2017年12月31日日曜日

大晦日はだし散歩:12月は「246キロ」歩く!

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● 右上がセントラルStの出発点・終点、左中ほどがオルセンAvの折り返し点、往復4.5km

 朝方の「ハダシ散歩」を終えたところである。
 いまのところ夕方の散歩をじゃまするような予定はない。
(注:夕方の散歩は実行された)
 とするとこの12月の1カ月で「246km」を歩くことになる。
 裸足でだ!!
 お正月に行われる箱根駅伝は東京大手町から箱根芦ノ湖までの約110kmの往復で「220km」の駅伝である。
 それと同じ距離を歩いたことになる。
 それもハダシで、である。
 すごい! スゴイ!
 もちろんアップダウンはないが。
 この12月は87kmのランニングをしている。
 その距離の2倍半以上になる。
 合わせと300キロを超える。
 老体にムチ打っている感じになる。
 そろそろ「あの世という故郷」が近いことを考えると「人生、最後の輝き」かとも思ってみたりもしている。
 客観的にみても何か狂っているような「裸足散歩」に思える。

 昨夜から朝方まで強い雨が降っていた。
 雷も鳴っていた。
 でも陽が上るにつれて晴れ間が多くなり、これなら大丈夫と出かけた。
 12月に入って歩く距離を「4.5km」に伸ばしている。
 日ごとの歩く距離はこのブログの「Bare footwalk」に載せてある。
 遊歩道は前と変わらず「ビゲラクリーク緑道 Biggera CK greenway」である。
 この緑道は動画でわかるようにゴールドコーストハイウエイのブリスベン・ロードからオルセン・アベニューまでの4.4kmである。
 そのうち南半分にあたるセントラル・ストリートからオルセン・アベニューまで2.3kmを往復するコースを使っている。
 上の地図に黒線を引いてあるがこれがそれである。



 往復だと4.6kmになるが、計算上「4.5キロ」としている。
 なるべく朝夕2回歩くようにしているので、一日9キロになる。
 なを上の動画に出てくるのはラプウイングという鳥で、通称「ペッペケ鳥」である。
 
 セントラルStに戻ってきて遊歩道から一般歩道に変わるときサンダルに履き替えるのだが、一昨日からこの歩道も少し歩くようにしている。
 ちょっとしたチャレンジである。
 遊歩道はコンクリートの表面をコテで仕上げて平滑にしてあるが、歩道は旧式スタイルで打ち終わったコンクリートの表面を水で洗って、玉石・小砂利を浮き上がらせる形式である。
 よって表面はざらざらで素足だと非常に痛い。



 ここは以前は全く歩けなかった。
 しかし1カ月半もハダシ散歩が続くと足の裏の皮膚がぶ厚くなり、鈍感さが増してくる。

 足の裏は土踏まずのところがペコンと凹んで、カカト、土手、指下が「コの字」に盛り上がってきている。
 その部分を指で押し込むと、まるで脚気にかかったようにしばらく凹んだままになる。


● 足の裏

 前に芝生の散歩は怖いと書いた。
 その後、芝生を長めに歩いてみた。
 足に優しく、クッションも効いて心地よい。
 芝生が足の裏をなぜてくれる感触はなんともさわやかである。
 だが、ピリリときた。
 左のカカトにトゲがささったのである。
 すぐに見たがわからない。
 非常に小さいものなのだろう。
 草むらの中では様々なものが立っている。
 遊歩道ではほとんどのものが倒れている。
 やはり「芝生散歩は危険がいっぱい」とみたほうが正解である。
 カカトをつけないように、つま先で歩くことになった。
 歩道ではサンダルをつっかけるような感じで、カカトをサンダルの外に出して履く。
 帰ってきて、トゲが刺さったあたりを針で突っついて皮をむいてみたが、トゲを見つけることはできない。
 よほど小さな、あるいは細いトゲなのだろう。
 面の皮が厚くなっているので、少しばかり皮をはいでもまるで支障はない。
 見つけることはあきらめて、テーピングテープを二重貼りして痛まないようにした。
 半日もしたら痛みもおさまった。
 これ以降、絶対に芝生を歩くのはやめている。
 
 なを左足裏は擦り切れるといったようなダメージはほとんどない。
 右足は繰り返し症状がでる。
 やはり薬指の先が一番弱いようで、バンドエイドやテーピングテープなどを三日おきくらいに貼っている。





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2017年12月30日土曜日

鏡餅を飾る:今年の一年とは

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 「一夜飾り」は嫌われる。
 明日は大みそかでこの日は飾ってはならない。
 Fujimartへいって鏡餅を買う。
 10ドルであるが、時期が時期だけに2割引きである。




 これを組み立てるとこうなる。



 我が家の仏壇は市販のスリムな家具を転用したものである。
 よってあの黒塗りの仏壇のイメージはない。
 これにセットとするとこうなった。



 明後日はお正月である。
 向かえの用意は整った。

  今年一年を振り返ってみる。
 今年のお正月はニュージーランドで過ごした。
 南島に行き、暮れからお正月はダニーデンにいた。
 元旦はたしか、トンネルビーチに行き、午後はタイエリ鉄道に乗ったはずである。
 ここへ戻ってきたのは七草過ぎであったと思う。
 
 4月ころから本格的なハーフマラソン練習に入ったが、このときトータルで5回だったか転んでいる。
 このときの怪我の治りが今も左肩、左ひじ、左膝に残っていて、その傷口にかぶったkasaカサブタはいまだに剥がれてむくことができる。
 これまで転ぶなどということは3---4年に1回あるかないかであったのに、この短期間で数回というのは異常である。
 何で転ぶのか理由が分からなかった。
 シューズのせいかと思い2回替えた。
 安全を期して膝と肘にはプロテクターをつけ、手には手のひらサポーターをすることにした。
 今もその形で走っている。
 原因は「老い」であった。
 足が思っているようには上がらないようになってきているということである。
 ために予定地点より手前で足が下りて、そこでシューズが地面をこすって引っかかり、つんのめって転ぶということである。
 最後のシューズはマラソン用ではなく、ジュニヤ用のゴム質の硬いものにした。
 当然、中に入っている中敷きもマラソン用のものとくらべてはるかに固く、クッション性がない。
 それゆえ、地面からの反力が柔らげられることなく厳しく伝わってくるので、足の状況が分かりやすい。
 これによって転ぶことはなくったが、足に優しいというわけにはいかず、足本体への負荷は当然大きくなっている。
 それでも4回ほど走って、これなら大丈夫「行かれる」という自信をもって本番に臨んだのだが。
 結果は惨めであった。
 確かに15kmまでは順調にいった。
 足にもスタミナにも十分な余裕があった。
 これならキロ6分でゴールできると思った。
 が、15kmを過ぎて突然それはやってきた。
 足が地面を踏むたびにフクラハギにビリビリと痛みが走るようになってきたのである。
 左右両足である。
 この硬いシューズのツケが本番で一気に噴き出した、という感じである。
 ときどき休みながら、亀の歩みのようにノロノロと走って何とか走って帰ってきたが、タイムはさんざんであった。
 ジュニヤ用だからせいぜいランニングなら5km対応で、10kmくらいがマックスのようである。
 ゴムは硬いし、中敷きも固いが、でも足の状態がわかりやすいという長所がある。
 普通のランニングシューズだと、クッションがよすぎて、地面からの反応が足に伝わらず、足の状態があいまいになり転びやすくなる。
 年をとると、一般のマラソンシューズは危険になってくるように思える。
 そこで本番が終わってからは、ジュニヤシューズには柔らかいマラソン用中敷きを、マラソンシューズにはキッドシューズの固い中敷きを入れて、長所と短所を半々にして使うことにした。
 いまはそれで走っている。
 転ばないように注意深く走っている。
 このあたりのことはこのブログに書いている。

 今年の後半は「立川こしら落語夜会」とか、ひょんなことから「ハダシ散歩」を始めることになったいきさつなどがあるが、それらもこのブログに書き込んである。

 さて、来年はどんなことがおこるだろうか。
 政治的にもいろいろありそうだ。
 今年は北朝鮮のミサイルで「Jアラート」が鳴ったり、中国の戦闘機と爆撃機がセットで日本領空近辺をうろつき始めたりで、緊張感が高まっているようである。
 戦後、2/3世紀の間、経済発展という金儲けにかまけて眠り呆けていたが、20の中国の反日デモあたりから、アイクチの切っ先が腹にチクチクと突き刺ささってタラリと血が流れてきて感じがしてきている。
 中国の航空識別圏を認めるという「オバマの裏切り」にあっ、以降、日本はどうも「アメリカ信用ならず」を肝に命じて動いているように見える。
 アメリカはあてにならず、頑張ってしゃかりきに、防衛力を高めてきたこの5年なのだが。
 突如、自助防衛という大責を背負わされしまって右往左往の日本であったように思える。
 さて、これからどうなっていくのか。

 基礎的な自力を培ってきた5年が今年で終わり、6年目に入る来年あたりから新しいステージに移行していくことになれば、政治的な面白さが一段と増していくような気がする。
海外から見る世界はより客観的で劇場っぽく見えてくる。
 次に何が演じられるのか興味はつきない。




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2017年12月28日木曜日

16km走:1時間48分35秒 今年の走り納めはワースト記録だった

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● 今年の走り納めはワースト記録

  今日の目標は19kmを走ること。
 タイムはキロ7分で上出来、といったところであった。
 19kmは前回トライして敗退しており、そのリベンジでもある。
 さらにここで19kmを走れば12月の月間走行距離は90kmになるということもある。
 この2つの理由で是非とも19kmをはしりたいと思っている。
 気温、湿度はこの時期のものであろう。
 風は弱風で南風である。
 迂回コースは往復ともにマングローブ・ウエットランドを使う。
 
 5kmは順調である。
 10kmまでの5kmは、その9割ほどが追い風になり、キロ6分半ほどである。
 だが、10km前後のころから朝陽が雲間の上に出て、ギラギラと照り付ける。
 帽子のかぶりを時々に変え、ツバが頭に影をつくるようにする。
 その中を10分も走ると体力が消耗し、スタミナが切れてくる。
 それと並行して気力が衰えてくる。。
 ペリカンシーフードのバーベキューエリアからは肉を焼くにおいが流れてくる。
 まだ朝の6時だ。
 朝から肉か!
 一日二食の私にとって、朝の肉は気持ちが悪くなる。
 スピードがどんどん落ちてくる。
 陽をみると周辺に雲はまったくない。
 この朝陽の中ではとても19kmはいかれそうにない。
 始めの決意はどこへやら、定準の16kmへと、マア!あっさりと目標を変える。
 いつもなら、迷って迷うのだが今日はほとんんどためらうことなく目標変更である。
 そのくらいに体力がおかしくなっていたのであろう。
 北を回ると13kmである。
 あと3キロである。
 15kmポイントまで2キロ、このままではこの区間はキロ7分を超えてしまう。
 でもスピードは上がらない。
 それでも14kmからなんとか足を動かした。
 でも「35:03」となり、キロ7分を超えてしまった。

 ラストの護岸道路も7分を超えた。

 16kmトータルでは「1:48:35」で、キロでは6分45秒を超えている。
 今季のワースト記録である。
 「夏である」ということである。
 今年の「走り納め」はワーストで飾った、というのは誉にはならない。

【 12月28日 16km 1時間48分35秒 キロ6分47秒
1km     7:07
5km    33:53      33:53
10km    32:38    1:06:31
15km    35:03    1:41:34
16km     7:01    1:48:35

【 12月22日 18km 2時間03分51秒 キロ6分53秒
1km     7:07
5km    34:56      34:56
10km    34:03    1:08:59
15km    34:19    1:43:18
18km    20:33    2:03:51
(17km--18km 6:53)






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2017年12月22日金曜日

18km走:2時間03分51秒、19kmに挑むも果たせず

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● 今夏初めて聞いた隣の木に来たセミの声
 ここのセミは小ぶりの羽が透明のものがメインである。
 アブラゼミのようなけたたましいのはいない。

 19kmの予定であったが、18kmで終える。
 曇りときどき晴れ、しかし陽射しは強くない。
 微風、湿度は普通。
 ただし、気温が高いようである。
 でも、この時期なら低いほうである。
 12,3kmあたりで、16kmでやめようかと思うようになる。
  でもここでやめると、これまで18km、19kmと走ってきた意味がなくなる。
 なんとか気を持ち直して、15kmを折り返す。
 18kmに目標を定め、あと何とか3キロを走り切るだけだ、と言い聞かせるようになる。

 タイムは限りなくキロ7分に近い「キロ6分53秒」。
 夏場なら当然のタイムだが、これまで走ってきた中ではワーストであろう。
 今年は冷夏なので走れたが、夏は確実に来る、ということでもある。
 ひたすら抜かされ続けたということは、体調不良かとも思ったりもする。
 昨夜は後頭部が痛く風邪薬を飲んでいる。

 走り終わると、シャツはぐっしょり、短パンもゴム周りは汗で色が変わって’いる。
 これまで短パンは2回に一度くらいの洗濯でじゅうぶんであったが、今後は毎回の洗濯にになりそうである。



【 12月22日 18km 2時間03分51秒 キロ6分53秒
1km     7:07
5km    34:56      34:56
10km    34:03    1:08:59
15km    34:19    1:43:18
18km    20:33    2:03:51
(17km--18km 6:53)

