2017年9月22日金曜日

仮装ハロウイン:渋谷スクランブル交差点で、メイドカフェへ行きたい!

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● 渋谷スクランブル交差点 google画像より

 ハロウインは来月最後の日曜日でまだ1カ月以上先のことである。
 なんでそんな話をするのか?
 我が家ではいつもジュースパックを用意する。
 昨年は42個用意してたりなくなり、最後はキャンデイになってしまった。
 天候に大きく左右され、雨ならまったく来ない。
 当たり前だが。
 ところがある年、天気晴朗なれど一人も来ず、ということがあった。
 いまでもって、なんでだろうと不思議に思っている。
 ジュースパックはその日の天候をみながら買いにいけばいいのだが、運ぶのが面倒なので数日まえから小分けで買いためておく。
 もし、配れなかったら、夏に向かって自分が飲めばいいことである。

 なんで1ヵ月以上も先の話をするのか、というとインタネ・ニュースがあった。

レコードチャイナ :2017年9月20日(水) 5時0分
http://www.recordchina.co.jp/b191058-s136-c30.html

「ハロウィン」に合わせ、訪日客も呼び込む
=多民族、LGBT、障害者を包摂する「多様性サミット」開催
―渋谷スクランブル交差点核に

 新しいファッションや音楽、ストリートカルチャーを生み出し、日本のポップカルチャーの聖地として高い人気を誇っているのが渋谷や原宿、表参道。
 日本人だけではなく外国人にとっても訪れてみたい街として常にトップランクに入る街になった。
 特に渋谷駅前のスクランブル交差点は世界でも有数の人気スポットである。

 渋谷区観光協会の金山淳吾理事長は
 「渋谷には浅草観音やスカイツリー、東京タワーなどの名所があるわけではない。
 京都のような伝統もない。
 渋谷区の人口は22万人にすぎないが、1日300万人がきてくれる」
と語る。

 渋谷区は新しいカルチャーの発信地。
 カラオケボックスや雑貨屋、クラブ、ライヴハウス、そして深夜まで営業している飲食店も沢山ある。
 そう考えた時、
 「渋谷の観光資源は名所や歴史だけでなく、この街にいる人と、
 人々が作り出す遊び方やトレンドなんじゃないか」
と思い当たった。
 そこから「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」(=渋谷の多様性を遊ぼう!)との標語が生まれた。
 年間を通じて様々なフェスティバルやイベントに触れられるのが大きな魅力となるという。
           
 渋谷区観光協会は、渋谷区で開催されている様々なイベントの中でもハロウィンパーティなどが集中する10月〜11月を渋谷区の観光ベストシーズンとして、国内外へ発信。世界に先駆けて「ダイバーシティ(多様性)」をテーマにした都市型イベント『DIVE DIVERSITY SUMMIT SHIBUYA 2017/渋谷多様性社会サミット』を開催する。
 9日間に渡って明治神宮会館、渋谷ヒカリエ、ラフォーレ原宿など渋谷区内の商業施設やホールを会場に、多種多彩なカンファレンスや展示イベントや体験プログラムを実施する。

 前面に押し出すのはサスティナリビリティ(持続可能性)、LGBT(性的マイノリティ)、多民族、障害者、弱者を包摂する街づくり。
 「住んでいる人、働いている人、学んでいる人、楽しみたい人が集まる渋谷のポテンシャルを引き出したい。
 いつまでも生き生きと華やかな街の感覚をファッション、音楽などにより賑わいの街づくりを推進したい」
と言う。

◆ニューヨーク、ロンドン、パリを目標に

 ロンドン・ハイドパークやニューヨーク・セントラルパーク、パリ・シャンゼリゼ通りでは音楽などのイベントが随時開かれ多くの人々を魅了している。
 これらの都市を“理想的モデル”「渋谷を新しい未来を生み出しエネルギーが生まれる場所にしたい」と力説する。
             
 渋谷区は2016年より、『ちがいを ちからに 変える街。渋谷区』をスローガンに、同性パートナーシップ証明書 の発行や高度なバリアフリー化に向けた都市開発など多様性社会の実現に向けて様々な活動を推進している。
 「多様性」を、アイディアをもたらすチャンスと捉えることで、ビジネスや社会課題の解決に活かす方針だ。

