今日走りにいくか、それとも明日にするか、と迷っていた。
5時少し前に目が覚めたので外をみると陽がさしている。
体調は良くはないが、悪くもない。
出かけることにした。
ビーチまでは坂があって登って下ることになる。
登りでマジ陽がフロントガラスを通じて目に入ってくる。
遮蔽ボードを下げたが、その下からである。
手で陽射しを遮りながらの片手運転になる。
一時のことだが怖い。
朝陽がここまで上がっているということは、日の出は4時半過ぎということか。
夏がそこまで来ているということでもある。
今回は10月最後の走りで、11月に入ると夏のはしりとなる。
5時半ごろのスタートとなった。
身体が重い。
この調子だと、途中でやめることになるかとも思う。
でも16kmは走り切りたい、とも思う。
そうでないと、今週中にリベンジしなければならない。
これはきつくなるのでやりたくない。
ゆっくりでも走り切ることだ、と言い聞かせる。
5kmを33分でいく。
ということは、体は重いがそこそこには走れているということでもある。
感覚的には走れていない、と思えるのだが。
これだと中盤の5kmを34分で、終盤の5kmを35分で、ラストの1kmを7分弱なら、1時間50分を切れることになる。
キロ6分45\秒でいくと、1時間48分になる。
ここがこれまでの境目になっており、ここで踏ん張っているというのが、いまの姿である。
中盤の5kmは予想通りに34分でいった。
途中でスピードを上げてみたが、続かずもとに戻ってしまった。
でもこれなら終盤もいけそうな気分になる。
大丈夫、1時間50分は切れる、と思う。
残り3kmはいつものように無理に足を動かす。
身体が重くても、最後くらいは走らないといけない、と言い聞かせる。
そのせいか終盤5kmは中盤よりわずかに速く走ったようである。
ラスト1kmは前回よりたった4秒ではあるが悪い。
そういう状態なのであろう。
トータルでは前回とまったく同じといったタイムである。
【 10月25日 16km 1時間47分22秒 キロ6分43秒】
1km 6:27
5km 33:00 33:00
10km 33:58 1:06:58
15km 33:46 1:40:445km 33:00 33:00
10km 33:58 1:06:58
16km 6:48 1:47:22
【 10月19日 16km 1時間47分24秒 キロ6分43秒】
1km 6:35
5km 33:30 33:30
10km 33:21 1:06:51
15km 33:49 1:40:405km 33:30 33:30
10km 33:21 1:06:51
16km 6:44 1:47:24
ランニングの途中でラップウイングの親子に出会った。
ヒナは3羽ほどのようだった。
ランナーが4人ほど足を止めてみていた。
カメラでも持っていれば私も立ち止まるのだが。
ラップウイングとはこんな鳥である。
● ラップウイング(プラバー)の親子 google画像より
動物たちが活動する季節になってきているということなのだろう。
とりあえず走れたので、これで10月も終わりである。
次回から夏モードへ入っていく。
話は変わる。
私はいつもジーンズである。
だいたいこの地はそういう雰囲気の街である。
ブリスベンのようなフォーマルな感じはなく、ダラーっとしたいい加減な処である。
立川こしら師匠がバカにするのも仕方がないことである。
オーストラリアの田舎者の街、それがゴールドコーストである。
そんなこともあってジーンズもメーカーものなどはかない。
K-mart か BIG-W の安物である。
だいたい20ドルから25ドルといったところ。
時に目玉セールで15ドルというのを買ったことがある。
30ドルを超えるジーンズなどはいたことがない。
安物だけに色落ちに注意しないといけない。
気なしに洗濯機に放り込むとえらいことになる。
はく前に色だしをしないといけないのである。
バスタブに一晩つけておく。
これで色が落ちてくれる。
まあ、これだけのことなのだが。
一昨日それをやった。
● バスタブに一晩つける
● 色が落ちる
どんどんゴールドコーストらしく、つまり田舎者臭くなっていく。
もともと衣服など興味のない方だが、それでもさらにわずかに残されたダンデイさも失われていく。
居直ってしまえば、逆にいとも気楽に住めるところではある。
*** 南の島の ***
【電気料金の値上げ騒動】
エネルギー大国オーストラリアで電気料金の値上げ問題が起こっている。
原因は単純にいうと輸出に回したため国内がエネルギー不足に陥ったためらしい。
国内に配給するインフラ整備が遅れていることのようだ。
なんだかバカバカしい話。
世界でも数少ないエネルギー大国である。
なにしろこの国の政治はやっつけ仕事で気まぐれが多い。
将来をにらんで対処するという発想がまるでない国である。
それでもやっていけるからラッキーカントリーなのである。
実際、値上げは実施された。
年金生活の高齢者層には打撃である。
そこで政府は年金支給額を若干上げた。
でも、値上げ分の一部援助にすぎない。