【 12月17日 19km 2時間08分16秒 キロ6分45秒
1km     6:49
5km    --:--      --:--
10km    --:--     1:06:54
15km    33:37    1:40:31
19km    27:45    2:08:16
(18km--19km 7:11)

【 12月11日 18km 2時間01分10秒 キロ6分44秒
1km     7:08
5km    35:06      35:06
10km    32:06    1:07:12
15km    33:38    1:40:50
18km    20:20    2:01:10
(17km--18km 7:14)






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2017年12月17日日曜日

19km走:2時間08分16秒 19km走にトライする

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 無風、雲の間からときどき陽射し、気温少々高し。
 今日の目標は19kmを走ることである。
 夏場にこんな長丁場を走ることはない。
 レースが近くなって3カ月まえからの準備ならあり得る。
 だが今は夏である。
 涼しい時に16km走で過ごして、夏に入って19kmとは解せないことである。
 なんでだ! ということになる。
 単純に言うと今年は冷夏で実に気分のいい夏なのである。
 これなら19kmは走れるかもしれない、どういうわけか今日は気温が高い。
 普段の夏ならこれでも涼しい方なのだが、今年は違う。
 体調は悪くない。
 入りの1kmは「6:49」で上々である。
 だが、すぐに額に汗をかき始める。
 終わったころは体中ベトベト。
 といっても乾燥気候なのですぐにかわくが。
 
  5kmの記録はない。
 前回も書いたがオリンピックプールが工事に入っているのでいつもの遊歩道が使えない。
 今日はマングローブ出島を回っている非舗装の土地面の散歩コースを走ってみることにする。
 下の写真の赤線のコースがそれである。
 行きはタイムがとれなかったが、帰りはちゃんと計れた。
 それによると、通常コースよりこの迂回路は200mほど長いようである。
 今の私の体調は非常にばらつきのある走りしかできないので正確な計測はできていない。
 とりあえず「片道で200m長い」ということにして修正する。
 往復走ると400m長くなる。
 閉鎖はおそらくコモンウエルゲームが終わるまで続く可能性がある。
 よってしばらくはこの2本の迂回路を使い、その時々の修正を行うことになるだろう。


●迂回路(写真・動画は以前に撮ったもの)


●南側からマングローブ・ウエットランド散歩道に入る
 動画のスタートは上写真の右上の「1」の場所である。
 止まって撮影している地点が遊歩道との分岐点で、シートの奥の路面には「1450」という表示がある。
 ゴールドコースト・ブリッジから1,450mということである。


●マングローブ・ウエットランドを北側へ抜ける
 遊歩道に合流することになり「1650」の表示がある。つまりこの間の距離は「200m」ということになる。
 散歩道をいくと400mほどと倍の距離になるということである。

  よって今日の10kmポイントはいつものポイントの400m手前で計ることになった。
 「1:06:54」となり、前回より18秒速いということになる。
 ただ、コースの変更があるので正確なものではない。
 でもここからはノーマルな計測に入る。

 15kmも前回とほぼ同じペースで’行き19秒速いという気持ち悪いくらいの同じタイムになる。
 ここからは前回よりきつくなる。
 陽射しもあり、気温も高い。
 19キロがフィニッシュでこの間「27:45」ということは、キロ6分56秒かかっている。
 限りなく7分に近い。

 19kmトータルではキロ6分45秒でぎりぎり「6分45秒」を切った。

 帰ってきてのダメージが大きかった。
 足はなんともないのだが、体がいうことをきかない。
 風呂場で転ぶかと思ったほど。
 風呂を途中でやめて、横になりたいと思うのだが、そうもいかないので疲労体にムチ打った感じで何とか動くこととなった。
 この疲労は3時間ほどして、何とかおさまった。
 距離ではなく、やはり発汗のダメージのように思える。

 
【 12月17日 19km 2時間08分16秒 キロ6分45秒
1km     6:49
5km    --:--      --:--
10km    --:--     1:06:54
15km    33:37    1:40:31
19km    27:45    2:08:16
(18km--19km 7:11)

【 12月11日 18km 2時間01分10秒 キロ6分44秒
1km     7:08
5km    35:06      35:06
10km    32:06    1:07:12
15km    33:38    1:40:50
18km    20:20    2:01:10
(17km--18km 7:14)

【 12月06日 16km 1時間47分48秒 キロ6分44秒
1km     6:55
5km    34:44      34:44
10km    33:44    1:08:28
15km    32:46    1:41:14
16km     6:34     1:47:48




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2017年12月13日水曜日

親中国家イメージで荒れるオーストラリア:中国はウイルスのように拡散、 世界で反中感情高まる

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中国、外国政界や世論への工作活発化…各国警戒
(写真:読売新聞)

 オーストラリアといえば「親中国家」としてとみに有名である。
 何しろオーストラリア経済をここまで不況にも会わずに順調に成長させてくれた原動力はひとえに中国がオーストラリアの鉱物資源を買ってくれたことによる。
 中国がくしゃみをすれば、オーストラリアは肺炎になる
とまで言われていたほどである。
 日本がらみなら潜水艦の受注競争において中国の横やりで、建造能力のないフランスの手に落ちたことはいかに中国のこの国に対して影響力をもっているかがうかがい知れるという事件であった。
 ワンネーションを除けば中国の影響を受けない政党はない、とまで言われている。
 だが、このところその風向きが変わってきた。
 何が起きているのだろう。
 オーストラリアは中国抜きでやっていけるのであろうか。
 このところの中国が傲慢になりすぎて謙虚さを失っていることは傍目からも十分に感じられる。
 日本は傲慢になった中国に対峙する力を持っているが、オーストラリアはどうか。
 肺炎で寝込んでしまわないだろうか。 


ロイター 2017年12月6日 / 17:13 / 17時間前更新
https://jp.reuters.com/article/australia-politics-foreign-idJPKBN1E00LR

豪州、外国からの政治献金禁止へ 
中国の影響力増大を懸念

[シドニー 5日 ロイター] -
 ターンブル首相は5日、オーストラリアが外国勢力による政治介入を防ぐ政策の一環として、外国からの政治献金を禁止すると発表。
 背景には中国による影響力拡大に対する懸念があるとみられる。

 外国勢力が、オーストラリアや世界の「政治プロセスに影響を与えようと、これまで前例のない、ますます巧妙な工作を行っている」と、ターンブル首相は首都キャンベラで記者団に語った。
 また、「中国の影響について懸念すべき報告がある」と指摘した。

 世界では約3分の1の国が外国からの政治献金を認めており、オーストラリアや隣国ニュージーランドもそれに含まれる。
 米国や英国、欧州の数カ国では、こうした献金は禁止されている。

 ターンブル首相によると、今回導入する新たな法律は、米国の外国代理人登録法を一部参考にしたもので、外国の介入を犯罪とみなし、外国政府のために働くロビイストに対して登録を義務付ける。

 オーストラリアでは、中国政府が影響を拡大しつつあるのではないかとの懸念が高まっており、自国の政治家と中国政府の国益との関係が注目を集めている。

 地元メディアのフェアファックス・メディアやオーストラリア放送協会(ABC)は6月、中国の利益を促進するため、中国が組織的に豪州政治への「浸透」工作を行っていたと報じた。
 中国側は、こうした報道を否定している。

中国外務省の耿爽報道官は、オーストラリアの内政に介入したり、政治資金を使って影響を及ぼそうという意図は中国にないと述べた。
 「同時に、オーストラリアには偏見を取り払い、中国と中国との関係について、客観的かつ前向きな態度で評価することを求めたい」
と、耿報道官は付け加えた。

 しかし、野党労働党のサム・ダスチャリ上院議員は先週、党の方針に反して、中国の南シナ海での領有権主張を支持するような発言をした録音が表面化したことを受け、党の幹部職を辞職した。

 メディアにリークされたこの録音は、同議員が、不動産デベロッパーで大口の中国人献金者でもある黄向墨氏の隣にいるところを捉えたものだ。

 「私も、私の同僚と同様に、これらの報道を非常に深刻に受け止めている」と、ターンブル首相は述べた。
 新たな法律については「特定の国を念頭に置いたものではない」と語った。

 「外国からの介入は世界的な問題だ。
 例えば、ロシアが米国選挙に積極的に介入しようとしたの信頼できる報道について、われわれはみな知っている。
 脅威は現実のものだ」
と首相は説明した。

 新たな法案が議会で承認されれば、政党や、過去4年間で選挙などに10万豪ドル(約850万円)以上を投じた政治グループに対する外国からの政治献金が禁止される。
 環境団体などの運動団体も対象になるとみられている。

 新法案では、国家反逆や諜報の定義も拡大され、機密情報を伝達するだけでなく、そうした情報を所持したり受け取ることも対象となる。

 北部ダーウィン港を中国企業に99年間貸与する2015年の契約が批判を浴びて以降、
 オーストラリア政府は最大の輸出相手国、中国との関係の線引きを明確にしようと苦慮しており、
 中国企業による国内最大の牧場や最大の電力網会社の買収を差し止めている。


Record china配信日時:2017年12月12日(火) 20時40分
http://www.recordchina.co.jp/b229713-s0-c10.html

オーストラリア首相が「毛沢東の建国宣言」をパロって中国を批判、
中豪対立がエスカレート

 中国とオーストラリアの対立がエスカレートしている。
 直接のきっかけは、オーストラリアのターンブル首相が5日、外国勢力による政治介入を防ぐために、外国からの政治献金を禁止すると発表したことだった。
 9日にはターンブル首相が中国語を交えて故・毛沢東主席による中華人民共和国の建国宣言をパロディーのように用いて中国を批判。
 中国側もターンブル首相を改めて批判するなど、「舌戦」はエスカレートしている。

 ターンブル首相は5日の時点で「中国の影響について懸念すべき報告がある」などと述べ、政治介入を防ぐべき外国勢力として中国を想定していることを示した。

 中国外務省の耿爽(グン・シュアン)報道官は8日の定例記者会見で、ターンブル首相の発言と同発言を支持したオーストラリア議会を
 「オーストラリアの一部メディアの無責任な報道に、無原則に迎合するもの。
 中国に対する偏見に満ちている」
などと批判した。

 ターンブル首相は9日、耿報道官の発言を受け、
 「現代中国は1949年に建立された。
 当時の中国には『中国人民站起来了(ジョングオ・レンミン・ジャンチライ・ラ)』との言い方が発生した。
 これは『中国人民は立ち上がった』を意味し、主権の表明であり、誇りある言い方だ」
と、中国語を交えて語った。

 ターンブル首相ははさらに、
 「ならば、ここでわれわれも言わねばならない。
 『オーストラリア人民は立ち上がった』、『澳大利亜人民站起来了(アオダーリーヤー・レンミン・ジャンチライ・ラ)』だ」
と述べ、自国政治における中国の影響力行使を阻止するのは、自国の主権問題との考えを示した。

 「中国人民站起来了」は、故毛沢東主席が1949年9月21日、中華人民共和国政府の在り方を決めるために開催した全国政治協商会議第1回全体会議で述べた発言で、同年10月1日に北京市内の天安門上で述べた「中華人民共和国が成立した!」の言葉と並び、「新中国」の到来を象徴する宣言と受け止められている。

 毛主席については、その後の無謀な政策推進や陰湿な権力闘争に対する批判はあるが、中国共産党も多くの一般中国人も、中華人民共和国を発足させたのは偉大な功績と認めており、建国宣言については「歴史的名文句だ」と受け止めることが一般的だ。
 また、現在の習近平国家主席は毛沢東主席を敬愛しており、それだけに毛沢東時代の共産党の権威を取り戻すべく、権力集中を進めているとの見方もある。

 中国および習近平政権の神経を逆なでるようなターンブル首相の発言に、中国側は改めて反発。
 共産党機関紙の人民日報は11日付で、「オーストラリアは中国に対して、事実を知ることから出発せよ」と題する論説を掲載。
 「政治屋が事実と異なるメディアの報道に見境なく迎合し、『対中関係に境界線を引く必要がある』と表明さえした。
 偏見に満ちた言行は中豪関係の正常な雰囲気を壊し、下手な『二人羽織』が両国の相互信頼と協力の基礎に打撃を与えた」
などとして、ターンブル首相を非難した。

 また、中国外務省の陸慷(ルー・カン)報道官は同日午後の定例記者会見で、「オーストラリアの指導者の発言に、中国は関心を持っている。オーストラリア側の一部の人に対して、自らのイメージと中豪関係を損ねるような発表はやめるようお勧めする」など、直接の非難は避けつつも、不快感を示した。



Record china配信日時:2017年12月12日(火) 17時50分
http://www.recordchina.co.jp/b229672-s0-c10.html

西側諸国が中国を内政干渉と批判、
中国外交部「良いことだ」―米華字メディア

 2017年12月11日、米華字メディア・多維新聞は、
 オーストラリアに続いてニュージーランドやカナダからも中国の内政干渉に対する憂慮の声が出ていると報じた。

 記事によると、英フィナンシャル・タイムズは11日、
 「ニュージーランドでは近ごろスパイ事件が複数発生している。
 これは中国政府がニュージーランドで増加中の中国人コミュニティーに影響を及ぼそうとしていることの表れだ。
 同国のアーダーン首相や政府通信保安局長が報告会において、中国政府によるニュージーランド、オーストラリア両国への政治的影響に対する憂慮を示した」
と伝えた。

