2017年7月27日木曜日

世界各国のイメージ:オーストラリアは「テレビ番組」、中国は「中華鍋」!

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環球網配信日時:2017年7月26日(水) 10時50分
http://www.recordchina.co.jp/b185450-s12-c30.html




世界各国に対するイメージ、
中国は「シルク」ではなく「中華鍋」!―中国メディア

 外国を深く理解するのが難しいことを考えれば、人々が他国に対してステレオタイプを持つのももっともなことだ。
 中国の網易新聞が21日付で伝えた。

 グーグルの検索エンジンの推薦機能は検索回数によって関連キーワードの順番をつけている。
 世界各国や地域に関する一つ目のキーワードは人々がその国に対する印象を代表できると言えよう。
 観光サイト「Exeter International」で「ベスト+国名」をキーワードとして検索し、一つ目の関連キーワードで世界のステレオタイプ地図を作ってみたところ、予想外の結果が多く出てきた。

 例えば、中国に関するキーワードは「シルク」や「陶器」など中華の文化を象徴するものでなく、「中華鍋」である。
 外国人は中華鍋をおいしい食べ物を作り出す神秘的な力だと考えているのかもしれない。
 あるいは、海外の中華料理店の多くの名前が「China Wok」(中華鍋)だからかもしれない。

 アジアの他の国のキーワードを見てみると、料理と関わるものがたくさんある。
 例えばロシアはウオツカである。
 「おいしいデザートはなくても大丈夫。でもウオツカがないと絶対いけない」
と言われるほどロシアで流行っている。
 ウオツカは既にロシアの象徴となり、観光客はそれをお土産として持って帰っている。

 米国のキーワードは「大学」である
 これは世界で最も多くの名門大学を持つ米国にとって、当たり前のことであろう。

 カナダは聳える山々と高緯度森林に恵まれるので、「スキーの景勝地」と呼ばれている。
 また、キューバについて、人々がよく検索するのは「シガー」だ。
 キューバのシガーは全世界の高級シガー生産量の70〜80%を占めているという。

 それに対し、南米では、
 ブラジルの「サッカー選手」、
 パラグアイの「ゴールキーパー」、
 ウルグアイの「砂浜」のほかに、人々は
 コロンビアの「コーヒー」、
 ペルーの「レストラン」、
 チリとアルゼンチンの「葡萄ワイン」、
 ガイアナの「スポンジケーキレシピ」
にも関心を寄せている。
 食いしん坊は世界の全部を見ているといえるだろう。

 また、ヨーロッパに目を向けてみると、
 スウェーデン、フィンランド、イタリアなどを含む国家のキーワードは「リゾート」「砂浜」「ホテル」と関係している。
 延々と続く海岸線、深い文化の蓄積、先進的な観光産業、いずれも外国人観光客をとりわけ引き付ける要素だ。
 また、面白いことに、ラトビアのキーワードは「笑い話」だ。

 アフリカはアウトドア旅行に最も適する目的地とよく考えられている。
 南アフリカ、タンザニア、ナミビア、ザンビアなどの国の「ハンティング旅行」は大人気だ。
 世界各地の金持ちらはわざわざこれらの国を訪れ、狩猟を一つの道楽にしている
 こういうレジャー方式はずいぶんお金がかかり、合法だが物議も醸している。

 オーストラリアといったら何が頭に浮かんでくるだろうか?
 カンガルー?コアラ?珊瑚礁?
 実は「テレビ番組」だ。
 音楽と映画は人々の関心が集まる話題である。

 この地図では、キーワードが「音楽」や「映画」と関係のある国は少なくない。
 例えば、人々は日本と韓国の映画に興味を示している一方、アフリカの優秀な「黒人音楽」についても知りたいのだ。

 また、人々の検索ログの更新とともに、各国のキーワードも変わっているということは注意すべきだ。
 われわれはこのような地図から人々が一国のどんな方面に興味があるのかということを知ることができる。
 だが、ステレオタイプばかりに目を留めれば、偏狭になり、面白さも失ってしまうだろう。

(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)
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Record china配信日時:2017年7月26日(水) 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/b185426-s0-c30.html

中国人学生の立ち入りを禁止!
=豪州大学で中国侮辱のポスター、
警察が捜査乗り出す―中国メディア

 2017年7月24日、オーストラリアの大学の多くが始業日を迎えた。
 現地学生のみならず海外の留学生も登校する日だが、メルボルンの複数の大学で中国人学生を侮辱するようなポスターが貼り出され、物議を醸した。
 環球時報が伝えた。

 ポスターは学生がよく行く施設や道の標識に貼られ、
 「注意!中国人学生のここへの立ち入りを禁止する。
 違反者は起訴及び強制送還の可能性も」
と中国語で書かれていた。
 この騒動に現地の中国人留学生からは
 「現地で学ぶ中国人学生を侮辱している。
 いかなる形の差別も許せない」
との声が聞かれた。