 同サミットでは「ダイバーシティ・イノベーション・サステナビリティ」をキーワードにした基調講演とパネルディスカッションを展開。
 都市開発、企業経営、教育、政治、スポーツ、マーケティング、エンタテインメント、テクノロジー、デザイン、クリエイティブなど様々なカテゴリーの有識者を招聘して、ダイバーシティ社会の現状と未来についての理解を深め、可能性を提示する。
 エキシビション会場では、ユニバーサルデザインや次世代の福祉技術、テクノロジーサービスなどの展示を行う。

 で、渋谷がなんでゴールドコーストと関係するのだ?

 二人の子育て疲れた会計士がいる。
 気分を換えたい!
 女房と一時でもいいから離れたいという個人で仕事しているプログラマーがいる。
 どこかへ行きたい!
 そこで子どもと女房をほっておいて
 「渋谷のスクランブル交差点で仮装をしてハロウインをやろう!」
ということになったらしい。
 プログラマーは1年間ワーキングホリデイで大阪に滞在していたことがある。
 よって、日本へということのようである。
 そこで引き込まれたのが息子。
 さらには親元に居候してアルバイトで食っている”ニートもどき”が加わった。
 ハイスクールの同級生なのである。
 さらにはこれをきいて参加したのが同級生のサーフィンおたくが2人。
 息子以外は全部オージー。
 この連中がハローウインに渋谷のスクランブルに仮装して押し出そうというわけなのである。
 お分かりかと思うが、つまり息子は使いパシリなのである。
  
 さてハロウインを楽しんでからはどうする。
 ニートはゴルフをやりたいという。
 周辺のゴルフ場を当たったがダメ。
 ここでは普通だが日本ではビジター用の用具の貸し出し制度がないようだ。
 用具はすべて個人の持ち込みになるという。
 まさかゴルフバックをもって日本にいくわけにもいかない。

 次はサーフィンオタクだが。
 千葉の房総九十九里にいいサーフィンの場所があるという。
 彼らはヒマになると海外のあちこちのサーフィン場を訪れているが、まだ日本ではやったことがないので是非とも行きたいという。
 こちにはレンタルのサーフボードはあるようだが、果たしてサイズのあったウエットスーツはあるだろうか。
 10月末では寒いだろう。
 裸でやるにはどうだろうか。
 でも彼らならやるかもしれない。
 なんたって”こしら”マスターのいうオーストラリア人なのだから。

 さて、皆が大きく期待しているのは「メイドカフェにいきたい!」である。
 子育てに疲れた会計士にとってはここはパラダイスに映っているのかも。
 女房から離れたいプログラマーにとっては悦楽の時になる。



https://www.youtube.com/watch?v=zV5Lx1c0MWs
https://www.youtube.com/watch?v=GEEUB5Bj43I
https://www.youtube.com/watch?v=lFM9M5s-qTg
● google画像・動画より

 ところで泊りだが、渋谷近くに一軒家を1週間ほど借りるらしい。
 そういうサービスがあるのだという。
 ここでは当たり前にあるシステムだが、日本ではこれまで聞いたことがなかった。
 日本もオリンピックを控え観光にはいろいろ力が入ってきているようである。
 
 カミさんの友人に民泊を経営している女性がいる。
 子どもたちも出ていって、両親もいなくなって、3階が空いたので大改造して民泊にしたという。
 周囲からは相当な反対があったが、家の建築資金の返済もいまだ残っていて、清水の舞台から飛び降りるつもりで踏み出したという。
 観光客を斡旋する組織・業者もあり、そのアドバイスをうけて泊まりやすい形に改造したという。
 場所が場所だけにこれが大当たりとのこと。
 なにしろ銀座、新宿へ気軽に出ていける立地である。
 向こう1年間予約でふさがっているという。
 客も選べるし、何かあったらちゃんと業者が対応してくれるという。
 youtubeにも載っており非常に評判のいい民泊で、確かベスト50に入っているという。
 素人がこんなことをできるのは、食事を出さないからである。
 周りには食事処はそろっているし、コンビニもある。
 なまじのことより、宿泊者の意思にまかせたほうがいい、ということである。
 民泊に関する法律も整備されつつあり、日本は徐々にこういうタイプの宿泊施設が’増えてくるのだろう。