 また、カナダ安全情報局(CSIS)の元幹部は
 「科学研究費の支出が世界トップレベルであること、
 天然資源が豊富であること、
 科学技術、商業、国防に関する多くの機密を持っていることから、
 中国はカナダ征服を試み続けている。
 中国は欧米に通じる重要な門戸として、カナダに対して手を緩めることはないだろう。
 カナダ政府は中国政府と付き合う際、十分に気をつけなければならない」
と指摘したという。

 これらの発言に対し、中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は11日に
 「近ごろ、少なからぬ西側国家で一部の人が内政干渉について関心を抱いているようだ。
 『他国の内政に干渉してはならない』というのは国連憲章に定められた国際関係の基本ルールであり、関心を持つのは良いことだと思う。
 わが国は1949年の建国以降、独立自主の平和外交政策を保ち続けてきたと同時に、他国との関係発展において相手の内政を干渉しないという原則を守り続けてきた。
 わが国が他国に内政干渉することはないし、他国による中国への内政干渉も断固許さない」
とコメントしている。



12/13(水) 13:19配信 ロイター
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00010002-reutv-asia

豪州で中国の影響力拡大を懸念する声、
著名野党議員が辞職(字幕・12日)


(C)Reuters

 オーストラリアの野党労働党のサム・ダスチャリ上院議員は12日、議員を辞職すると発表した。同氏を巡っては、中国の利益につながるような言動を取ったとの疑惑が浮上し、批判が高まっていた。



Record china配信日時:2017年12月13日(水) 16時0分
http://www.recordchina.co.jp/b230325-s0-c10.html

「病的な中国への攻撃は減らそう」、
豪の親中議員が辞職、
中国の反応は…―中国メディア

 2017年12月12日、親中派として知られ、中国の富豪と密接なつながりが指摘されていたオーストラリア野党・労働党のサム・ダスティヤリ(Sam Dastyari)上院議員が辞職した。
 13日付で環球時報が伝えた。

 ダスティヤリ氏は同党の有望株だったが、南シナ海問題で中国寄りの発言をし、幹部の座から退いていた。
 さらに、「シドニーで中国系商人と昨年10月に接触。その際、盗聴を防ぐために携帯電話を部屋に置いたまま外で話をするよう黄氏に促した」との報道も見られ、中国との密接なつながりが指摘され、オーストラリアのマルコム・ターンブル首相やビショップ外相も同氏を糾弾する発言を行っていた。

 ダスティヤリ氏の辞職について労働党のビル・ショーテン党首は12日、
 「ダスティヤリ氏は誠実なオーストラリア人。
 政府が彼を裏切り者とすることは受け入れられない。
 政府はこれを機に、中国への病的な攻撃を減らし、国民の日常生活に影響する問題の解決に力を入れるべきだ」
と述べた。

 一方、中国外交部は12日の定例記者会見で、ダスティヤリ氏の辞職について意見を聞かれたが、「オーストラリアの内政問題」として発言を控えた。
 「中国のオーストラリアの内政に対する影響が両国関係を緊張化させている」との論調に対しては「最近、一部の西洋国家が“他国の内政に不干渉”に関心を寄せている。これは良いことだ。他国の内政に干渉しないことを守れば、国際関係の健康的な発展に益する」と発言している。


Record china配信日時:2017年12月17日(日) 15時20分
http://www.recordchina.co.jp/b231839-s0-c10.html

中国人の怒りの矛先、韓国から豪州に?―英メディア

2017年12月14日、英BBC中国語版サイトは記事
 「中国の怒りを買った韓国が大被害、今はオーストラリアが不安に」
を掲載した。

 韓国の文在寅大統領は13日、中国を訪問した。
 韓国経済界は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備から始まった中韓関係悪化が改善に向かう契機になることを熱望している。
 中国の怒りを買ったことで、韓国は大きな経済的打撃を被った。
 韓国を訪問する中国人観光客は70%も減少したほか、中国に展開する韓国系小売チェーンのロッテマートは消防安全の不備を理由に営業中止を余儀なくされた。

 中韓関係が改善へと向かう中、中国の次のターゲットになりかねないと見られるのがオーストラリアだ。
 ターンブル首相は外国勢力による政治介入を防ぐためとして、海外からの政治献金禁止を発表した。
 その際、中国について言及し、さらに中国語で「オーストラリア人民は立ち上がった」と毛沢東の明言をもじった言葉を披露。
 中国の政府系メディアから批判されている。
 中国との経済関係が深いだけに、経済界には中国の怒りを買うのではとの不安が広がっている。



Record china配信日時:2017年12月19日(火) 22時40分
http://www.recordchina.co.jp/b233179-s0-c30.html

中豪対立エスカレート、中国人留学生への差別・暴力事件多発、
中国総領事館が注意喚起―中国メディア

 2017年12月19日、中国新聞網によると、中国の在メルボルン総領事館は、オーストラリア各地で中国人留学生に対する差別・暴行事件が多発しているとして、これから同国に留学する中国人に対し、滞在中の安全に注意するよう呼び掛けた。

 米華字メディアの多維新聞によると、オーストラリアのターンブル首相は5日、中国を念頭に、外国勢力による政治介入を防ぐため外国からの政治献金を禁止すると発表した。
 これに中国外交部の報道官が8日、ターンブル首相の発言を
 「オーストラリアの一部メディアの無責任な報道に、無原則に迎合するもの。
 中国に対する偏見に満ちている」
などと批判。
 ターンブル首相もすかさず9日、
 「現代中国は1949年に建立された。
 当時の中国には『中国人民站起来了』との言い方が発生した。
 これは『中国人民は立ち上がった』を意味し、主権の表明であり、誇りある言い方だ」
と中国語を交えて語り、
 「ならば、ここでわれわれも言わねばならない。
 『澳大利亜人民站起来了』『オーストラリア人民は立ち上がった』」
と応酬するなど、両国の対立がエスカレートしている。 


レコドチャイナ 配信日時:2017年12月22日(金) 19時0分 如月 隼人
http://www.recordchina.co.jp/b234130-s111-c10.html

<コラム>中国問題で揺れるオーストラリア
発端は南シナ海問題、
豪首相が中国の「世論工作」を批判

  中国とオーストラリアの関係が険悪化している。
★:最初の兆候は、オーストラリアが11月23日に14年ぶりに発表した外交白書だった。

 同白書は、中国による自国の鉱物・エネルギー資源への需要が自国経済や国民生活の向上につながることなどを認める一方で、南シナ海問題などでは
 「中国は米国の地位に挑戦している」
 「中国は彼らの主義に基づいた地域の秩序を強化しつつある」
などと中国に対する警戒を示した。

 中国とベトナムやフィリピンが対立している南シナ海の島について、オーストラリアは領有権を主張していない。
 したがって「中立」の立場だ。
 しかし、中国の「現状変更」については警戒する姿勢を続けている。
 その意味で、「白書」に新たな主張を盛り込んだわけではないが、「オーストラリアが政府白書で中国に警戒を示した」として注目されることになった。

 中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道官は同日の記者会見で、白書全体としては中国の発展と中豪関係を積極的に評価していると述べた上で、「南シナ海の問題で無責任な言論をやめるよう促す」などと不快感を示した。

★:次の大きな出来事は、オーストラリア政府が12月になり「外国勢力」が自国政治に影響を与えることを阻止する動きを本格化させたことだった。

 ターンブル首相は5日、
 「外国勢力が(オーストラリアの)政治プロセスに影響を与えようとして、これまで前例のない、ますます巧妙な工作を行っている」
 「中国の影響について懸念すべき報告がある」
と指摘した。

 中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は5日の定例記者会見などで、
 「オーストラリアの関連する人々に偏見を捨てることを督促する」
 「中国側にオーストラリアの内政に干渉する考えはない。
 政治献金を通じてオーストラリアの国内政治に影響を与える考えもない」
と反発した。

 耿報道官は8日の定例記者会見で、ターンブル首相の発言と同発言を支持したオーストラリア議会を
 「一部メディアの無責任な報道に、無原則に迎合するもの。
 中国に対する偏見に満ちている」
などと批判。

 するとターンブル首相は9日、故毛沢東主席の建国宣言のひとつをパロディーのように用いて「澳大利亜人民站起来了(オーストラリア人民は立ち上がった)」と中国語で述べ、中国の自国政治への影響力行使を阻止するのは、自国の主権問題との考えを示した。

 同発言を受け、陸慷報道官は11日の記者会見で
 「中国はオーストラリアの指導者の発言に関心を持っている。
 オーストラリア側の一部の人に対して、自らのイメージと中豪関係を損ねるような発表はやめるようお勧めする」
などと反発した。

 中国でも毛沢東主席に対しては、1950年代の大躍進で大量の餓死者を出し、60〜70年代の文化大革命で国を大混乱させたなどとして批判はある。
 共産党自身も、文化大革命について「毛沢東が誤って発動」などと認めている(1981年、「建国以来の党の若干の歴史問題についての決議」)。

 しかし中国共産党は毛沢東の生涯全般については、新中国を成立させた「功績が第一」であり、その後の失敗についての「誤りは第二」との見解だ。
 毛沢東の建国宣言をパロディーのように使われたのでは、建国そのものが侮辱されたようにも感じるだろう。
 まして、中国人自らが毛沢東を批判するのと、外から茶化されるのでは、受けとめる感情は違ってきて当然だ。
 陸報道官の「自らのイメージを損ねるような発表」の言い方には、ターンブル首相の発言に対するいら立ちが感じられる。

 オーストラリアではターンブル首相自らが、中国がオーストラリアの政治に対して「これまで前例のない、ますます巧妙な工作を行っている」と発言。
 中国側が反発すると、ターンブル首相は毛沢東主席の建国宣言をパロディーのように用いて、中国語で「オーストラリア人民は立ち上がった)」と述べ、中国側は改めて反発した。

★:事態はさらに進展した。
 オーストラリアの野党・労働党のダスティヤリ上院議員が12日、中国人実業家から政治献金を受けていたことを認め、辞職して次回選挙に出馬しない意向を明らかにしたのだ。
 ダスティヤリ議員は南シナ海の問題について中国寄りの発言を続けてきたことで知られている。
 ダスティヤリ氏は1983年生まれで、若手有望政治家と見られていた。

 ここで思い起こしてしまうのは、「オーストラリアの国内政治に影響を与える考えはない」としていた中国外交部の耿爽報道官の発言だ(前回参照)。
 「南シナ海問題はオーストラリアの国内問題ではない」と解釈すれば、形式的には「ウソでない」とも言える。
 しかし、献金していたことが事実ならば、中国は金銭を使って他国の政治に干渉していたことになる。
 11日の記者会見で、報道官が「いけしゃあしゃあと言い逃れをした」とのイメージは、中国に対する不信感をさらに増加させることになった。

 陸慷報道官はダスティヤリ議員の辞職表明直後の12日の記者会見では、同議員の辞職問題について「他国の内政についてはコメントしない」と述べた上で、
 「最近、個別の西側国家で突然、『他国の内政には干渉しないこと』に関心が出ている。
 よいことだ。
 これらの国の人々の頭に、『内政不干渉』が根づけば、国際関係の健全な発展に効果がある」
などと述べた。

 この「妙に強気な対応」は、中国人が窮地に立たされた場合にしばしば見せる反応だ。
 自分らの姿勢にブレがないことを「証明」しようとする心理が働いているように思える。
 しかし、報道官としては「言わずもがな」の発言であり、かえって失笑を買ったことは間違いない。

 15日付ロイター社によると、中国外務省が8日、駐中国オーストラリア大使を呼び出して、中国が内政干渉を試みているといオーストラリア側の主張に抗議していたことも分かった。

 オーストラリア内には、ターンブル首相以上の対中強硬論も多い。
 そこで問題になるのが、オーストラリア経済に中国への依存体質が定着してしまっていることだ。
 オーストラリアにとって中国は2000年以来、最大の貿易相手国だ。
 中国政府商務部(商務部)によると、2016年におけるオーストラリアの対中輸出額は599億1000万ドルで、前年比1.4%減とわずかに後退したが、
 同国の輸出総額の31.5%を占めた。
 オーストラリアの主な輸出品目は鉄鉱石や石炭だ。

 中国には、関係が悪化した国を経済面で苦境に陥れようとした「実績」がある。
 しばらく前には尖閣諸島の問題などで対立を強めた日本に対してレアアースの輸出を差し止めた。
 最近では、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備で、それまでは「蜜月関係」だった韓国が、中国人観光客の激減や中国に展開する韓国系小売チェーンのロッテマートが営業中止に追い込まれるなどで、大きな打撃を受けた。

 そのため、中国が石炭や鉄鉱石の輸入先をブラジルに切り替える可能性があるとの見方もある。
 しかし、中国が仮にそのような動きに出た場合、中国にとって少なくとも中長期的に有利になるとは思えない。
 中国がオーストラリアからの資源商品の買い付けを控えれば、日本、あるいはインドなどが同国からの買い付け量を増やそうとするかもしれない。
 オーストラリア側企業が対中貿易の「政治リスク」を痛感すれば、その後は対中取り引きに慎重になる可能性が高い。

 何といっても、韓国が「B to C」のビジネスで中国市場から利益を得ていたことと、オーストラリアと中国のビジネスが主に基幹産業に直結するタイプの「B to B」であることの違いはかなり大きいはずだ。
 中国企業がオーストラリアに対して鉄鉱石など原材料の輸入のために膨大な金銭を投じているのは「製品を売って儲けさせてもらう」ことが目的だからだ。

