外在住というユーザーからも
 「韓国で育ってから移民してきた子どもはなってない。
 あなたのような人のせいで韓国人が非難される」
 「欧米では1歳を過ぎると公共の場での礼儀や食事のマナーなどを厳しく教えるよ」
と異議を唱える声が相次いでいる。

 さらに韓国社会について
 「『子どもに残忍な社会』ではなく、『親が子どもを教育しない社会』でしょ」
と指摘するユーザーも見られた。



サーチナニュース 2017-08-19 15:12
http://news.searchina.net/id/1642249?page=1

日本の子どもの「微笑ましい光景」を見て、
中国の将来に危機感を抱いた理由=中国報道

 長く続いた一人っ子政策の影響か、中国の子どもたちの多くは甘やかされて育ったと言われている。
 両親と双方の祖父母という6人の愛情を一身に受けて育った子はわがままに育ち、
 男の子は「小皇帝」、女の子は「小皇后」または「小公主」
と揶揄される。

 子が望むものはすべてを与えるなど、親による過保護が一般化し、その結果として中国では
 自主性の欠ける子、
 自己中心的でわがままな子、
 思いやりのない子
が増えてしまったと言われている。
 中国メディアの今日頭条は12日、子どもの自主性を尊重する日本の教育を称賛する記事を掲載し、中国と日本の子どもに対する教育の違いについて考察している。

 記事が紹介しているのは、日本の子どもが売店で清涼飲料のラムネを購入する際のエピソードだ。
 日本を訪れた中国人の手記として、「日本人の父親は子どもがラムネを購入する様子を見守っていた」と紹介。
 中国人にとってはこの光景が「好奇心をそそられる光景」だったという。
 なぜなら、中国であれば大人が子どもにラムネを買い与えるのが一般的で、子ども自らが購入するというのは少ないからだ。

 記事は、子どもの力でガラス玉を押してラムネを開栓するのは困難であるため、店員と父親が「手助け」している微笑ましい様子を伝えている。
 この光景について「父親と店員の間に暗黙の了解が成立していて、ラムネを開けて飲むための動作を子ども自身に体験させていた」とし、
 日本では子どものために大人が何でもしてあげるということはないとし、それゆえに「子どもの自立心が養われている」と紹介した。

 逆に中国では、
 「時に病的とも思えるほど、子どもは過保護に育てられていて、
 学校と保護者の関係もサービスを提供する側と消費者のような関係になっている」
と指摘。
 子どもたちはいわば
 「無菌室の中で育てられたパンダのようで、子どもたちは体験や訓練、そして挫折といった成長に必要な機会がすべて奪われている」
と論じた。

 記事は、日本の子どもが自分でラムネを買い、手助けがあると言えども自分の力でラムネを開けて飲もうとしていた光景から、
 「日本の教育理念を深く理解すると同時に、中国の子どもたちの状況が可哀想に思え、中国社会の将来の対する不安も感じてしまった」
と伝えている。
 子どもを大事に育てることは大切だが、それは決して過保護にすべきだということではない。
 困難や挫折を含め、子どもは体験を通じて成長するものだ。貴重な体験を奪われてしまっている中国の子どもたちは確かに可哀想だと言える。

2017年8月17日木曜日

16km走:1時間41分37秒 、「虹の端っこ」ってみたことある?

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● 日の出とともに走り始める

 今週に入って気温が上がっている。
 今日の予報は最低気温16度とある。
 冬は終わったようだ。
 ということはもう1時間36分、37分台で走るのは無理になってきているということになる。
 新しい目標として100分(1時間40分)を立てるが、これも9月いっぱいまでであろう。
 
 日の出とともに走り始める。
 写真では周囲は暗く映っているが、これは太陽を写したときに起こる自動絞りの現象で周囲はほぼ昼間と同じくらいに明るい。
 初めの1キロはほぼ6分。
 このまま行ったら5kmで30分となるが、じわじわと落ちてくる。
 よって31分少々、ということはこの4kmはキロ6分15秒になる。
 31分で5kmを走れただけでもめっけものかもしれない。

 5kmから10kmまでの5kmはキロ6分30秒の32分半。
 ということは1時間42分=102分かかることになる。
 いつもなら13kmくらいから、残り3キロだから行けるだろうという予測で無理に足を使うが、今日は10kmを過ぎてから何とかスピードアップした。
 でも思ったほどにはタイムは上がらない。
 この5kmをキロ6分18秒で、トータル1時間35分12秒ということになった。

 そして16kmは「1時間41分37秒」で、目標の1時間40分をはるかにオーバーしてしまう。
 キロ6分21秒である。
 前回と比べて、遅れること4分20秒。
 そういう季節に入ってきているということであろう。

【 8月17日 16km 1時間42分37秒 キロ6分21秒
1km     5:57
5km    31:07      31:07
10km    32:35    1:03:42
15km    31:30    1:35:12
16km     6:25     1:41:37

【 8月09日 16km 1時間37分15秒 キロ6分05秒
1km     5:52
5km    29:58      29:58
10km    30:55    1:00:53
15km    30:37    1:31:30
16km     5:45     1:37:15





==虹の端っこ==
 話は全く違うのだが。
 「虹の端っこ」
ってみたことはない。
 それがネットに載っていたのでつい。
 【超貴重】
だそうである。
 確かに、私も初めてみた。


ロケットニュース24 2017/08/18
http://rocketnews24.com/2017/08/18/942385/

【超貴重】「虹の端っこ」が激撮される

  雨上がりの際などに、突然その姿を現す虹(にじ)。
 様々な条件が重なったときにだけお目にかかれるレアな気象現象だが、
 あなたは虹の先端部分、つまり “虹の端っこ” を目撃したことがあるだろうか?

 単体の虹だけでも滅多に遭遇しないのに、“虹の端っこ” とくればレア中のレアだと断言できるが、今回はあるTwitterユーザーが激撮した超貴重画像をご覧いただきたい。

■Twitterユーザー「ut*」さんが撮影

 虹の端っこをカメラに収めたのは、Twitterユーザー「ut*(@utstar_)さんである。
 2017年8月17日、ut*さんは虹の端っこを偶然目撃。
 撮影しTwitterに投稿したところ、約1日で1万9000以上リツイートされるなど、大きな話題を呼んでいるのだ。

 撮影された “虹の端っこ” は道路にぶつかっており、虹のスタート地点、つまり正真正銘の “虹の端っこ” であることが見て取れる。
 おそらく、多くの方が初めて目にする神秘的な写真でといえるだろう。

 この画像を見たTwitterユーザーからは、
 「初めて見ました」
 「癒される」
 「アメリカでは虹の端っこにお宝が埋まってるって信じられてるよ」
……などと様々な声が挙がっている。

 きっと、今後も滅多に目にすることはないであろう今回の貴重な画像。
 実に神秘的で、おとぎ話の世界のような美しい写真である。ぜひこの機会にご覧いただきたい。

参照元:Twitter @utstar_
Photo:ut* , used with permission.
執筆:P.K.サンジュン

▼こちらがut*さんの投稿。一生に一度、あるかないかの貴重な体験だ。






***  南の島の ***


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