 ポスターが確認されたのはメルボルン大学やモナシュ大学で、大学や関連団体のロゴが印字されていたが、大学側はすぐさま声明文を出し、ポスターの言論を批判する一方で、学校側の関与を否定した。

 中国人学生によると、ポスターの裏側にはサイトのURLが記載されており、アクセスすると民族差別的な思想が色濃いサイトが表示されたという。
 現在、ポスターが貼られた2校は構内のポスターを撤去。
 現地警察は学校が提供したポスターのコピーや防犯カメラのデータをもとに捜査を進めている。




Record china配信日時:2017年7月26日(水) 21時30分
http://www.recordchina.co.jp/b185552-s0-c10.html

中国侮辱のポスターはオーストラリア極右の犯行か
中国外交部も反応示す―中国メディア

  オーストラリアの大学で中国人学生を侮辱するようなポスターが貼り出された問題で、中国外交部は25日、中国人学生の安全を守るようオーストラリア側に対応を求めた。
 環球網が伝えた。

 ポスターは「注意!中国人学生のここへの立ち入りを禁止する。違反者は起訴および強制送還の可能性も」と中国語で書かれ、メルボルン大学やモナシュ大学に貼り出された。
 大学や関連団体のロゴが印字されていたが、大学側はすぐさま声明文を出し、関与を否定した。
 2校は構内のポスターを撤去し、現地警察は学校が提供したポスターのコピーや防犯カメラのデータを基に捜査を進めている。

 同騒動について中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は定例記者会見で、
 「中国国内で広く注目されている。オーストラリアの関連部門が適切な対応を行うことを願う」
と述べた。

 オーストラリアの全国学生連合(NUS)のSophie Johnston会長は、許可なくポスターにNUSのロゴを記載したことに違法性があるとして現在専門家に相談していると明かし、
 「ポスターの内容をもとに調査し、『Antipodean Resistance』という団体が浮かび上がった」
と説明した。

 「Antipodean Resistance」について中国メディア・澎湃新聞網は、「オーストラリアの極右団体で、白人至上主義の言論を繰り返し行っている」とし、米紙ニューヨーク・タイムズは25日
 「『Antipodean Resistance』が学校に民族差別的なポスターを貼り出したのは初めてではない。
 昨年12月にはメルボルン大学に『オーストラリアは白人の世界』とする内容のポスターを掲示した」
と報じた。

 ポスターに関してメルボルン大学やモナシュ大学の中国人学生からは怒りの声が聞かれているが、「学校関係者以外の犯行」と見る人が多く、成り行きを見守っている。



Record china配信日時:2017年8月10日(木) 13時30分
http://www.recordchina.co.jp/b187140-s0-c30.html

中国語でカンニング禁止を呼び掛け、
オーストラリア人教師の授業に中国人留学生から不満の声―中国メディア

 オーストラリアで先月、中国人留学生に対して侮辱的な張り紙や落書きが見つかり物議を醸したが、今月7日にはオーストラリの大学教師が中国語でカンニング禁止を呼び掛け中国人留学生から不満の声が上がっている。
 9日付で海外網が伝えた。

 報道によると、オーストラリア国立大学(ANU)で7日に行われたIT系の授業で、オーストラリア人の教師がパワーポイントの資料に、「学生の不正行為は容認できない」とする英語と中国語の文字を記載した。

 当時、中国人留学生のほか、インドや韓国人の学生もいたが、「なぜ中国語だけなのか?中国人留学生に偏見を持っているのでは」と中国人留学生から不満が噴出した。
 その後中国人留学生らは同校のフェイスブック上でこの件について議論を交わしたが、コントロールできないとして管理者がスレッドを削除した。

 中国人留学生の不満を受け、同教師は問題の授業を受けた学生に対し、
 「英語が母国語ではない学生から、(不正行為禁止の)文章を理解できない人もいると聞いた。
 中国人学生の割合が多かったため、中国語を付け加えた。
 故意ではないが、優秀な学生を傷つけてしまった。私の謝罪を受け入れてほしい」
とメールで謝罪した。

 同校の学生によると、数年前同じ授業で中国人留学生の不正行為が見つかったことがあり、今回の騒動に関して「中国人留学生の反応は過剰」との声も聞かれている。
 一方で、7月にメルボルン大学、モナシュ大学の構内に「中国人の立ち入りを禁止する。違反すれば起訴され強制退去となる」と書かれたポスターが見つかり、シドニー大学のキャンパス内にある複数のトイレで「中国人を殺す」という落書きが見つかっている。
 こうした騒動が続発していることもあり、現地の中国人留学生は敏感になっているものと思われる。

 オーストラリア国立大学といえば日本の東京大学みたいなものである。
 そしてシドニー大学、メルボルン大学といえばそれに続く京大・阪大みたいな大学である。
 



***  南の島の ***


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