 オーストラリアについては、もうひとつ注目すべき事情がある。
 ターンブル政権が発足したのは9月20日だった。
 ターンブル氏の子息は北京での留学期間中に知り合った女性と結婚したが、この女性は中国政府のアドバイザーとして活躍し、江沢民元国家主席とも親交があったとされている。
 そのためオーストラリアでは「ターンブル首相には中国寄りの姿勢が目立つ。その背景には親族の問題がある」との批判も出ていた。
 ターンブル首相は国内からの批判を避けるためにも、中国に対してある程度以上、毅然とした姿勢を取り続けざるをえないだろう。

 オーストラリア国内では、反中感情も高まっているようだ。
 在メルボルンの中国総領事館は19日、
 「最近になりオーストラリアの複数の場所で数回にわたり、中国人留学生を侮辱したり殴打する事件が発生している」
 「オーストラリア滞在中には安全上のリスクに直面する可能性がある」
として注意を呼びかけた。

 中国総領事館は同呼びかけにおいて、「危険な状況に遭遇した場合には、ただちに警察に通報し、在オーストラリアの中国大使館・領事館にも速やかに連絡すること」として、大使館を初めとする在豪外交公館すべての電話番号を紹介した。

 たとえ中国の政策に対する激しい反発があったとしても、中国人の留学生を襲撃する行為が許されないことはもちろんだ。
 ましてオーストラリアには、人種差別政策の「白豪主義」を長年にわたり取り続け、1970年代になりやっと「人種差別禁止法」を成立させるなどで、「多文化主義」を国際的に掲げるようになった経緯がある。

 実際には、オーストラリアで白人至上主義の感情が消えたわけではない。
 2005年には暴徒化した白人集団が中東系移民を無差別に襲撃する事件が発生した(クロナラ暴動)。
 アンケート調査でも、白豪主義的な考えを持つ人が相当数存在することが分かっている。
 また、「白豪主義」「保護貿易」「反イスラム」を主張するワン・ネーションが連邦議会(国会)で議席を確保している。

 世界全体を見てもこのところ、「自国絶対優先主義」を掲げる政治勢力の台頭が目立つ。
 オーストラリアについても、中国との対立が引き金になり、「白人至上主義」が勢力を得る可能性が全くないとは言えない情勢だ。

■筆者プロフィール:如月隼人
日本では数学とその他の科学分野を勉強したが、何を考えたか北京に留学して民族音楽理論を専攻。日本に戻ってからは食べるために編集記者を稼業とするようになり、ついのめりこむ。「中国の空気」を読者の皆様に感じていただきたいとの想いで、「爆発」、「それっ」などのシリーズ記事を執筆。



Record china配信日時:2017年12月25日(月) 8時20分
http://www.recordchina.co.jp/b235049-s0-c10.html

悪化する中豪関係に新展開、
中国製覚せい剤がまん延か―米華字メディア

 2017年12月23日、多維新聞は記事「悪化する中豪関係に新展開、中国産覚せい剤がまん延か」を掲載した。

 オーストラリア警察は、同国西海岸で覚せい剤を積載した船舶を摘発したことを発表した。
 積載されていた覚せい剤は1.2トン、時価総額は10億オーストラリアドル(約873億円)に達する。
 同国史上最大の覚せい剤摘発となった。当局は中国製だと確信しているとコメントした。

 先日来、中国とオーストラリアの関係は急速に悪化している。
 中国による政治干渉を避ける目的で外国からの政治献金を禁止するなど、オーストラリア政府は中国に対する警戒姿勢を明確にしている。
 覚せい剤問題は関係悪化のさらなる材料の一つとなりそうだ。



12/25(月) 8:03配信 読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171225-00050019-yom-int

中国、外国政界や世論への工作活発化…各国警戒

 【北京=東慶一郎】中国による外国政界や世論への工作が活発化していることが相次いで明らかになり、各国が警戒を強めている。

 習近平(シージンピン)政権は、世界第2の経済力を背景に自国に有利な政治行動を取る国を増やし、中国主導の国際秩序を浸透させようとしており、そうした活動の一環とみられる。

 「外国勢力が、(オーストラリアの)政治プロセスに影響を与えるため、前例がなく、ますます巧妙な工作をしている」

 豪ABC放送(電子版)によると、オーストラリアのターンブル首相は5日、海外からの献金を禁止する法案を議会に提出し、背景をこう説明した。
 同国では、野党・労働党のサム・ダスチャリ上院議員(当時)が、中国人企業家から多額の献金を受け取り、南シナ海問題で党の方針に反して中国の領有権主張を支持したことが政治問題になっていた。

 ターンブル氏は、中国を標的にした法案ではないと強調しつつ、「ダスチャリ氏はオーストラリアを売り渡した」とも述べた。
 中国外務省の耿爽(グォンシュアン)副報道局長は定例記者会見で、法案について「中国に対する偏見に満ちている」と反発した。

 工作活動の一端は、ほかでも明るみに出ている。ニュージーランドでは9月、中国出身の国会議員を巡る「中国のスパイ」疑惑が取りざたされた。
 議員は「スパイではない」と否定した。

 シンガポールでも8月、政府が、リー・クアンユー公共政策大学院の中国系の教授(現在は米国籍)が「外国の情報機関と連携してシンガポールの外交政策や世論に影響を与えた」として、妻とともに国外追放したと発表した。
 地元メディアなどは、この情報機関を中国とみている。


Record china配信日時:2017年12月27日(水) 9時0分
http://www.recordchina.co.jp/b238607-s0-c10.html

中国はウイルスのように拡散、
世界で反中感情高まる―米メディア

   2017年12月25日、米華字ニュースサイト多維新聞によると、オーストラリアやニュージーランドなどでは最近、中国政府による外国政界や世論への工作に対して批判が高まっている。
 米国メディアは
 「中国はウイルスのように拡散し、
 西側諸国のさまざまな領域に浸透し、
 世界的に反中感情が高まっている」
と伝えた。

 米誌ワシントン・ポストによると、トランプ米大統領は11月のアジア歴訪中、インドを「反中包囲網」に取り込む姿勢を見せた。
 フィリピン滞在中にはオーストラリア、日本、インドとの関係強化を表明した。

 オーストラリア政府は過去14年、外交白書で「インド太平洋」の言葉を用い、インドと東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国と戦略的に連携し、中国共産党に対抗する方針を示してきた。
 オーストラリアは「中国政府とは異なる利益、価値観、政治体制を持つ」とも指摘してきた。

 一方、オーストラリアのターンブル首相はこのほど、外国人や外国企業・団体からの政治献金を禁止する選挙法改正案を議会に提出すると発表した。
 中国人企業家が一部の議員に多額の政治献金を行い、南シナ海問題で党の方針に反して中国の領有権主張を支持したことが政治問題になったためだ。

 記事は「世界の民主主義国家が中国を排斥する動きは、日に日に激しさを増している。
 しかし、中国は自国の経済・政治体制に強い自信を持っているのも事実だ」と伝えている。



Record china配信日時:2018年1月1日(月) 0時10分
http://www.recordchina.co.jp/b271261-s0-c60.html

2017年、中国に対して最も「非友好的」だった国、
日本ではなくオーストラリアが選ばれた理由―中国メディア

 2017年12月30日、新浪は、中国に対して最も「非友好的」だった国としてオーストラリアが選ばれた理由について分析する記事を掲載した。

 記事は、環球網が「今年、中国に対して最も非友好的だった国」を尋ねるアンケートを行ったが、その結果は「非常に驚くべきものだった」と紹介。
★:「ドクラム高原で対峙(たいじ)している」インドは2位で、
★:「何かと面倒を起こす」米国が3位、
★:「絶対に戦争犯罪を認めない」日本が4位、
★:「漁船に射撃する」韓国が5位で、
★:得票数で過半数を超えて1位になったのはオーストラリアだったからだ。 

 では、なぜ多くの中国人が、オーストラリアは中国に非友好的だと思ったのか。
 記事によれば、主な理由は
 「南シナ海問題で中国の立場を一貫して認めず、刺激的な言葉で反対したから」
だという。

 また、一部メディアは中国がオーストラリアの内政に干渉していると報道したため、大きな騒ぎとなり、
 オーストラリア首相が毛沢東の言葉をもじって「オーストラリア人民は立ち上がった」と中国語で述べたことが中国人の大きな反感を買った
と分析した。

 さらに、オーストラリアの孔子学院について、ある教授が
 「中国はオーストラリアとの接触においてさまざまな悪い意図がある。
 例えば孔子学院はそのよい例だ。
 孔子学院は中国教育部の管理下にあるからだ」
と述べたことや、オーストラリアのネットユーザーから
 「カンガルーが多すぎて災害になることはいいが、中国人が増えることはだめだ」
との書き込みがあったことなども関係していると論じた。


2018/1/1(月) 7:00配信 NEWS ポストセブン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180101-00000005-pseven-cn

中国と豪州 豪上院議員への違法献金巡り非難合戦

 中国とオーストラリアが非難合戦を展開している。
 マルコム・ターンブル豪首相が中国政府機関や中国企業がオーストラリアの国会議員に違法献金をしているなどとして、「中国によるわが国への内政干渉を憂慮している」などと中国を批判。
 これに対して、中国共産党機関紙「人民日報」が首相の名指しは避けながらも「豪州は人種差別で誇大妄想」などと強く反論している。
 この非難の応酬のさなか、違法献金を受け取ったとされる渦中の豪州国会議員が辞任するなど、波乱の展開となっている。

 ロイター通信によると、一部豪メディアが野党労働党のサム・ダスチャリ上院議員への中国企業の違法献金疑惑を報じたうえで、この献金は中国の国有企業が豪石油ガス開発大手企業の買収に絡んでいるなどと指摘。
 さらに、同議員を含む国会議員数人にも献金を行い、中国軍の南シナ海の島々での軍事基地建設などを正当化する政治活動を行うように依頼した疑惑も併せて伝えた。

 これについて、ターンブル首相は2017年11月初旬、「中国共産党が豪に干渉しようとしているとする報道を真剣に受け止めている」と発言。
 そのうえで、首相は、外国勢力が「豪と世界の政治プロセスに影響を及ぼそうとする前代未聞かつ高度な試み」を行っているとし、「中国の影響に関する気がかりな報道」に触れた。

 これに対して、中国外務省スポークスマンが「全く根拠のない報道であり、首相は事実確認を行っていない」などと抗議している。

 さらに、人民日報は「豪メディアの報道は想像の産物で、中国政府への根拠のない攻撃」などと論評したうえで「豪に住む中国の学生や人々を中傷した」などと批判した。
  また、同紙は「この種の感情的な被害妄想は人種差別的な意識に基づいている。多文化社会という豪のイメージを傷つけるものだ」と決めつけた。

 しかし、同紙の報道からわずか1日後の2017年12月12日、渦中のダスチャリ上院議員が「議員を辞職する」と発表した。
 ダスチャリ氏をめぐっては、「中国の利益につながるような言動を行っていた」との疑惑が浮上し、批判が高まっていた。
 具体的には、ダスチャリ氏は党の方針に反して、中国の南シナ海での領有権主張を支持するような発言をした録音が表面化したことを受け、党の役職を既に辞任。
 今回は労働党の副党首に対して、香港の民主化運動家との面談を止めるよう働きかけたと新たな事実も発覚したことから、もはや逃げ切れないと観念し、議員辞職を決意したようだ。

 人民日報は議員辞職前の論評で、
 「中国は一貫して相互尊重と相互内政不干渉の原則を基礎に他国との関係を発展させている。
 これは中国の外交政策の重要原則の1つだ。
 中国にオーストラリアの内政に干渉する意図はなく、政治献金を通じてオーストラリアの政治に影響を与える意図もない」
などと主張していたが、これが詭弁であったことは議員辞職によって明らかになったようだ。

 ネット上では、
 「中国が他の国を『人種差別で誇大妄想』と批判したことは、笑えるね。
 まさに、皮肉以外の何ものでもない」
などとのコメントが書き込まれている。



2017年12月11日月曜日

18km走:2時間01分10秒 今季初めての18km走である

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● アクアテイック・センターの工事場所と迂回路指示の看板

足が重たい。
 入りの1kmは7分を超えている。
 最近は最初の5kmはどうもタイムが伸びない。
 特に今日は風が強く、向かい風になるせいもある。
 今日の目標は18kmを走ること、タイムは2時間を目安にする。
 キロ6分45秒でいくと「2:01:30」になる。
 2時間が目標になる。

 5kmはキロ7分をオーバーする。
 これは風よりやはり足の重さであろう。
 オリンピック・プールのまわりにフェンスが張られ、遊歩道が閉鎖になっている。
 フェンスにそって海側に進んだがstopとなる。
 時計を止め、アクアテイックセンターのエントランス側に回る。
 ここでタイム計測を再開する。
 オーバーした分は数十m、30秒以内だろう。
 帰りは最短コースをとったが、これも30秒以内と思う。


●迂回路

 迂回路は2つで、一つはマングローブ・ウエットランドの散歩道を行くコースで、上の写真の赤線コースである。
 これは別の機会にする。


●マングローブ・ウエットランドの散歩道入口

 もう1つは緑線のコースだが、これでは最短で遊歩道に戻るということはできなくなる。
 よってこれを修正して走る。
 まず左から走ってきて写真左の分岐「1」でY路を右に曲がって緑線を少し下がって、すぐに左に折れ、アクアテイック・センターへの歩道を走り、正面玄関を過ぎ、建物を端を左に回り込んで、写真右の「1」の点で遊歩道に合流するコースをとっている。