 日本の旅館は昔から一泊二食形式が多い。
 私はこれがダメである。
 一日二食で朝食は摂らないからである。
 夜の9時から次の日の12時までの15時間は食べないのである。
 老人のこととで、さほどに食事量が必要とならない。
 もし観光地に行ったなら夜は居酒屋で3品4品ほどおつまみを頼んで一杯飲みながら過ごしたいと思う。
 それで充分なのである。
 そんなことから一泊二食の旅館にはどうにも足が向かない。
 ところがそんな人も多くなったせいか最近は素泊まり旅館も増えているという。
 少し前のニュースでは草津温泉の旅館では素泊まり希望が2割近くになるという。
 収入が減って困るのではないか、と思うにそうではなく逆に旅館側にとってもいいことらしい。
 というのは旅館はいま、人手不足に悩んでいるらしいのである。
 また観光地にとっても活性化になっているという。
 お客を旅館が囲い込みしないので、街に流れてくるので食堂や飲み屋が繁盛しはじめているということである。
 地元の観光協会も積極的に素泊まりシステムを受け入れる方向で動いているという。
 
 さて、来月末のハロウインと渋谷交差点はどんなことになるのだろうか。

【なんとマー!】
 これを書き終えた後、息子から連絡があった。
 ファーザーズデイの2日前ほどにサーフィン中に足を挫いてしまい、松葉杖でやってきた。
 あれから相当経っているのだが、詳細に調べたら骨折していたという。
 ギブスをはることになり、それがとれるのがなんとなんと日本に行く2日前だという。
 オイ、大丈夫なのか?
 と言っても責任を負っている以上行かねばなるまいに。
 房総では息子もサーフィンをやるつもりであったらしいが、これはおそらく無理だろう。


***  南の島の ***



サーチナニュース 2017-10-23 11:12
http://news.searchina.net/id/1646388?page=1

西洋のお盆・ハロウィンをコスプレ祭りにしてしまった日本人=中国メディア

 今年もハロウィンの季節がやってきた。
 街には魔女の帽子やかぼちゃのおばけのイラスト、飾り物が目立ち、各種店舗では様々な種類の仮装グッズがディスプレイされている。
 中国メディア・今日頭条は20日「日本人がハロウィンをコスプレ祭りに変えてしまった」とする記事を掲載した。

 記事はハロウィンについて、11月1日のハロウィン前夜に当たる10月31日夜に、子どもたちが色とりどりの仮装をして怪しいお面をかぶり、ランタンを持って家々を巡り、キャンディーを集めて回る風習があると紹介。
 欧州の伝統的な祭りであるハロウィンは、お化けと人間が最も接近する時間とされ、東アジアで言えば中元節や盂蘭盆にあたると説明した。

 そのうえで
 「グローバル化に伴い、ハロウィンは日本にも伝わった。
 そして日本人は、あっというまに自分たち好みのハロウィンに『ローカライズ』してしまった」
として、日本でのハロウィンが、老若男女がみんなで仮装する「コスプレ祭り」と化していることを伝えた。
 特に女性の参加率が高く、20代女性の35%程度が、30代、40代女性の20%超がハロウィン関連のイベントに参加するとのデータもあると紹介している。

 そして、日本では10月に入るとハロウィンのムードが高まり、各地で仮装パレードが行われるほか、各商店ではハロウィンセールやハロウィンの特別コーナーが設置され、テーマパークでも関連イベントが催されると伝えた。
 特に東京の渋谷では毎年10月31日の夜になると仮装者で溢れかえり、中心エリアには大量の警察官が出動して交通警備にあたるとした。

 記事は
 「日本のハロウィンはどんな仮装をしてもよく、コスプレの戦場のようになる。
 自分のキャラクターが他人にとかぶらないように頭を使い、奇抜さを争うのだ。
 われわれは日本で東西文化の違いとともに、『日本式ハロウィン』の特別さを感じることができるのだ」
と伝えている。

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