●最短迂回路(写真・動画はすべて翌朝コース確認に行ったときに撮ったものである)

 GCブリッジを折り返すと今度は追い風になる。
 このあたりから体も動くようになってくる。
 10kmまでまさに順調にいく。
 スプリットで32分少々でタイムもよい。

 15kmまでは追い風を向かい風が半々になる。
 5kmスプリットで33分半。
 こんなところだろう。
 
 今日は2km余分に走って、最後の1kmはいつものように護岸歩道になる。
 これで18kmになるが、通常距離を伸ばすと足にくるのだが、今日はそういうこともなかった。
 ただ護岸歩道の向かい風は今日は久しぶりの強さで、7分を超えてしまった。
 
 2時間には届かなかったが、今季初の18km走はそこそこ何とかいった。
 通常夏場に入って距離を延ばすということはありえないのだが、なにしろ今年は冷夏で走っていても汗をぐっしょりかく、ということがない。
 ならばということでの冒険であったがほとんどダメージがなかった。




●今季初の18km走:2時間01分10秒

【 12月11日 18km 2時間01分10秒 キロ6分44秒
1km     7:08
5km    35:06      35:06
10km    32:06    1:07:12
15km    33:38    1:40:50
18km    20:20    2:01:10
(17km--18km 7:14)

【 12月06日 16km 1時間47分48秒 キロ6分44秒
1km     6:55
5km    34:44      34:44
10km    33:44    1:08:28
15km    32:46    1:41:14
16km     6:34     1:47:48



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2017年12月6日水曜日

16km走:1時間47分48秒  12月に入る夏はそこまで来ている

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 体ではなく足が重たい。
 それでも普段なら慣れてきて2キロを過ぎたころから足が動き始めるのだが。
 今日はダメ。
 5kmは限りなくキロ7分に近い「34分44秒」である。
 このままいくと、1時間50分を切れるか切れないかになってしまう。

 無風、雲一つない快晴、地平線から太陽が照りつける。
 でも朝陽はまだ夏の熱気を含んでいない。
 なら、ペースが上がってもいいはずだが。
 10kmは1分ほど短縮できた。
 だが、足は思うほどには動いていない。

 そして15kmまでのスプリットはまた1分縮める。
 それでもキロ6分半には届かない。
 1時間50分は十分にクリアしたが。
 
 このままいくと6分45秒の1時間48分ぎりぎりである。
 護岸道路の1キロは無風なので6分34分で行って、1時間47分台にもっていく。
 なんとか、最悪は免れたということである。
 
 これで陽射しが強くなれば、1時間48分を切ることは非常に困難になってくる。
 もう夏はそこまで来ている。

【 12月06日 16km 1時間47分48秒 キロ6分44秒
1km     6:55
5km    34:44      34:44
10km    33:44    1:08:28
15km    32:46    1:41:14
16km     6:34     1:47:48

【 11月23日 16km 1時間40分49秒 キロ6分29秒
1km     6:52
5km    32:52      32:52
10km    30:50    1:03:42
15km    33:04    1:36:46
16km     6:53     1:43:39


【アジサシ】
 ミッシェルパークは内海に接しており、ここで先日トライアスロンが行われた。
 ランニングコースにもなってジョガーの天国である。
 2,3日前にでかけたらアジサシが’いたので撮ってみた。




2017年11月29日水曜日

日本人が移住したい国:1位はなんとマレーシア、なんでどうして?

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 たとえば韓国人が自国の国籍を放棄して、新たに取得した国籍のトップはカナダ、2位が日本、そして3位にオーストラリアが入る。
 日本人の移住希望の国のベストワンはなんとマレーシアだという。
 10年以上にわたってその位置をキープしているという。
 なんで、どうして?
 ちなみに富裕層ではアメリカオレゴン州のポートサイドが移住先として人気だという。 


Record china配信日時:2017年11月29日(水) 11時50分
http://www.recordchina.co.jp/b223023-s0-c30.html

日本人が移住したい国、
1位はなんと「あの国」だった!
中国メディア驚き

 2017年11月25日、騰訊網は、日本人が移住したい国ランキングを紹介。
 ある国が10年以上1位をキープし続けていると紹介した。

 その国とは、東南アジアのマレーシアだ。
 記事は
 「財政赤字や増税、高額の相続税、年金問題、少子高齢化、地震や放射能汚染など、今の日本は厚い暗雲に覆われている」とし、
 「多くの人が、日本を離れて海外に移住しようと考え始めた。
 彼らにとって憧れの移住先は多いようだが、あるランキングではなんとマレーシアが11年連続で日本人が最も移住したい国に選ばれている」
と驚きをもって紹介した。

 そして、マレーシアが日本人の移住先として人気を集め続けている理由として、
 「物価の低さ」
 「多民族国家ゆえの外国人に対する寛容さ」
 「常夏で良好な環境」
 「治安の良さ」
 「医療レベルも低くない」
といった点を列挙。
 「日本人を煩わせる花粉や台風、地震、火山などがないことも魅力」
と伝えた。

 マレーシアの物価や生活費について、記事は「日本の中小都市レベルの家賃で、首都クアラルンプールの中心エリアで好条件のマンションを借りられる」と説明。
 「6万円あればセキュリティがしっかりした、プールやフィットネスも完備の住まいが手に入る」とした。
 さらに「光熱費は全部まとめて1カ月6000円程度、通信費は4000円、駐車場代1万円、ガソリン代2万円、3人暮らしの食費は約6万円。衣食住の消費額はだいたい日本の3分の1で済む」とその利点を解説している。

 また、飲食の問題についても、「現地には中国系住民が多いため、中国系のレストランで外食すればそれほど違和感を覚えない」と説明。
 「もちろん自炊も可能であり、そのほうが食費は大きく節約できる」とした。



未来世紀ジパング【海外移住ブーム再び…「住みたい街ナンバーワン」】
 - 2017.11.13
http://www.miomio.tv/watch/cc351392/


●’オレゴン州ポートランド



Wikipedia よりi
ポートランド (オレゴン州)
アメリカ合衆国 > オレゴン州 > ポートランド (オレゴン州) ポートランド
人口 (2010年現在)   市域 583,776人

ポートランド(英語: Portland)は、アメリカ合衆国オレゴン州北西部マルトノマ郡にある都市。同州最大の都市かつ同郡の郡庁所在地である。
太平洋岸北西部ではワシントン州シアトル、カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバーに次いで3番目に人口が多い。
ポートランドは環境に優しい都市であるとされ、その評価は全米第1位、世界で見てもアイスランドのレイキャヴィークに次いで第2位と言われる[1]。
2009年10月にフォーブス誌は、ポートランドを全米で3番目に安全な都市にランクした[2]。
しかし治安については、犯罪発生率で殺人を除く全カテゴリーで全米平均を上回っている[3]。
また、強力な土地利用計画[4]を行っていることで有名で、オレゴン地域政府「メトロ」がサポートするライトレールシステムへの投資でもよく知られる。
そして、地ビールや蒸留酒を生産する小規模な醸造所(マイクロブルワリー)や蒸留所(マイクロディスティラリー)が数多く存在し、コーヒーの消費も非常に盛んである。
温暖な気候によりバラの栽培に非常によく適しているため、市内には国際バラ試験農園を筆頭として多くのバラ園が散在し、ポートランドは100年以上に渡り「バラの町」(The City of Roses)の異名で知られ[5][6]、最も一般的な愛称ともなっており[7]、2003年には市の公式愛称に採択された[8]。

  西海岸の街といえばカリフォルニア州のサンフランシスコとロスアンジェルスが双璧であろう。
 ところが最近、慰安婦像問題でこれまで隠されていたサンフランシスコの負の部分が浮き上がってきており、日本人にとってはあまり印象のいい街ではないことが見えるようになってきた。
 そのせいかサンフランシスコは西海岸のナンバーワン都市であるが、日本人の移住者はここをさけているようで、その代替地としてカリフォルニアからオレゴンへという流れがあって、最近ポートランドが人気になってきているということのようである。


Record china配信日時:2017年11月29日(水) 21時50分
http://www.recordchina.co.jp/b223687-s0-c60.html

日本に移住するために知っておくべきこと、
日本は最良の選択ではないと言いたいが…」―中国ネット

 中国版ツイッター・新浪微博は26日、日本に移住した中国人がつづった「日本に移住するために知っておくべきこと」と題したコラムを掲載した。
 以下はその概要。

 私が日本への移住を決めた理由は、
 欧米に比べ地理的な便利さがあり、医療水準が高く、
 環境が良いこと。
 さらに食品や治安も良く安全だ。
 これらはあくまで私個人の理由であり、日本が天国とは思っていない。
 日本への移住を考えている人の参考になればいいが、日本への移住を提唱する意味はないことを説明しておきたい。

 日本は移民の受け入れに消極的なため、一般人が移住するには大きく分けて、留学、就労、投資の三つのルートが考えられる。

★.留学は日本の語学学校や大学といった教育機関に籍を置き、卒業後現地で就職して定住するのが一般的で、就労は自分の技術や知識を生かして日本国内の企業や関連機関に就職することで関連のビザを取得することができる。
★.投資は少し複雑で、正しくは「経営・管理」が名目のビザ。このビザは日本国内で会社や店を経営するといった経済活動を指しているため、単に不動産を購入しただけでは申請や更新が難しいビザだ。

 留学ビザは学校を卒業して時間が立っておらず、日本での生活を試してみたい若者に適している。
 仮に日本の生活が合わなくても少ないコストで済み、別の選択もできる。
 就労ビザは専門的な知識や技術を持った人が有利なため、日本で需要がある業界と自身の専門が合致していれば可能性は高い。
 経営・管理ビザはコストがかかるが、年齢・日本語能力・技術といった面での要求が低いのが特徴だ。

 以上のコラムに対し、ネットユーザーからは29日現在600件近いコメントが寄せられ、大きな注目を集めた。
 ネットでは、
 「日本大好き。すでに移住を準備中。日本で会社も作り、家も買う予定」
 「『日本は最良の選択ではない』と言いたかったが、欧米は治安が不安で全体的に日本より良いと感じるのは北欧くらいしか思いつかなかった」
とさまざまな声が聞かれた。

 代表的だったのは実際に日本に移住するために必要な手続きや会社設立の詳細といった具体的な相談で、
 「移住は熟考してから決めた方がいい。経済面や自身の条件をよく考慮する必要がある。何よりもまずは日本語を習得するべきだ」
といったアドバイスも多く寄せられた。



サーチナニュース 2017-11-30 14:12
http://news.searchina.net/id/1648921?page=1

日本への移住に心動かされそうになる、
日本の充実した社会保障政策=中国メディア

 中国メディア・今日頭条は27日、「日本のこれだけの社会福祉政策を見たら、心が動かないか?」とする記事を掲載した。

 記事は
  「世界の多くの国で社会福祉制度が整備されている。
 それは主に収入格差を減らし、全ての国民の基本的な生活を保障して幸福感を高めることだ。
 では、われわれの隣国である日本ではどのような魅力的な福祉政策が採用されているのだろうか」
としたうえで、日本の社会福祉制度について紹介している。
 
★.まずは、出産と子育てに関する制度を挙げ、
 「日本では出産すると42万円の補助を受けることができ、
 1歳になるまで行政から手当てが支給される。
 また、就学前には医療費の一部を地方行政を肩代わりしてくれ、その割合は住んでいる地域によって異なる。
 つまり、日本で生活する子どもに対して行政が強力にサポートしてくれるのだ」
とした。

★.続いては、生活保護だ。
 「在日外国人を含む20歳以上の世帯では、世帯収入が基準を下回っている場合に生活保護を受け取ることができる」
と説明している。

★.また、国民医療保険や医療体制がしっかりしている点にも言及。
 「500万円の手術を受けても、国民健康保険などに加入していれば、10万円程度の支払いで済む」
として高額医療制度を紹介したほか、40歳以降の検診制度について説明している。

 また、
★.「現行の各種政策において、日本人の間ではもちろんのこと、外国人に対する差別的部分がない。
 選挙権を除き、外国人居住者も合法的な長期滞在の身分を獲得すれば、日本人同様の福祉、教育などの権利を享受することができるのだ」
と紹介。

 そして
 「総じて、日本の社会福祉政策は非常に整っている。
 まさにそれゆえ、日本社会では貧富の格差が中国よりもはるかに小さいのだ」
と結んだ。

 移住先の条件というのはいくつもあるが、私は次の3つを優先している。
1].温かいところ
2].衛生的なところ
3].犯罪の少ないところ
  衛生的とは清潔であるということでもある。
 オーストラリアは世界基準でもトップに入るほどに清潔なところといえる。 


サーチナニュース 2017-12-06 13:12
http://news.searchina.net/id/1649266?page=1

世界の清潔な国ランキング、
中国ネット民が物言い「おいおい、日本が入ってないのはおかしいぞ!」

 中国メディア・今日頭条は3日、世界の清潔な国ランキングを紹介する記事を掲載した。記事は上位5カ国を紹介しているが、その中に「ある国」が入っていないことで、一部の中国ネットユーザーから疑問の声が出ている。

 記事が栄えある
★.第1位に挙げたのは、永世中立国として知られるスイスだ。
 「地球上の天国と称され、人びとの幸福も最高レベルの国。
 平和であり犯罪率が低く、環境汚染も少ない。
 スイスの国民は世界で一番美しい国であると自負し、誇りを持っている。
 多くの山脈のほか緑豊かな平原や川を有し、世界最高品質と称される岩清水も湧き出している」とした。

★.2位は同じくヨーロッパに位置する小さな国、ルクセンブルクだ。
 記事は、人口が500万人に満たない同国は世界で最も豊かな国であり、多くの歴史遺産のほか、非常に清潔な生活環境を持っていると説明。
 経済的に安定し、犯罪率が極めて低く、人どうしがとても友好的であると伝えた。

★.3位は、オーストラリアである。
 「オーストラリア人の幸福指数は高く、世界で最も清潔な国の1つである。
 巨大な地理空間を持つ一方で人口が少ないため、汚染の影響を受けにくいとしている。

★.4位はアジアで唯一トップ5入りしたシンガポール。
 「清潔であるうえ豊かな国。一年中夏のような気候で、農作物も順調に育つ。政府の努力によって世界で最も清潔な国が作られている」
と評した。

★.5位にはチェコが入っている。
 「自然観光と清潔な都市で知られている。長い歴史を持つ科学研究の伝統が、環境保護に関する多くのコンセプトの発明につながっている」
と紹介した。

 このランキングに対して、複数の中国ネットユーザーから「日本はどうした」、「何を言っているのか。日本こそ1位だろう」との意見が出ている。
 しばしば「清潔な国」と紹介されている日本が上位に入っていないことに、驚きや意外さを感じたようだ。




2017年12月14日 01時15分 読売新聞
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12213-20171213-50083/

大阪市が姉妹都市解消を決定

 大阪市は13日の幹部会議で、米サンフランシスコ市が慰安婦像の寄贈を民間団体から受け入れたことに抗議し、同市との姉妹都市提携の解消を正式に決定した。

 歴史認識の違いから姉妹都市提携が解消されるのは異例。

 サンフランシスコ市は11月、中国系住民の民間団体が中華街に設置した像と碑文の寄贈を受け入れ、市有化した。
 碑文では慰安婦を「性的に奴隷化」などと表現しており、大阪市の吉村洋文市長は「不確かな主張があたかも歴史的事実として刻まれている」などとする書簡を5回送付
 市有化しないよう求めたが、受け入れられず、提携を解消する意向を表明していた。

 サンフランシスコ市のエドウィン・リー市長が12日に急死したため、新市長が就任する来年6月以降に書簡を送り、解消を通知する。





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2017年11月28日火曜日

16km走:1時間43分39秒 いよいよ陽射しがきつくなってきた

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走り始めるときはどうしても体が重たい。
 2キロすぎでやっと動くようになる。
 5kmは前回より1分もいい。
 逆に10kmでは1分悪い。
 終盤はバテた。
 ラストの1kmは7分近くかかっている。
 トータルで「1時間43分39秒」である。
 10月は4回ともキロ6分半になる「1時間44分」を超えていた。
 しかし11月は5回走ってすべてキロ6分30秒以内で走れている。
 今月は体調が安定しており調子がよかったということであろう。
 例年より気温が低いということも大きく影響しているようだ。

 陽射しが強くなってきた。
 来週は12月である。
 いよいよ夏場だ。
 暑さ、陽射しとの戦いに入っていく。
 キロ6分半は難しくなる。
 6分50秒以内=1時間50分でまとめたいところだろうが、どうなるか。

【 11月23日 16km 1時間40分49秒 キロ6分29秒
1km     6:52
5km    32:52      32:52
10km    30:50    1:03:42
15km    33:04    1:36:46
16km     6:53     1:43:39

【 11月23日 16km 1時間40分49秒 キロ6分18秒
1km     6:45
5km    33:54      33:54
10km    29:44    1:03:30
15km    30:56    1:34:34
16km     6:15     1:40:49






【おまけ】

Record china配信日時:2017年11月29日(水) 12時30分
http://www.recordchina.co.jp/b223665-s0-c50.html

中国が日本の箱根駅伝をコピー―中国メディア
 

 2017年11月28日、中国メディアの澎湃新聞は「中国の大学が日本の箱根駅伝をコピーした」と伝えている。 

 記事によると、中国・上海で先週末、北京の清華大、上海の復旦大や同済大、天津大など16校による大学対抗駅伝が開催され、各校10人ずつの選手が「母校の栄誉」のために計100マイル(約160キロメートル)の区間でたすきをつないだ。
 予選会は今年、全国4カ所で、計105校が参加して行われた。 

 記事は、この大会を「箱根駅伝のコピー」とした上で、
 「(箱根駅伝は)1920年に誕生した大学対抗駅伝であり、東京・大手町から神奈川県箱根町までの5区間、109.9キロを2日間にわたって往復する。この大会を観戦することが日本人の(正月の)『儀式』になっている」
などと紹介した。 

 さらに、日本の上尾市で先日行われたハーフマラソンで、1時間5分以内に62人がゴールし、50人が1時間4分の大台を切ったことを伝え、「日本にマラソン文化が根付き、五輪に優秀な選手を送り続けられるのは、100年近い伝統を持つこの大学対抗駅伝の功績だ」とした。 

 その上で、今年2回目を迎えたばかりの「中国版箱根駅伝」について、
 「日本のように社会全体にまで浸透するかは未知数だが、
 第1回大会の参加19校から今年105校にまで拡大したことは一つの進歩だ」
と伝えている。

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2017年11月23日木曜日

16km走:1時間40分49秒  5kmスプリットで3カ月ぶりの29分台

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 4時半、夜明け前スタート
 南風弱風、気温低し。
 地べた風で向かい風のせいかスピードはあがらない。
 何とか34分を切って5kmを通過する。

 ゴールドコーストブリッジを折り返して、追い風にかわる。
 一気にスピードを上げてみる。
 ダメだったらそれでもいいといった感じである。
 一時は上がるがじわじわと落ちてまたもとに戻るというのが、普通だが今日は上がりっぱなしで走れた。
 足も体も動いてくれる。
 前回もそうだったが、最初の5kmはゆっくりしか走れない。
 体が慣れてくるのに30分かかるということか。
 でもそれは考えにくいが。
 なんとなんと、この中盤の5kmスプリットは30分を切った。
 ということはキロ6分を切って、5分59秒で走ったことになる。
 スプリットで30分を最後に切ったのは8月の前半であるから、丸まる3カ月ぶりになる。
 例年ならこんなことにはならない。
 今年は気温が低いせいで走れるのかもしれない。

 終盤に入るとさすがスピードは落ちてくる。
 10kmから11kmの間は6分10秒ほどであった、
 ということは、この5kmは31分ギリギリである。
 下手するとオーバーするかもという危機感で足を動かす。
 わずかに4秒下回って15kmを通過する。

 16kmは「1:40:49」でキロ6分20秒を下回った。
 この時期ならすばらしい記録だろう。
 今年は夏の訪れが遅いようだ。

【 11月23日 16km 1時間40分49秒 キロ6分18秒
1km     6:45
5km    33:54      33:54
10km    29:44    1:03:30
15km    30:56    1:34:34
16km     6:15     1:40:49

【 11月15日 16km 1時間42分50秒 キロ6分26秒
1km     6:42
5km    33:33      33:33
10km    31:41    1:05:14
15km    31:35    1:36:49

16km     6:01     1:42:50


マグパイの子鳥が我が家に庭にきた。
 繁殖期を迎えて、あちこちで子鳥の声がする。
 いつも散歩するコースでは警戒するのだろう、歩いていると親鳥が鳴きわめく。
 マグパイの襲撃は結構こわいので、ここにくると枯れ木を頭の上でぐるぐる回して通過するようにしている。
 子鳥の大きさは親鳥とかわらない。
 その大きさがないと飛べないせいである。
 飛べるようにはなるが、なかなかうまく羽が仕舞えない。
 よってこんな具合で羽を休めている。
 すべての鳥に共通しているが羽が上手に仕舞えない鳥をみたら、巣立ちしたばかりの子鳥とみて差し支えない。





【おまけ】

Record china配信日時:2017年11月23日(木) 10時20分
http://www.recordchina.co.jp/b220375-s0-c60.html

中国とは「桁違い」、
日本がマラソンですごい成績を出せる理由―中国サイト

  2017年11月22日、中国のスポーツ情報サイト・東方体育に、日本のマラソンの強さについて紹介する文章が掲載された。

 文章は冒頭、埼玉県上尾市で行われる上尾シティハーフマラソンを取り上げ、「2016年に信じがたい数字が出た」と66分を切る選手の数が中国とは桁違いだったと紹介。
 さらに今月19日に行われた同大会にも触れた上で、
 「この約10年間の日本のレベルをアフリカ勢と比べることはできないが、
 フルマラソンで2時間10分を切る選手が日本にはいる。
 一方、中国の選手は任竜雲(レン・ロンユン。07年の北京国際マラソンで2時間8分15)以降、2時間10分を切っていない」。

 文章はこれに続けて日本人と中国人の精神面、教育の違いについて論じており、精神面に関しては
 「ジョギングは日本で最も人気のあるスポーツの一つ。
 マラソンの好記録は彼らの粘り強さ、気力の表れだ。
 『匠の精神』が一つのことに集中する日本人の決意を説明してくれる」
 「『専念』という点で言うと、われわれには確固としたものが欠けている」
と説明する。

 教育については
 「日本は子どもの体育を非常に重視する。
 ジョギングを例に挙げると、学校側は子どもたちに速く走ることを押し付けない。
 毎回進歩しさえすれば良いのだ。
 教師が一人一人に配るタイム記録表は励みでもあり、良い思い出にもなる」
とつづり、
 「冬のジョギングは日本の子どもたちの日常風景の一つ。
 このような鍛錬を経て彼らは意志の強さ、たくましさ、根気を養っていく。
 日本の保護者もこれを支持していて、子どもたちは1シーズン練習した後、学校のマラソン大会に臨むのだ」
 「一方、中国の子どもはこのような経験をなかなかできない。
 少なくとも私(文章の筆者)には記憶がないし、中国の保護者も学校側のこのようなやり方を認めないだろう」
などと指摘している。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=11&v=GV2SEg0S1_8
● 2016 上尾シテイハーフマラソン



サーチナニュース 2017-11-26 15:12
http://news.searchina.net/id/1648599?page=1

日本のハーフマラソン大会、上位62人が1時間5分以内にゴール
・・・中国ネット「レベル高すぎだろ!」

 市民スポーツの考えが普及している日本ではマラソン愛好者が多く、全国各地でさまざまなマラソン大会が開催されていることは中国でもよく知られている。
  中国メディア・茘枝網は22日、先日日本で行われたハーフマラソン大会で出場者の62人が1時間5分以内にゴールしたとして、中国のネットユーザーから「恐ろしすぎる」との声が出たことを伝えた。

 記事は「先日行われた第30回上尾シティマラソンのハーフマラソンで、上位62人の男子選手が1時間5分の大台を切った。
 1位は日本薬科大の外国人学生で1時間1分25秒だった。
 2位も外国人留学生で1時間1分37秒、
 3位と4位は駒沢大学の学生でそれぞれ1時間3分台だった。
 昨年の大会でも197人が1時間6分を切っている」と紹介。

 そして「中国では昨年1時間6分を切ったランナーがわずか5人しかおらず、1時間7分以内で走れる実力を持ったランナーもおそらく30人に満たないだろうと」として、上尾シティマラソンのハイレベルぶりを説明した。

 今年は5500人が参加したという上尾シティマラソン。
 ハーフの部は、1月の箱根駅伝に出場する大学の多くがエントリー選手を選ぶ重要な参考レースと位置づけていることが知られている。
 トップレベルの大学生ランナーが数多く参加するため、毎年ハイレベルな結果になるのだが、「1時間5分以内に62人がゴール」したことに対して中国のネットユーザーたちは度肝を抜かれたようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=ADHgatlqKqk&t=8s
● 2017 上尾シテイハーフマラソン


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2017年11月21日火曜日

オーストラリアとは「けったいな国」である:キリスト教の原罪に触れる悪魔の誘惑

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 オーストラリアとは「けったいな国」である。
 わけのわからぬ論理でシーシェパードが反捕鯨で世界を荒らしまわったり、今度は同性婚を認めたり、である。
 世の中には「ダメなものはダメなんです」という厳然としたルールがある。
 これは理屈ではなく、生物生態系の原則である。
 それを偏狭な人間の考えで変えていいものではない。
 人間のちっちゃな頭でこねくり回していいものではない。
 まあ、西欧人の発想からいえば原罪に触れる悪魔の行為」ということになるだろう。
 それを為してしまう世界の外れに生息する田舎者の行為はシーシェパードなみにバカバカしくも恐ろしい。
 シーシェパードはクジラを哺乳類だからダメと言っていたのに。
 今度は生物筆頭の哺乳類の秩序をひっくり返そうとする。
 キリストさんも真っ青だろう。
 田舎者は何をやらかすかわからない。
 

BLOGOS NewSphere2017年11月19日 09:08
http://blogos.com/article/259982/

オーストラリア、同性婚合法化へ
 “郵便”国民投票で支持派が圧勝  


● オーストラリアで同性婚の賛否を問う国民投票が実施され、賛成票が反対票を大幅に上回る結果が11月15日に発表された。この結果を受け、マルコム・ターンブル首相率いる保守政府は12月に同性婚法案を提出する予定だ。

◆支持派が6割で圧勝

 「同性のカップルが結婚できるように法は改正されるべきか」を問う今回の郵便投票は、9月から約2ヶ月をかけて行われた。
 オーストラリア統計局によると、79.5%に当たる1270万人以上の有権者が投票(投票率79.5%)し、
 うち61.6%が賛成票、38.4%が反対票を投じた。

 ネットメディア『バイス・ニュース』によると、賛成票が圧倒的に多かったこの結果は驚くことではないという。
 婚姻の平等に対する支持が年々増えていることは、過去数年の世論調査で明らかになっていた。
 また、投票期間中に行われた世論調査でも「支持」の回答は常に60%前後であった。

 婚姻の平等を支持する国民が大多数であったのにもかかわらず、宗教保守派を代表する政治家らの反対を乗り越えることができず、議会で同性婚に関する法案は議論されなかった。
 この膠着状態を打破するために行われたのが、今回の郵便投票だ(クォーツ)。

◆政治家の反応は

 開票結果を受け、婚姻の平等支持者であるターンブル首相(自由党)は、「圧倒的な」結果を議会議員らが受け止め、法案起草にコミットするべきだと述べた。
 そして記者団に対し、
 「市民は公平性に『イエス』、コミットメントに『イエス』、愛に『イエス』の票を投じた。今度はオーストラリア連邦議会の私たちが行動を起こし、オーストラリアの市民に託された任務を遂行し、今年のクリスマス前までに完成させるべきだ−−それが私たちのコミットメントでなければならない」
と語った(タイム誌)。

 一方、同性婚反対のキャンペーンに携わってきたトニー・アボット前首相(自由党)は15日、シドニーのラジオ番組で「私は民意に反して投票をしません」と語り、法案審議において議事妨害を行わないと誓った(シドニー・モーニング・ヘラルド紙)。

◆反対派は宗教と文化が要因?

 150の選挙区のうち133区が賛成多数、17区が反対多数となった。
 驚くことに、反対多数の17区のうち12区が西シドニーに位置する。
 なぜ都市部に近いこの地域に反対票が集中しているのだろうか。

 オーストラリア放送協会(ABC)選挙アナリストのアントニー・グリーン氏によると、その理由は論点の種類にある。
 オーストラリアでは通常、政治に関する問題では階級対立が顕著に現れるが、同性婚などの「道義」論点ではこの対立が消え、文化や宗教によって票が分かれるという。
 つまり、文化的な要因が反対票に大きく関わっているのだ。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙によると、反対票の多かった西シドニーのブラックスランド地区やワトソン地区ではレバノンや中国のバックグラウンドを持つ有権者が多数を占めていて、72%の市民が海外で生まれた両親を持つ。
 彼らは裕福で無宗教の白人が住むシドニー近郊を囲む郊外に住み、歴史的に労働階級に属す。
 今回、彼らが宗教的もしくは文化的な理由で反対票を投じたため、このような結果になったとみられる。

 彼らを代表する議会議員のほとんどは労働党党員だが、ほとんどが婚姻の平等を支持する。
 代議士の政見と有権者の政見にズレが生じたが、議員らは投票行動を変えることはなく支持派であり続けると話している。
 ワトソン地区のトニー・バーク議員(労働党)は、「前回の選挙から『イエス』と決めていた。このことは変わらない」と話している。
 ワトソン地区は賛成票がたったの30.4%で、全国最低の賛成票数だ。

◆法案の審議はこれから

 6割越えで圧勝した支持派だが、これで婚姻の平等が保証されたわけではない。
 今回の郵便投票には拘束力がなく、あくまでも世論調査のようなものだ。
 よって、この結果を踏まえてオーストラリア政府は改正法案を議会に提出し、通過させなければならない。
 与党の保守連合(自由党や国民党など4党)の中には宗教的理由から反対派に傾いている議員もいるため、婚姻の平等と信条の自由のバランスを取った法案で彼らを引き入れることが最大の課題となる。

 開票結果が発表された直後に、ディーン・スミス議員(自由党)が法案を連邦議会に提出した。この法案では、キリスト教の司教や牧師などの教役者が同性婚結婚式の参加を拒否する自由を残し、信条の自由とバランスをとっている。
 この法案は、ターンブル首相をはじめとした穏健保守派と野党の労働党と緑の党から支持されている(ABC)。

 スミス議員より保守寄りのジェームズ・パターソン議員(自由党)も法案を起草していたが、正式に法案を連邦議会に提出するまでには至らなかった。

Text by Masaru Urano



サーチナニュース 2017-11-24 05:12
http://news.searchina.net/id/1648504?page=1

欧米諸国だらけの「国家ブランド指数ランキング」に日本が入り込んだ件をどう見るか=中国

 リサーチ会社のGfKが16日に発表した2017年の「国家ブランド指数」によると、日本はアジアの国として唯一トップ10に入った。
 同指数ではドイツが首位となり、2位は初となるフランス、3位は英国という結果になった。

 中国メディアの大慶網は20日、この国家ブランド指数のランキングを紹介し、「日本以外はすべて西洋諸国だった」ことに着目する記事を掲載した。

 GfKはドイツに本社を置く市場調査会社だ。
 国家ブランド指数の調査では、輸出、統治、文化、人々、観光、移住・投資の6分野について50カ国のブランド力を調査した。
 日本は前年の7位から4位に浮上し、調査対象となった韓国、中国、台湾、シンガポールといったアジアの国と地域のなかで唯一10位以内に入った。日本以外の9カ国はすべて西洋諸国だ。

 また、今年の調査で目立ったのは米国の1位から6位への転落だ。
 記事は、主な原因はアメリカファーストを掲げるトランプ氏が大統領に就任したことだと言われていると紹介。
 海外からのイメージダウンが大きかったとみられるが、逆に米国国内でのイメージは上がったという。
 米国がイメージをダウンさせたのは、2004年にブッシュ氏の大統領続投後にもあったがその後持ち直したことからすると、18年は順位を上げると予想されるという。

 今回の調査では、カナダが日本と同位で4位、6位以降には、米国、イタリア、スイス、オーストラリア、スウェーデンが続いた。記事が指摘しているとおり、日本以外はすべて西洋諸国であり、記事の内容からは日本に対する羨望の気持ちがにじみ出ている。

 日本が去年よりもイメージをアップさせたのはうれしいことだ。
 1位となった輸出の分野をはじめ、観光、人々、移住・投資の分野が順位を上げたことも追い風になったようだ。
 今後はさらなるイメージアップに期待したい。

1位 ドイツ
2位 フランス
3位 イギリス
4位 日本
4位 カナダ

6位 アメリカ
7位 イタリア
8位 スイス
9位 オーストラリア
10位 スエーデン
 』


  国家ブランドでオーストラリアは9位だという。
 信じられん!?
  オーストラリアの悪口ばかり言っているが、息子はここの市民権所有者(国籍取得者)なのだが。
 務めている会社の社長はカナダ人で、市民権を取得すると言ったとき、社長曰く
 「なんで、日本のような素晴らしい国籍を放棄して、つまらない国の国籍を得るのか!」
とのこと。



ニューズウィーク 2017年11月20日(月)17時36分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-8948.php

オーストラリアに反移民旋風は吹き荒れるか 
極右ワンネーション党首の賭け


●11月16日、反移民を唱えるオーストラリアの右翼政党「ワンネーション」のポーリーン・ハンソン党首(写真)は、過去20年で最高の結果をもたらすため、頼みとする北東部クイーンズランド州で遊説を重ねている。同州で10日撮影(2017年 ロイター/Jonathan Barrett)

 オーストラリアの右翼政党「ワンネーション」のポーリーン・ハンソン党首が乗った選挙バスが、あまりに大きな異音をたてたため、地方の人けのない幹線道路にあるガソリンスタンドで停止を余儀なくされたのは、9日早朝のことだった。

 反移民を唱えるハンソン氏は、ワンネーション党に過去20年で最高の結果をもたらすため、頼みとする北東部クイーンズランド州農村部の有権者のもとへ向かう途中だった。
 足止めをくらった同氏のところに支持者たちが集まってきた。

 オパールの産地として有名な人口わずか数百人の町マールボローに寄り道せざるを得なくなったハンソン氏に、記念写真を求めるトラック運転手や旅行者が近づいてきた。

 「何か食べる物を買うために立ち寄ったが、見たら選挙バスがあるじゃないか。
 ポーリーンに挨拶しなきゃと思ってね」
とトラック運転手のシェーン・ウィリアムズさんは話す。

 「移民は誰にとっても大きな問題だと思う。
 ポーリーンが議会で影響力を発揮してくれたらいいね。
 ろくでなしたちの目を覚まさせるんだ」

 ハンソン氏自身は11月25日に実施されるクイーンズランド州議会選挙の候補者ではない。
 同氏は昨年、国民の大きな支持を受けて約20年ぶりに国政に復帰した。

 だがハンソン氏の顔は、鉱産資源が豊富でサトウキビ栽培で発展してきたクイーンズランド州の中心部で見られるワンネーション党の看板やチラシのほぼ全てを飾っている。
 州議会選は、同氏の復活が軌道に乗るか、再び片隅に追いやられるのかを占う試金石となっている。

 オーストラリアで最も著名な右翼的愛国主義者であるハンソン氏にとって、
 これは世界的なポピュリズムの波に乗ることを意味しない。
 世界がようやく彼女に追いついてきただけのことである。

 「私は20年前から、こうしたことの多くを支持してきた」と、ハンソン氏は太陽がさんさんと降り注ぐ同州の港湾都市タウンズビルでロイターに語った。
 同市はグレートバリアリーフ海洋公園の玄関口である。

 とはいえ、1年前の米大統領選挙におけるドナルド・トランプ氏の勝利については「世界中が共鳴している」とし、
 「これはまさに始まりを意味する。
 人々は目を覚ましつつある。
 有権者はこれまで他に投票したいと思う人がいなかった」
と語った。

🔷炭鉱とサトウキビ

 ターボホースの修理が終わると、ハンソン氏のバスは再び走り出した。
 予定より3時間遅れだ。
 いくつかの町に立ち寄った後、夜に予定されている対話集会に出席するため400キロ以上離れたイベント会場に到着した。

 ハンソン氏の対話集会の内容は、演説と、主に遊説中に地元の人から聞いた話について即興的に見解を述べることである。
 例えば、外国人が農地を買い占めたとか、移民が税金を払っていないという訴えや、危機的なエネルギー価格や先住民への政府補助金に関する不満、イスラム系労働者の入国禁止への支持、などである。

 ハンソン氏の発言には遠慮がなく、都市部では過激とみなされて直ちに非難の声が上がる。
 だが、農村地帯で、干ばつやサイクロンによる洪水被害を受けることがあるクイーンズランド州では、同氏は主流派である。

 「彼女はまさに、私たちの国を救おうとしてくれているただ一人の人物だ」
と、人口3500人のサトウキビ栽培の町プロスパーパインで、20歳のジャック・ローチさんは話した。

 各世論調査によると、ハンソン氏率いるワンネーションは、オーストラリアで3番目に人口の多い州であるクイーンズランド州議会選で、20%前後の票を獲得する可能性がある。
 そうなれば、1990年代以降の選挙において最大の成功を収めることになる。
 だからといって、93議席のうち、数議席以上を獲得できるかどうかは分からない。

 遊説では、地方や産炭地、サトウキビ栽培地域以外でも、支持は非常に強いように見える。
 ハンソン氏の政策に激しく反対するのは、観光に依存する沿岸部が多い

 ハンソン氏の支持者にとって、同氏は率直に物を言う、保守連合や労働党といったオーストラリアの既存の政治体制を揺るがすことのできる政治家として映る。
 「彼女は私たちのように話す」と語るのは、炭鉱町ボーウェンで大工として働く24歳のブロディ・トファンさん。
 ハンソン氏と自撮りするため近づいてきた。
 「私たちのことを人種差別主義者と人は言うけれど、私たちはただ本当のことを言っているだけ」

🔷フィッシュ・アンド・チップス

 現代オーストラリアで極右運動が生まれたのは1996年、かつて炭鉱の中心地だったクイーンズランド州イプスウィッチにおいてだった。
 ここでハンソン氏は、フィッシュ・アンド・チップスの店を営みながら、同市の市議会議員に当選した。

 同氏は下院での初演説で「アジア人に飲み込まれる」と警告し、ワンネーションを共同で設立した。
 当初はいくつかの選挙で成功したが、その後内紛により自滅した。
 同党内部の権力争いと、2003年にハンソン氏が選挙活動に関する詐欺容疑で11週間収監されたことにより、同氏の勢いは止まり、その後、有権者との固い絆を取り戻すのに何年も苦労することになる。

 イプスウィッチから出馬している労働党のジェニファー・ハワード議員は、同地域について、ハンソン氏が台頭した1990年代は主に白人で占められていたが、現在の人口は多様化しており、ワンネーションの勝利は容易ではないと指摘する。
 ハワード議員は1980年代後半、子どもたちをハンソン氏の店によく連れて行ったとし、「娘は私に『なせあの女性はいつもあんなに怒っているの』とよく聞いてきた」と当時を振り返った。

 ハンソン氏の政敵に対する激しい怒りは、自身の国家主義的政策のより良い賛同者が現れるまで収まりそうもないように見える。
 それはまだ起こりそうもない。
 過去には党指導部の変革に失敗している。
 新たな極右政党も台頭しているが、そうした政党が集める支持はハンソン氏に遠く及ばない。

 そのうえ、あからさまな反移民政党は人口動態の波に逆らっている。
 国勢調査のデータによると、オーストラリア国民の3人に1人は現在、海外生まれである。20年前は5人に1人だった。

 それは、かつてハンソン氏が営んでいたフィッシュ・アンド・チップスの店でも明らかで、現在その店はベトナム系移民の女性が経営している。
 彼女は同氏について「興味深い」と語ったが、誰に投票するかは明らかにしなかった。
 店のメニューはアメリカンドッグのように当時とほぼ同じだが、ベトナムの春巻きなど輸入されたメニューも一部含まれている。

(翻訳:伊藤典子 編集:山口香子)
 11月16日、反移民を唱えるオーストラリアの右翼政党「ワンネーション」のポーリーン・ハンソン党首(写真)は、過去20年で最高の結果をもたらすため、頼みとする北東部クイーンズランド州で遊説を重ねている。同州で10日撮影(2017年 ロイター/Jonathan Barrett)

Jonathan Barrett
[タウンズビル(豪州) 16日 ロイター]



NICHIGO PRESS  1月号






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2017年11月17日金曜日

ひょんなことから「はだし散歩」:素足でコンクリート遊歩道を1時間歩いてみる

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● ラブラドール・サッカー場脇の遊歩道


● ラブラドール・ホッケー場脇の遊歩道


● ホッケー場からガーバメント通りに向かう


● ガーバメント通りへ(車の通っている道)


● セントラル通りへ(車の通っている道)

 数日前のことである。
 散歩にでかけたら、途中でサンダルが壊れてしまった。
 どうするかと考えたが、どうでもいいやと思い、ハダシで歩くことにした。
 ちょうど、その場所は遊歩道になっており、そのなかでももっともコンクリートの表面が平滑な区間である。
 なんとかなるだろうと歩き始める。

 はだしで歩くというのはここではちょくちょくある。
 もっぱらビーチであるが。
 波打ち際をキュッツキュッツと音をたてて歩くのは実に心地がよい。
 海風も優しいし、砂の感触も穏やかである。
 時々、波が足の裏をくすぐることもある。
 よく芝生を歩くというが、これはとても怖くてできない。
 トゲのある草も生えていて危険がいっぱいだからである。

 オーストラリアには「ハダシ文化」がある。
 昔、日本からのお客に「はだしの人が多いでしょう、靴も買えないほど貧しいのです」と冗談を言ったら、「アっつ、本当にいる」とまともにとられて大慌てで修正したことがある。
 今は昔ほどいなくなった。
 でもまれにみることはある。
 ショッピングセンターなどでたまに見かけると、なんとなく和んでくる。
 これから夏場にかけてはそのハダシが多くなる。
 プール上がりにそのまま買い物に来ている人を見かけるからである。

 さて、コンクリートの上をはだしで歩くとはどうだろうか。
 もちろんわずかな距離ならどうということもないだろう。
 これが1時間となると、どうなる?
 まあこの時は10分少々だったので問題なかったが。
 コンクリートにもいろいろあって、表面が荒れている場合はきつい。
 打設のときのコンクリートの粘度のちがいだろうか。
 それとも打設後、すぐに雨に降られて表面が凸凹になったということもあろう。
 一番いやなのは木々の枝などが散乱している時である。
 大きいのは避けて歩くが、小さいのはどうしても見過ごしてしまう。
 これがグサリと足の裏にささる。
 といってもトゲのようにささるわけではなく、小石のように皮膚にめり込むのである。
 こういう場所にくると、注意を怠らないようにするのだが、それでも踏んでしまう。
 すぐに足の裏をはらって事なきようにするのだが。
 これ結構痛いのである。
 ちなみに言うと、アスファルト舗装はダメである。
 表面の凹凸がすこぶる大きい。
 足の裏には針の山ほどではないが「イタイタの山」に感じる。
 東京オリンピックだったか、アベベがアスファルト舗装のマラソンコース42kmをハダシで走ったというのは実に恐るべきと言えるだろう。
 コンクリートでも小石混じりの舗装はダメである。
 足の裏が耐えきれない。
 
 この10分少々のちょっぴり危険な冒険がクセになってしまった。
 ちょっとした身体と外界との痛みを挟んだ戦いでもある。
 素足とコンクリートとの感触がなんともいえずに面白いのである。
 痛いは痛いなりに面白さがある。
 翌日30分歩いてみた。
 いけるのである!
 足の裏の皮が破れ血が噴き出すのではないかと思ったが、そんなことはまったくなかった。
 足の裏の皮膚は意外に強い。
 「ハダシ健康法」というのを耳にする。
 でも私はそれには興味がない。
 というのは週1回16kmを走ることで十分な健康を消化していると思っているからである。
 これ以上のことは全くいらない。
 なのではだしで歩くというのは、ただ単に面白いからにすぎない。

 よーし、ならばというので大台に挑戦した。
 「1時間=4キロ」である。
 コンクリート舗装の上を1時間素足で歩くことである。
 なんと、楽に歩けてしまったのである。
 本当に人間の足はよくできている。
 文明人になっても鍛えればハダシになって生きていかれるのかもしれない。
 初めの頃に痛みを強く感じていたコンクリート表面の荒れもここまでくると半減とまではいかないがそこそこ和らいでくる。
 小枝などはダメである。
 
 さてそんな経過のあった今日であるが、いくら足底の皮膚が強いといっても、これまで軟弱に過ごしてきたのであるから、なにもなく済むわけがない。



  右足の親指と小指の付け根の皮膚は強いようであるが、その中間の皮膚は薄くやはり擦り切れてきた。
 また、薬指の先端も薄くなってきた。
 歩いていて皮が切れて血が出てきたではあまりにみっともない。
 そこで今日は自重して「1km=15分」でとめておいた。
 このくらいなら問題ない。
 左足には何のダメージも出ていないのはなぜだろう。
 ランニングだと右より左に出てくることが多いが、歩きは力の入れ方がちがうのだろうか。



  結果は写真の通り。
 親指と小指の皮膚は相応に強いが、その中間の皮膚は赤くなっており、柔らかいということである。
 しばらくしたら、ここの皮膚や筋肉も丈夫になり、すぐに1時間のはだし歩行が可能になるだろうと思う。 

 コンクリート道をはだしで歩けるのは年中ではない。
 夏の日向は表面が太陽にあぶられてとても熱くて裸足というわけにはいかない。
 朝夕ならできるかもしれない。
 だが冬のコンクリートは冷たすぎる。
 これは無理である。
 ということは1年のうちの半分くらいであろうか。
 
 余談だが「定準5km散歩」というコースがある。
 日課にしているコースで、ここをブラブラ・チンタラチンタラ歩くのである。
 健康ウオーキングでは速歩くらいがいいようであるが、そういう目的はまったくないのでのんびりノンビリ・テレンコテレンコと歩くのである。
 だから5kmでは1時間20分ほどかかる。
 この散歩の東の折り返し地点はラブラドール小学校前のノルムリックス公園のサーキット遊歩道ある。
 通ってみると昨日作業していたクリスマスツリーの設営完了していた。
 もうそのスシーズンがくるのである。




 さて夕方、これならいけそうだと判断して30分ハダシ散歩を実行した。
 問題はなかった。
 歩いた後の足の裏はこんな感じである。


 
 1時間ハダシというのはちょっとやりすぎで、30分くらいがちょうどいいのかもしれない。
 1時間ほどのコースで、そのうちの半分の30分くらいを素足で、ということになる。

  夜撮った右足の裏。



【翌々日】
 翌日は曇天時々にわか雨であった。
 散歩は日課にしているので出かけていった。
 遊歩道に入ってすぐに、強雨に襲われた。
 傘を持ってでたが傘では防ぎきれないほどの雨の量である。
 丁度手ごろな木があったのでその下で雨宿りをする。
 10分ほどで小降りになったのでまた歩き始めた。
 そして、あっと言う間に晴れてきた。
 とはいうもののハダシで歩くという状況ではない。
 雨風で叩かれた落ち葉や小枝、木の皮、木の実などが遊歩道に散らばっている。

 次の日に出かけた。
 1時間コースでうち30分強がハダシである。
 まだ木々の小片が散乱しているのでどうかなと心配していた。
 確かに非常に歩きにくくなっている個所もある。
 また逆に風雨に洗われているところもある。
 いろいろのようだ。
 ところで「ハダシで走る」という記事を検索して下記に載せておいたが、今日歩いていたときその実際を見かけた。
 若者であった。
 カカトから着地するヒップ走法ではなく、指の付け根から着地するフラット走法?であった。
 いくら指の付け根で走るとはいえ、つぶつぶ状のものを踏めば痛いものは痛いであろう。
 よくまあこんなコンクリートの上を走れるものだと感心するというか呆れるというか、衝撃であった。
 こんなことはとても私にはできない。
 考えるだけで震えがくる。
 これまでこうい人は見かけたことはなかった。
 日曜日なので特別なのかもしれない。
 
 さて前置きが長くなったが、ついに皮膚が擦り切れた。
 血が滲みはじめた。
 足の裏ではなく、薬指である。
 ということはどうも私の場合、ここに力が入るということであろう。



 さて明日はどうする。
 バンドエイドでも貼ってみるか、それともテーピングでもするか。
 それともやめて様子をみるか。
 親指下と小指下の間の状態は非常によくなってきており、もう問題ないだろうと思う。


 そしてその明日がやってきた。
 まずは左足薬指にバンドエイドを貼り、それをテープで二巻きにする。
 つまり計三重にした。
 これだけやっておけば、擦り切れても大丈夫であろうと思う。
 何かあったときのためにバンドエイドの予備も持っていく。



● バンドエイドの上にテープを二重にまく。

 素足でのスタート地点はオルセン・アベニューのマクミラン・ストリートのバス停である。
 ここまでは歩道を歩いて1キロほどである。


● ハダシ散歩の始点となるオルセン・アベニューのマクミラン・ストリートのバス停

 ここからちょっと歩くと左手に遊歩道入口がある。
 この遊歩道の正式名称は「ビゲラ・クリーク緑道(BIGGERA CK GREENWAY)」である。
 この緑道は3,4年ほど前に出来た。
 車社会の進歩により、デブとビヤダル製造機と化した社会に危惧を抱いたシテイ・カウンシルが歩道と自転車道の整備に乗り出したことによって造られたものである。
 ビゲラ・クリークに沿って、ここからゴールドコースト・ハイウエイの裏手にあるラブラドール・フットボールクラブの横まで続いている。
 30分での素足区間はその中間になるセントラル・ストリートまでである。


● ビゲラクリーク緑道入口

 画像のこんもり茂った木だが、それが一昨日雨宿りした木である。
 この木はモミのような葉をしていて、この下にいると雨が落ちてこない。
 枝葉が上に向かっており、葉の細さから茎へ、枝へと雨水が流れていってしまうようである。
 広葉樹だと葉にたまった雨粒がポタポタ落ちてくるので雨宿りには少し不適であるが、この木は絶好である。


● アスファルト道路を横断するときは、痛さを我慢しないといけない


● ガーバメント・ストリートを横切ってセントラル・ストリートへ向かう
 セントラルで折り返して戻ってきて、ここでオルセン・アベニューから約30分である。


● セントラル・ストリートの折り返し


● ガーバメント・ストリートへ戻って終点

 細かいところをいうと、31分から32分の間くらいである。
 なを、遊歩道に行くための歩道は行き帰り合わせて29分から30分くらいになる。
 よって、合計では61分から62分くらいになる。

 30分歩いた後はこんな感じである。
 テープ1枚も擦り切れることはなかった。



  これならバンドエイドを貼るだけで十分もつであろうと思う。

 夕方、バンドエイドで挑戦した。
 まったく問題はなかった。
 だが、今度は足の裏が擦り切れた。
 ここは大丈夫だと思っていたのだが。



 テーピングテープを貼ってみたが、明日はこれでまた挑戦すべきか、それとも皮膚を休ませるべきか?




 このブログはなかなか終わらない。
 少々、飽きてきているのであるが。
 その明日である今日だがテーピングが途中で剥がれては身もふたもないと思いサンダルではなくスニーカーで行くことにする。




● バス停のベンチで素足になる。


● 歩いてみる

 まったく問題なかった。
 擦り切れもしなかった。


● 歩き終えたがテープに穴は開いていない

 
● 足を洗った後
 
 ということはハダシが怖いとおもうような場合は、テープを指下の肉球とカカトに貼ってみるのも一つの方法でもある。
 どのくらいの効果があるものであろうか?

 夕方、時間を作って試してみた。




 バス停でテーピングする。
  ぐるりと部所を囲むように貼る。
 いよいよスタートである。
 歩き心地はどうか。



 イヤー、すばらしい!!
 コンクリートの荒れた表面などなんのそのである。
 グングン歩ける。
 米粒のような木の実がささっても皮膚に届く前に自然に落ちてしまう。
 特にカカトで発生する痛みが格段に少なくなる。
 これはいい。
 素足ウオーキングにはお勧めである。
 と言ってもやる人はいないであろうが。
 日本ではまずそんな場所がない。
 30分の予定だったが、ついつい興にのり40分以上(3キロほど)歩いてしまった。
  

● 歩き終わったあとのテープの状態
 黒い部分は擦り切れが進行している場所である

  なを、テープは下記のものである。

 
● 「ニチバン」 battlewinテーピングテープEL50F





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